自分の就活を振り返ってみる

卒業

TeroVesalainen / Pixabay

3月1日から就活が始まったそうです。

最近はコロコロとスタート時期が変わり、

学生さんもさぞ迷惑なことでしょう(笑)

自分の就活を振り返ってみました。

 

大学に入ったのは遅かった

高校卒業後、フラフラしていたわたしは

大学に入るのが高校時代の同級生よりも遅かったです。

大学に入った時、高校時代の同級生は既に4年生でした。

 

この3年間の同級生からの遅れは、

就活の時のわたしに思わぬ影響を及ぼします。

このときのわたしは、もちろん知る由もありませんが。

 

髭もボウボウで、当時は煙草も吸い

既に酒も飲んでいました(笑)

なんてったって21歳でしたから。

 

大学に入ろうと思った経緯、

税理士を目指そうと思った経緯はおいおい語るとして。

 

大学は夜間主コース、昔でいうところの夜学。

昼間は派遣社員やアルバイトとして働き、

夜の18時から講義に参加する日々。

このサイクルで基本的には4年間過ごすわけですから、

ここに就活が割り込むスキマはハッキリ言ってありませんでした。

そんなこと考えずに大学に入っちゃったワケです。

タイミング最悪

わたしが就活を始めたのは3年生の秋からでした。

 

この時は平成でいうと平成20年、西暦2008年。

この10月から就活の前段階が始まりますが、

勘の良い人ならばわかりますね。

 

そうリーマンショックが2008年の9月に起きました。

これをうけて就活はその前年までとは全く様変わりしました。

前年まではいわゆる、売り手市場。学生優位でした。

わたしはこの表現も好きではありませんが。

 

世間でいうところの第二就職氷河期に突入する

まさにその時に就活が始まりました。

 

当時のわたしは、税理士試験の受験勉強も始めていましたので

とにかくエントリーシートを書く時間を、

睡眠時間を削って書いていました。

 

当時からすでに就活サイトでの就活がメインになっていましたので

時間が空けばパソコンとにらめっこ。

 

タイミングは最悪でしたが、

意外と危機感は少なかったように思います(笑)

 

なぜかというと、すでに私は昼間に働いていましたので、

新卒で就職できなければアルバイトを続けながら税理士を目指すことも

視野に入れていました。

 

それぐらい当時は受験勉強にドハマりしていました(笑)

いまでは考えられませんが。

選択肢は少なかった

正社員で就職しなければ。

新卒で就職しなければ。

 

この「しなければ」は当時も今も大きくは変わらないかと。

フリーランスという選択肢は全く視野にはありませんでした。

 

就職説明会でも聞いたことなかったもん(笑)

 

わたしはというと、

奨学金を返さなければならないこともあり、給与のある程度確保された

新卒での就職を目指していました。

 

商学部だったこと、会計専門だったこともあり

それこそイロイロとエントリーしました。

中には最終選考まで残ったものもありましたが、

結局は4年生の年末を迎えました。

 

もうあかんやろ、と思いましたがそれでもあきらめきれず

大学の就職課(いまはキャリアセンターと呼ぶそうですが)の掲示板に貼りだされた

就職情報から前職の病院事務に何とかかんとか滑り込みました。

その時は4年生の1月末(笑)

ホンっとにギリギリ(笑)

 

会計事務所に就職しなかったのかと問われそうですが

会計事務所もいくつか受けたんですよ!

 

そのうちのひとつはインターンシップ的なものまで参加しましたが、

超ブラックな会計事務所で、所長先生が番頭さんを怒鳴り散らし、

会計ソフトを触ったこともないわたしに、もっと早く入力しろとか

明日までに勘定科目コードをすべて覚えて来いとか無茶苦茶言われたので

一日で辞めてやりました(笑)

 

それ以来、会計事務所への就職は法人税法が受かってから、

こちらが会計事務所を選べる立場になってからにしようと心に誓いましたとさ。

いちおう無事に達成するわけですが、

法人税法持ってると転職はかなりラクでした。

ぶっちゃけ、転職活動は2か月もなかったかと。

 

その間に内定を3つほどいただいておりましたので、

その時になって法人税法の重要さに気が付いた次第です、はい。

我ながらのん気なもんですね

 

まとめ

就活選考で落ちると、お前は社会に必要のない人間だ。

そう言われているような気が、わたしもしました。

そんなことないと言われそうですが、感じ方はひとそれぞれ。

しんどくなったら立ち止まって良いんだよと。

 

就活で心を病むことほど悲しいことはありません。

頑張ってほしいけど無理しないで欲しい。

心からそう強く願います。

立ち止まって他の選択肢を探してみましょう。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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