事務所Webサイトでも営業をする理由

ネットでも近場から

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

特別顔が広いわけでもなく、交友関係をたくさん構築しているわけでもなく、お客様ゼロのスタートでしたがここまでなんとかやってこれています。

それは営業活動をコツコツやっているからに他ならないのですが、お客様はほとんどが京都から滋賀のかたばかりです。

インターネットが普及して遠くの税理士でもOKだ、みたいなことはよく言われることではありますが、税理士を探すときのポイントとしては何かあったときに困るので近くがいい、という場合も多いです。

そんな状況でも事務所Webサイトでも営業をする理由を整理してみましょう。

 

目次

お客様が税理士を探すとき

お客様が何かを調べたり探したりするとき、スマートフォンを持っているとGoogleやYahooで調べることが多くなっています。

自分自身に置き換えてみても家の近くの皮膚科や診療所を探すときにはインターネットで検索して調べました。

 

そこからさらに踏み込むと、WebサイトがあればWebサイトを、Googleの口コミがあれば口コミをみます。口コミで離脱することもありますがWebサイトがあればどんなお医者さんなのかなと確認して見たくなります。

 

良さそうだなと思ってWebで予約することができればなおよしで、そこまで来て初めて受診の予約をしました。

 

これと似たようなことが税理士を探すときにも発生していると考えています。

まずは近場でインターネットで探してみる、Webサイトを見てみる、自分と合いそうか考えて問い合わせなり申し込みへ、というのは割とぼくの事務所のお客様だとスタンダードになりつつあります。

 

現状では月次顧問のお客様のおよそ半分がWebサイトからのお申込みで、そのうち車で30分圏内の方が9割という状態です。

ご自身が税理士に何を求めるか専門的な分野があるとか特殊な法人(NPO法人など)でそういう法人の税務会計を得意としている、などのニーズが明確にあれば近くにそういう税理士がいないことは十分考えられるので遠方になることも分かります。

 

ただ、オーソドックスな形でのかかわり方を求める方も多いのでそういう方は自分が事業をする近場からインターネットで探していく流れはよく見ます。

 

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出来れば近くがいい理由

出来れば税理士は近くがいいと考えるのは万が一税務調査があったときのことがアタマによぎるからです。

 

仮にぼくが北海道の会社の税務顧問をしていたとして、普段の社長さんとの面談や資料のやり取りはオンラインで出来たとしても税務調査になると事情が変わってきます。

 

このコロナ禍のなかでも適切な税務行政と申告のために税務署は動いているわけですが、やはり実地調査はなくなりづらいです。

資料を持ち帰ってもらって、署内でそれを精査してもらうことがありますが、すくなくとも2~3日は税務調査で元帳や原資資料の確認のために調査対象の会社に臨場します。

 

現場でつかめること、雰囲気や社長の様子なども印象としては残りますので、現場に臨場しての税務調査はコロナ禍で形を変えても継続されるとみています。

 

そんなときに税務調査対応で北海道に4泊、5泊することができるかと聞かれるといまのコロナ禍の状況では難しいでしょうし、普段からでもその税務調査のためだけに遠方の現地に赴くことが果たしてできるかというとかなり難しいかなと。

 

万が一の可能性ではありますが絶対ないものでは税務調査はないので、税理士としてはそこの部分についてはどうしても除外できません。

そう考えるとやはり第一選択としては近いほうがその会社さんにとってもいいじゃないかなとは思います。

 

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面談のニーズはなくならない

インターネットが身近になり、コロナ禍の影響もあって面談をオンラインに切り替える税理士さんも多いです。わたしも可能であればオンラインで面談をすることがかなり増えました。

 

でも顧問業務のニーズとして社長さんは税理士と対面で話をしたいというのが根強くあります。

社長業は孤独だとよく言われますが、相談相手として会社の懐事情をよく知る税理士に話を聞いてほしいという方も一定数いらっしゃる印象です。

 

それもインターネットを通しての画面上ではなく、対面でというご要望が多く、これまでもそうでしたがこれからもこのニーズというのは税理士との相性が良ければ継続したいと思っていただけるようです。

 

このような面談の機会を定期的に儲けようと思うとある程度近くの税理士がいいんだろうなとは思います。せめて車で1時間から1.5時間以内ぐらいでないとこちらとしても定期的に頻繁にお伺いすることに対してネガティブに感じてしまいます。

遠いなというのは物理的にもそうですが腹を割って話ができる心理的な距離も物理的に離れてしまうとある程度比例していくように感じています。

 

面談のニーズはなくならないですし形を変えて継続していくんだろうなと。

税理士を探すときにはご自分のニーズがどういうものか、どういう関わり方をしたいか、してくれるのか、税務以上に大事になってくる部分です。

 

まとめ

お近くから探してみてマッチしそうな税理士がいなければ範囲を広げてみる、その順番で地道に探してみましょう。

意外と近くにマッチした税理士がいるかもしれません。

 

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。



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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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