巣立ちの時の翼として、クラウド会計を使いたい理由を考えてみた。

巣立ち

※今朝の運動中に見つけた、ギュウギュウ詰めのツバメの巣

おはようございます、会計事務所の5月、繁忙期とは全く縁がない

所属税理士ブロガーのtakasago(@co_develop)です。

ツバメを見て思い出したのが、freeeです。

会計人あるあるかもしれませんが(笑)

独立したらクラウド会計を活用したい理由と、

巣立ち=独立のタイミングについて考えてみました。

 

目次

入力作業が好きではない

実はぼく、入力作業があまり好きじゃないんですよね(笑)

会計事務所勤務としては致命的かもしれませんが。

 

会計事務所の事務作業といえば、仕訳入力。

この入力作業は会計ソフトでまちまちですが、

おもに勘定科目コードを入力し、金額を入力し、摘要を入力します。

 

手順を例でイメージすると

日付入力:0523(5月23日)

借方の勘定科目コード入力:4441(例えば旅費交通費)

貸方の勘定科目コード入力:1101(例えば現金)

金額:1480

摘要:往復電車代 顧問先〇〇

ここまで入力すると

5月23日(旅費交通費)1480(現金)1480 往復電車代 顧問先〇〇

が仕訳入力できます。

 

さらには消費税コードを入力する必要があったりもしますし。

 

こんな作業を、ひたすら一日中すると思うと結構大変そうです。

 

可能な限り手順を省略したいタイプなんで

エクセルデータ取り込んだり、通帳やクレジットカードの入出金データを取り込んだりを

積極的にやっていきたいと個人的には強く考えています。

 

ぼく自身は、この入力作業に価値があるのではなくて

例えば試算表で判断できること、アドバイスできることのほうが価値があり、

成果物=試算表をきちんと月初に作成できて

それに基づいた経営判断ができる状態を生み出せるのであれば

プロセスは省略出来たほうがスピード感がでます。

 

リアクションが早い、というのは意外かもしれませんが

会計事務所、税理士として結構重要です。

でも電話は使いたくないというジレンマ。。。

 

[alert title=”注意”]

会計事務所の担当者ってリアクション遅いひとが結構多いです。

しかも返事がもらえればまだいいほうで、連絡がとれない担当も。

[/alert]

 

何はともあれ試算表=重要な経営判断の根拠にするためには

遅いよりも早いほうが断然良い、という理由で

仕訳入力については手間をなるべく省きたいです。

 

これがぼくがクラウド会計を使いたい理由のひとつです。

 

いま会計をほとんど見る機会がない

実はぼく、いま会計をほとんど見てません。

事務所の方針というか、担当する部署で相続業務がメインですので

会計を入力する画面をほとんど見てません。

 

どのくらい見ていないかというと

以前は覚えていた勘定科目コードをほとんど

忘れてしまいました。

 

おそらく今の事務所で会計入力させたら、

下から数えたほうがスピードが遅いぐらいです。

 

ただ、これ自体にはあまり危機感はありません。

重要なのは仕訳入力のスピードではなく

会計仕訳を見て違和感を感じられるかどうか、です。

 

会計事務所の入力担当が入力した仕訳帳や

総勘定元帳、試算表を見る機会はいまでも少ないですがあります。

 

その際にチェック=監査をするのですが

違和感を感じることができないと非常にマズいです。

 

ある仕訳を見て

[say img=”https://i2.wp.com/co-develop-ing.com/wp-content/uploads/2018/05/f_f_event_73_s512_f_event_73_1bg-1.png?w=512&ssl=1″ name=”takasago”]ん?なんかおかしい?[/say]

はとっても大事。

 

入力慣れている入力担当者であっても

間違えることはあります。

それはぼくも同じです。

 

要はチェックするときに気づけるかどうかは

違和感が元になります。

 

そんなぼくでも、独立したら会計をチェックして

試算表をチェックしてという業務をしなければなりません。

ひとりですから誰かがやってくれるわけでは、もちろんなく。

 

会計の感覚をしっかりと取り戻しておくのは

独立するまでのぼくのひそかなミッションですし、

会計ソフトの使い方もある程度習得しておきたいところです。

 

クラウド会計、とくにfreeeとマネーフォワードは

税理士に対してサポートが比較的充実しています。

 

それらを活用しつつ、会計ソフトに慣れたい。

これもぼくがクラウド会計を使いたい理由のひとつです。

税務ソフトは何を使うか?

基本的には会計ソフトだけでは法人税の申告書を作ることができません。

税務ソフトが必要です。

 

freeeであればクラウド申告freeeがあり

マネーフォワードであれば達人シリーズと連携できるます。

 

これはブログを書く前に調べて初めて知りました(笑)

マネーフォワードって達人シリーズと連携できるんですね。

 

この会計ソフトと税務ソフトの連携ができることと、

電子申告ができることは非常に重要です。

 

大企業であれば電子申告が義務化されますし

中小企業でも電子申告が主流になりつつあります。

 

ぼく自身も紙ベースでの申告は避けたいところです。

ひとりで税理士をやろうと思うと、紙ベースだと管理の問題や

作成・印刷について誰かが代わりにやってくれることもなく。

 

独立した際にはペーパーレス、ペーパーストックレスを

心掛けたいのでそもそもクラウド会計とペーパーレス、電子申告の相性の良さを

最大限に活かしていきたいと。

 

全力法人税という税務ソフトウェアもありますが

電子申告非対応なんですよね。

(そういう些末なことはよく知っている(笑))

 

必要な機能だけ税務ソフトウェアで申告して

あとはe-taxとかを活用できればと。

 

税務ソフトウェアは使い勝手がよいものがいいなを考えており

何にするかはまだ決めてません(笑)

 

可能な限りクラウド会計と相性が良いものがいいですが。

 

またクラウド会計って、クラウドサービスなので更新や改善に

スピード感がある印象です。

通常のインストール型もいい面はあるのでしょうが

アップデートという意味でいうと、クラウド会計に軍配が上がるかと。

 

これもぼくがクラウド会計を使いたい理由のひとつです。

まとめ

先日、こちらの本を読んで、自分が属する会計事務所のハナシだと思えませんでした。

それぐらい衝撃でした。自分はなにしてるんやろかと。

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会計ソフトと税務ソフト。税理士として独立する際に一番迷うところかもしれません。

あとパソコンがあれば、どこでも開業できるのが税理士業の良いところです。

ぼく自身が納得できるように、しっかり検討します。

使い勝手も可能であればレビューできればと。お楽しみに(笑)

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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