売上のポートフォリオを考える

円グラフ

Pixapopz / Pixabay

独立したら自分でメシを食っていかなければなりません。

売上を獲得しなければ、おまんまの食い上げです。

「売り上げ構成をどうしたいか」はとても重要な考えておくべき課題です。

 

ポートフォリオで考える

何かの構成を考えるとき、その「割合」で考えるのはよく使われる手法です。

特に、金融用語としてこの投資の割合を考えたりするときによく聞くのが

「ポートフォリオ」です。

 

金融業界では主に、金融資産の投資配分を考えたりするときに使います。

例えば、金融資産が100万円あるとして、

国内投資と海外投資に50:50の割合で投資して

海外投資のうち、リスクをとるものとして50:50の割合にする

ことを目標にしたりする際に

100万円の構成内容、金融商品の組み合わせを表す際に「ポートフォリオ」が用いられます。

 

ここで自分自身が独立した際の売り上げを考えるのに

どの部分からの売り上げを目標にするのか、

それと合わせて、どの部分の売り上げを得るのにエネルギーを注ぐのか、

も考えていく必要があります。

 

またポートフォリオには別の意味があることを今回ブログを書くにあたり

初めて知ることが出来ました。

それはwikipediaによりますと

自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集のこと(作品を平カバンに詰めておくことから)。特に、美術系の文脈で使われることが多い。画家のポートフォリオ、写真家のポートフォリオ、ウェブデザイナーのポートフォリオ、会社のポートフォリオ、等々。

 

自分の能力を周囲に伝えるための自己作品集とは、

自分がお客様に何を提供できるのか、貢献できるのか、

を明らかにして伝える、つまり大きな意味でのセールスポイントを明らかにするという

営業活動そのものです。

 

この2つの意味でのポートフォリオを考えていくことも

独立後には必ず必要です。

いまからそのトレーニングするために、アウトプットして整理します。

 

独立当初とその数年後

今の事務所では、のれん分けはないと税理士登録時に伝えられています。

 

こちらとしても、お客様は今の事務所とイロイロな関係から契約しているので

お客様側から今の事務所に、「takasagoちゃんに乗り換えたい」と

仰っていただけたらそれで良いのですが、

ぼくのほうから無理に営業をかけたりするするつもりは全くありません。

 

今後とも○○事務所をお引き立てください、というスタンスで

巣から飛び立ちたいと考えています。

 

さて、飛び立ったぼくには全くコネはありません。

営業力もありませんし、イチからのスタートです。

 

そこから見込み客に認知してもらう活動から始めなければなりません。

そうしなければ風を受けて、遠くに飛び続けることができません。

 

独立当初から数年は税理士としての立場を最大限に利用するとして

獲得しやすい仕事はあると思います。

 

それを加味したうえで考えると、以下のようになりました。

 

税務顧問は、法人や個人事業主の会計業務、申告書作成業務を意味します。

スポット業務は、所得税の確定申告作業と相続業務を意味します。

Web(ブログ含む)はWeb関係の収入を意味します。

 

それぞれについて、自分自身のウリをアピールしつつ

その後に向けた種まきもしていく必要があります。

特に自分自身が力を入れたいと考えているのが

相続業務とWebデザインなどのWebの仕事です。

 

相続業務は今、自分の業務時間を大きく割いており

今後も力を入れていきたいと考えています。

 

特に、相続業務は基礎控除が下がった関係もあり

課税対象者が増えており、今後も一定のニーズがあると思います。

この勤務時代に様々な事案にあたり、経験もある程度積んでいますし

うまく相続をフィニッシュできるとお客様に本当に喜んでいただけます。

 

Webの仕事は、このブログを始めてからやってみたいなと

考え始めた業務分野です。

ブログを始めた当初は気軽に続けられるといいなぁと

軽い気持ちで始めたのですが、

今となっては業務以外で毎日パソコンを開き、

毎日ブログを継続更新できるようになっています。

 

そんななかで、自分の作業がサイトという形でオモテに出せて

デザインを考えたり、コーディングを学んだりすることに

意外と楽しみを感じることが出来ています。

 

好きなことの一つとしてWeb構築、デザインを掲げられるように

自分自身を毎日ブラッシュアップしていきたいなぁと

年が明けて以降感じるようになってきました。

 

特にWebの仕事は

資源(元手)が少ない

業界的に人出不足

参入障壁が比較的低い

フリーランスとの相性が良い

業務が自己完結できる部分が多い

調べたら結構なんでも解決できる

などが自分に向いているかなと、勝手に(笑)考えてます。

 

自分に合っているかどうかは自分にしかわからないことです。

何となく感じたことでも、大事にしていきたいと。

 

まとめ

独立当初から数年後の売上ポートフォリオを考えてみましたが、

うまくいかないことももちろんあるでしょう。

 

営業の仕方、種まきの仕方も

合わせて考えていく必要があると

ブログを書きながら思った次第です。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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