おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
世の中にはどうしようもないことってあります。自分の力ではどうしようもないこと。そこにエネルギーを注ぐか注がないか。
自分のエネルギーをどこに注ぐかを独立して以来考え続けています。
自分のエネルギー=時間
独立すると自分でいろんなことを決めなければいけませんが、一番大きなのは自分のエネルギーをどこに注ぐか。
エネルギーというのは時間だと考えています。
独立してすぐの状態では税務は少なくお客様にご依頼をいただけるように営業活動をしていくことがまずもって先決です。
営業9、税務1みたいな感じの時間の使い方で、税務1は自分のことでしたから実質的には営業10と言えるかもしれません。
最初のうちからお客様がいらっしゃるのであればまた違ってくるでしょうがぼくのようにゼロベーススタートだと営業活動に全振りです。
営業活動にもいろいろあります。対面なのかオンラインなのか、Webなのかチラシなのか、街中の広告なのかインターネット広告なのか。
それこそ本屋に行けば営業に関する本がたくさん出ています。それほどまでに営業活動に皆が悩んでいる証拠です。
自分に合う合わないも含めて試行錯誤の連続ではあります。
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前向きに先送りする
例えば自分に名刺を作るスキルがあればいいですがそういうスキルがないとき、どうするか。
自分に足りないものを持っている人を探してお願いする、というのも選択肢ですしひとまず自分でやってみるというのも選択肢です。
ぼくの場合は独立当初に時間はありましたから自分でトライしてみたものを使っていました。
でもあまり成果も出ず、どうせならもうちょっと整えてもらったものを使いたいなと次第に思いはじめました。それが独立初年度の9月頃です。
でもそこから次のステップに行くのが結構たいへんでデザイナーさんを探すにしてもどういう人がいいのか分かりませんし、自分がどういうものが気に入るのかもよく分かっていませんでした。
いろんなことを同時にできるひともいますがぼくの場合はそうではないのと、いま絶対に名刺がいるという状況ではなかったので、前向きに先送りすることにしました。
いま焦って名刺を作ってくれる人を探しても結局のところうまくいかないかもしれないと思い、合いそうな人を探しつつ自然に任せることにしました。
これは名刺に限らず事務所リーフレットについても同じです。
焦っても仕方がないことであれば前向きに自然に任せる形で先送りすることを覚えました。
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自分に足りないピースをどう埋めていくか
営業活動については特に自分に足りないものがたくさんあるなと感じる日々です。
「足るを知る」という言葉がありますが、ぼくの場合は「足りないことを知る」と言ってもいいぐらいです。
そうはいっても自分に足りないものがあるならそのピースを埋めなければいけませんし、それを埋めるべく自分の時間をどこにどう注ぐのか。
誰かの力を借りるのか、そういったことを考えるのはぼくは楽しんで取り組めています。
独立してひとりでやっていると自分の思うがままで自由であり、またそれに伴う責任も、さらに言うとそこから得られるリターンでさえも自分が享受できます。
試行錯誤しつつ自分がやってみたいことをやってみる、そしてこれはやらないということを決める、これだけでも全然違うのかなと。
有限な自分の時間ですからどこにどう注ぐか楽しんで考えるようにしています。
おカネのほうを考えたほうがいいじゃないかと思うかもしれませんが、税理士として独立すると先人たちのおかげもありおカネは比較的借りやすいです。
おカネの配分先ももちろん大事ではありますが、製造業のように大きな設備投資が必要ではない税理士業なのでどちらかというとおカネよりも時間をどうかけるか、かけないかのほうが大事です。
特に一人で事務所を運営している方にとってはそのあたりはより切実だと思います。であればどうせ考えるなら楽しいほうがいいかなと。そして自然体でいることを心掛けています。
誰かに見栄を張ることは組織ではないので必要がないですし、組織で人間関係に疲れてしまったというかたほど独立すると元には戻れないと聞きます。
まとめ
どうせやるなら楽しくやりたいなと最近は強く思うようになりました。今までが楽しくなかったわけではなく自分の軸としてその「楽しむ」という部分がなかっただけです。
独立すると営業活動について「こうあるべき」や「〇〇せねばならない」という義務的な感覚からは距離を置けます。
イヤイヤではなく楽しめる方向でいろんなことを試してみたいと考えています。