相場をどこまで気にするのがよいのか 値付けは難しい

相場をどこまで気にするのがよいのか 値付けは難しい

独立すると自分で業務、仕事に値付けをすることになります。オープンにするかどうかは別にしても値段を決めておきたいところ。

その時に出てくるのが「相場」というワードです。どこまで気にするのがいいのでしょうか。

目次

値段の付け方は難しい

値段をつける、メニューを考える、というがやはり独立後に営業活動とともに取り組むべきことです。

自分が提供する業務、仕事を明示してメニューに掲げるとともに値段をつけていくわけですが、この値段の考え方をどうするか。

いろんな考え方があります。

時間単価を考えるかたもいらっしゃいますね。一時間の時間単価設定ですが業務によって違うでしょう。

例えば月の稼働時間をどれくらいにするか。

ひと月の稼働時間を20日×8時間=160時間で考えるのか、25日×6時間=150時間で考えるのか。

仕事の仕方の違いも出てくるでしょう。

時間単価ベースもあれば最低限のラインを設定しておくというのも考え方のひとつです。

自分がつけた値段が安すぎると事業運営に支障をきたすでしょう。入ってくるおカネとかかる時間とのバランスが取れていないわけですから。

逆に自分がつけた値段が高すぎると依頼が少なくなる可能性もあります。こちらも依頼が少ないと立ち行かなくなる可能性も。

ご依頼をしようと思っているかたの中に相場はあるものでしょうが今ではインターネットでもどれくらいか、というのが見てわかるような形になっています。

自分の場合はどうだったか

お客様ゼロベースでのスタートでしたのでいかに営業していくかは考えていましたし今でもそうです。

ただ自分の場合はあまり相場を気にしすぎないようにはしていて、価格表もオープンにしています。

無料のものと有料のものをはっきり分けるということはしていました。

ブログや事務所ホームページの記事などは無料で、セミナーやスポット相談、顧問の仕事などは有料です。

セミナーやスポット相談も無料でやっている方もいらっしゃるでしょうけれどそこから有料の相談などに移行した経験が勤めているときからでもほとんどなかったので、そこは切り分けるようにしていました。

結果的には高くもなく安くもなくという価格設定になっていますが、最初のうちは低めに設定して改訂していくというのもよいでしょう。

自分で決めて変えていけるので、細かく設定しておくのもいいでしょうしザックリとでもいいでしょうし、問い合わせがあって見積もりをしてというスタイルもありです。

私の場合はひとりでやっているので問い合わせがたくさんあるよりも申し込みが一件ある方を選びました。

なので見積もりは基本的に出さないですしホームページのメニューに書いてありますのでそれがベースです。

参考程度として相場はありますが、あくまで自分が提供するものへの値付けですので試行錯誤してやっていくほかありません。

記帳代行をするのかしないのか、面談の頻度などいろんな要素がありますのでどう組み合わせていくかも自分次第です。

どういう仕事の仕方をしていくかで大きく変わってきますのでどうありたいかを考えつつ探っていきましょう。

まとめ

値付けの仕事は独立して初めてでしたのでやっぱりいろいろと試行錯誤しました。

いろんな考え方がありますし実践している税理士さんも多いので、機会があれば聞いてみるのもいいでしょう。そこから参考になることを見つけて取り入れていくのも良いですし私自身もそうしていました。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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