効果的な名刺の配り方はあるか、考えてみる

名刺を使って何をしたいか

名刺を使って何をしたいか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

ふと、去年一年間で名刺って何枚ぐらい発注したかなと、気になっていつも名刺を印刷しているwebサイト(パプリ)でチェックしてみたところ。

なんと600枚名刺を発注していました。いま手元にほとんどないことを思うと結構使ったなぁと。

じゃあもちろん仕事につながっているんだよね!と突っ込まれるとイタイところなのですが、その辺りも含めて効果的な名刺の配り方はあるのか、考えてみます。

 

目次

名刺を自分で印刷したはいいものの

去年は1月2日、独立して早々に名刺を自分で考えて発注してみました。

アスクル系のWebサイトであるパプリである程度の型を使いながら自分で手を動かして名刺を作ることができるので、それを使っていました。

 

実は独立前にも独立前名刺みたいな感じでそこで名刺を作って、お渡しできるようにしていましたが結局は独立前のものは100枚刷って50枚使用、みたいな感じで。

これについては効果があったのかどうなのかはよく分かりませんでした。

 

そもそも独立することを周囲の人にあまり言っていませんでしたし、言ってくれるなという雰囲気が事務所に漂っていたような気がして、担当していたお客様とお世話になっていた士業の方には2018年12月になってからお伝えしました。

 

そのご連絡の際には特に士業の先生方から連絡先を教えてくださいと仰っていただいた方にご挨拶状を出し、今でも関係が緩やかに続いている先生も多くいらっしゃいます。

 

独立直後に名刺をすぐ作ったのは、すぐに異業種交流会への参加が決まっていたということもあります。ただ、自分が名刺を使って何をしたいかというのはあまりはっきり決まっていませんでした。

というより、とりあえず作りました、と言ったほうが正しいでしょう。

 

表裏こんな感じです。(住所と電話番号はモザイク加工しています)

これで一年間やってきたのですが、見返してみるとあんまりイケてないですね(笑)

 

明朗会計ですとか、何を血迷ったか動物占いと体型まで書いてあります。こうしてみると作ったときは結構一生懸命作ったように思いますが、使う段になるとコレでええのか?というのが常によぎっていました。

 

さすがにこの名刺だと税務署とかはアウトかなと思って、税務署・銀行用で名刺を自分で作りました。発注するほどでもないかなと思ったので、こちらは専用の用紙を買って簡単に印刷したものです。

 

エーワンという発売元からいろんな名刺印刷用の用紙が出ていまして、専用のソフトも無料で使えてダウンロードして自宅のプリンターで印刷できます。

こちらも一部加工していますが、シンプルですね。シンプルすぎるのかもしれません。

 

この程度の取り組みしかしていなかったので、名刺からお仕事どうこうというのは去年は特になかったように思います。

ガンガンやってる営業マンのかたとかですと月間500枚とか多い方で1000枚とかいう話を聞いて、交流会ではよくドン引きしていたのを思い出します。

 

それだけ配ってどういう効果が得られているか振り返っているのかなと率直に思ったのは確かです。姿勢が違うんだよと言われるとそうかもしれませんが。

 

名刺に対してそんなに思い入れもなく、単純に持ってないといけないとしか考えていない状態だったので、去年いただいた名刺もほとんど処分してしまいました。特に交流会がらみのものは置いてありましたが、使うことないかなと思いまして。

 

そもそも名刺の管理が苦手というか面倒なので、アプリに入れたりとかそういうこともしていません。名刺スキャン自体が面倒というか(笑)

営業マンなどから変な接触もないのでまぁそれはそれでヨシとしていますし、税理士を食い物にしようとするビジネスというのは存在するのでそういうモノから距離を置くためにもよかったかなと。

 

ぼくにとっての名刺は連絡先を簡単にお伝えする為だけのツールになっていました。

 

名刺に関しては当時は何とも思っていなかったのですが、失敗オブザイヤーのひとつかもしれません。最大の失敗オブザイヤーは交流会ですが。(これぐらいにしておきます)

 

なので名刺の在庫が切れそうになってもそんなに焦っていなかったのですが、ひょんなことから名刺のデザインをお願いすることになり、少し見方を変えてみることにしました。

 

 

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効果的な名刺の使い方ってそもそも?

去年はたくさんの名刺をいただいたのですが、税理士さんでいちばん印象に残ったのは電卓がモチーフになっているデザインのもので印象に強く残りました。

 

印象に残る名刺というのも大事かなと思いながら、ただぼくの場合は割とインパクトが強い見た目なので覚えてもらいやすいのはそうです。

最近は税理士会の研修なんかに出かけると存じ上げていない税理士さんから声をかけられたりしますので、目立つといえば目立つのかもしれません。

 

名刺を使って目立つ必要もないかと思っていたのですが、ないとさすがにマズいかなと思うこともあり、これまたクラウドファンディングのリターンで名刺デザインをお願いすることになりました。

 

まず最初にデザインをしてくださる方とコンタクトした際には、名刺のコンセプトというかどういうことを打ち出したいですかと聞かれて、まずここが抜けていたんだなと気が付きます。

なんでもそうですがデザインをする際にはどういうことを打ち出すのか情報として提供するのか、目的や目標なんかをすり合わせするそうなんですね。

 

まずもってコンセプトがなかったのでふんわりとした当たり障りのない名刺になってしまっていたようです。

 

コンセプトって大事ですね。

いまの現状でいうとぼくの場合は覚えてもらうについては多少なりともクリアしているだろうとのことで、名刺をお渡しした方にどういうアクションをしてほしいかを考えてくださいとアドバイスをいただきました。

 

インパクトがない、印象が薄い方は心象を強く残すために名刺を使うケースもあるとのことですが、ぼくの場合はそこは不要ですとのこと。

確かにと思いながらでは名刺はいるのか?ということも考えたのですが、せっかく作っていただくのでナシというのはナシです。

 

名刺のコンセプトとか考えたことがなかったのでどうしたものかと思ったのですが、相手に何をしてほしいか、してもらったら嬉しいか、アクションにつながることがいい、ということもアドバイスをいただいて考えてみました。

 

今もって名刺を作って自分のことを知ってもらうにも限度があります。また世間一般的に税理士の仕事というイメージは経営者のかたやフリーランスのかたでしたら何となく想像がつくでしょう。

 

ぼくの場合は、ブログと事務所HPとTwitterでの活動が盛んですので、そこにさえ来てもらったら嬉しいなと感じるなと。

 

去年の名刺については連絡先交換カードと化していましたので、ブログも事務所HPもそれでアクセスが上がるということは一切ありませんでした。

 

本来であればそこを狙っていたというか、興味を持ってもらったらブログ・事務所HP・Twitterを見てもらうとぼくとしても嬉しいなというのがあります。というかそれだけで十分だったりするので、コンセプトとしてはシンプルにブログ・事務所HP・Twitterへの導線というのを掲げました。

 

自分が何をできるか、仕事としてどういうことを提供しているかはこの3つ掲げたツールで発信しているので名刺に敢えて書く必要もないだろうと。

 

お願いしてもうすぐ、出来るはずの名刺。ネットでは出さないつもりなのでほしい方はお目にかかった際に声かけてください。

 

ちなみにですが、予定では表と裏で前述のようなカタメの内容(税務署・金融機関)とヤワラカメの内容(導線)が組み込まれておりぼくとしては気に入っています。

 

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まとめ

一年たって冷静に思い返してみると色んな失敗をしているなぁと改めて感じます。

独立初年度の失敗というのは貴重だと思うので、自分のなかでも振り返ってシェアします。ブログのネタにも最適かもしれませんね。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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