この間とあるところで久しぶりに「ブログと事務所ホームページを分けたほうがいいか、ひとつでいいか」というのを聞かれました。
わたし自身は分けているわけですが、分けた結果の良い面、悪い面がありますのでそれをお伝えします。
分けた結果の良い面
分けた結果の良い面としては書くことを明確に分けれた、というのが自分にとってよいことでした。
こちらのブログはもともとは独立前の勤務時代からはじめたものでまさにいろんなことを書いている雑記です。
ここから何かを学ぶというよりかは参考になればぐらいの感じで書いていますし、読んでくださる方も気軽に読んでいると思います。
税理士試験のことだったり事務所の運営や自分自身の考えていることなどバラバラな内容です。
どちらかというと受験生や今から独立したいかた向け、独立して1~2年目ぐらいのかたが読んで参考になることが多いかなと。
一方で事務所ホームページは業務に関すること、調べものだったり効率化だったりのほうに重きを置いています。
自分の仕事や業務のことをお客様やお客様になろうとしているかたに向けて書いているイメージです。
対象が違うので書くところを分けた、とも言えます。
この辺りは考え方次第というか、ひとつでやっている税理士さんもいれば、分けている税理士さんもいます。
独立するときにはすでに一年以上ブログを書いていましたので、自然と「事務所ホームページとは違うものだ」という感覚で事務所ホームページを作っていました。
書き分けたい内容であればサイトを分ける、そうでもないかなとか今のところはそんなに記事数もないということであればサイトはひとつでもいいかもしれません。
分けた結果の悪い面
分けた結果としての悪い面は維持管理、メンテナンスの手間が単純に倍になるということです。
webサイトの作りこみなどにもよるかもしれませんがサイトがあるだけでメンテナンスは必要です。
この辺りは更新頻度ややりたいことにも影響してくるかなと思います。
手間を考えるとひとつでもよいかもしれませんし、慣れているのであれば特に負担には感じないかも。
webサイトそのものにかかる費用としてはそれほど多くはない(年2~3万円)ので、どういう運用をしていきたいかでふたつにするかひとつでいくか決まってきます。
めんどくさくないかと言われると慣れているのと更新頻度を決めて、土日はこちらのブログで、平日は事務所ホームページで、と分けています。
そうでなくても独立後は何かと忙しさもあるでしょうし、いきなりふたつを運用し始めるのはハードです。
一番もったいないのはwebサイトができた、ほったらかしにしてしまった、という状態です。
webサイトが1つよりも2つのほうが、そうなってしまう可能性は高いです。
事務所ホームページだけではない発信もありますのでそれをどう織り交ぜていくのかそれともひとつにまずは集中するのか。
自分がかけられる時間とお金のバランスを見つつ検討してみるのがよいですね。
まとめ
webサイトが2つあると書き分けられるので私としてはオススメではありますが、後進しなくなるリスクを考えるとひとつからはじめて見るのが良いかもしれないと書きながら考えていました。
既にwebサイトがある場合にはそれを活かすのか、まったく別で用意するのか。
その既にあるサイトに書いてあることなどが結局事務所ホームページに適しているかどうかによるのかなと。
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