独立後の仕事のしかた、稼ぎ方というのもそれぞれ個性が出る部分です。たくさん稼ぎたい、と思うのであればそういう方向にもできますし逆もまたしかり。
優先順位を変えれるような仕事のしかた時間の使い方を目指しています。
たくさん稼ぐのも選択肢
たくさん稼げるかというとやり方次第では稼げるでしょう。いまからはじめる税理士業であってもです。
記帳代行業務をたくさん請けて、パートさんをたくさん雇って、というやり方なら売上は増えていきます。
いま若手の税理士さんは記帳代行から離れていっているわけですし、高齢化がここからさらに進んでいくと団塊の世代の税理士さんは75歳以上になって廃業していきます。
そこからこぼれてくる事業者さんは記帳代行してもらっているのオーソドックスなことが多い印象です。
そうすると記帳代行をしているだけでかなりご依頼をいただけるようなそんな予想はそんなに的外れではないかなと。
インボイス制度がはじまると税理士に依頼をしようと思う方も増えるかもしれません。
一人親方と呼ばれる建設業で外注としていろんな会社から仕事を請け負っているかたですと、インボイス制度まで正直手が回らないのではないかなと。
みんな(税理士を含む)がやりたくない仕事を丁寧にやっていくというのもある意味仕事の側面です。
自分が苦手なことを人に頼むというのはこれまで普通にやってきたことですし、それこそがニーズと呼ばれるものでもあります。
やりたくないけど稼げる仕事なのか、やりたいけど稼げない仕事なのか。
どれを選択しても自分次第なのが独立後です。
自分が提供したいこととニーズがマッチしなければずっと食べていけないことも可能性としてはあり得ます。
優先順位はひとそれぞれ 変わってもよい
いまは私自身は家族の世話もあってなかなか仕事にどっぷりつかるということができない状態ですがそれでもやりようはありますし、満足しています。
仕事の時間をセーブすることで家族の時間を確保する、という優先順位の付け方をしているからです。
もし仮に家族の世話が必要なくなったら?
その時にはどっぷり自分の時間を仕事に使ってたくさん稼ぐことを選ぶかもしれないなといまはぼんやり考えています。
仕事をしてお客様に貢献する、一応専門家なわけですしたくさん稼いでたくさん納税をする、それも社会貢献だろうと思っています。
一方で時間ができたらやりたいことは今できないか考えることも必要です。
おカネは後で稼ぐことも多少はできますが時間を後で取り戻すことはできませんので。
なので優先順位の付け方もいまのところ私は家族のための時間を確保できる、というのが最上になっています。
そう決めておくと迷うことは少ないですからより仕事のいろんな判断において(ご依頼があったときにお請けするしないを含む)判断しやすくなっていると感じています。
それぞれがその状況にあった優先順位を決めてよいですし独立後はそれがさらにやりやすいです。
もし状況が変われば優先順位を変えればいいだけです。
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まとめ
優先することを決めているので判断に迷うことが少なくなりました。
いろんなお誘いをいただいたり、やりたいことを考えることももちろんありますが、何が大事かという軸が一本通ったということでしょう。
状況が変わればその軸の方向性をかえてももちろん良いです。そのコントロールがしやすいのは独立後だ、というのが私の実感です。