2019年からスポット相談でその場限りの相談の対応を業務メニューとして掲げています
独立して5年経ち、顧問のご契約も増えてきておりますが今後も続けていく予定です。
毎年一定数ご相談をいただいており、それをいまでも続けている理由について棚卸してみます。
スポット相談は2019年から
スポット相談をスタートしたのは独立してすぐのタイミングからでした。お客様ゼロスタートでしたので最初は無料相談でもよいか、と思ったのですが、早い段階で有料でのスポット相談に切り替えています。
やはりスポット相談とはいえ準備や調べものもありますし、しっかりこたえきるためにも報酬があったほうが良いと考えたからです。
また勤めているときの無料相談従事から仕事につながった経験がほぼなかったのでそれも影響しています。
わたしに営業力がないから、と言われたらそれまでですが、無料相談でお答えできる範囲というのもある程度限られますし、個別の事案への回答ですからより責任をもって回答するためにも、有料相談でいまも続けています。
意外と、と思われるかもしれませんがスポット相談で有料のほうがよいというお客様の声を聴くこともあります。
自分が知りたいこと、個別の内容を税理士に相談するのに有料のほうがよかったというのは相談者の方の考え方次第です。
ただ、すべての人に受け入れられる必要はないとわたしは考えていますので、こういったかたにご相談をいただけるのであればそれはわたしにとって大事なお客様だ、という認識です。
いまでも続けている理由
5年経っていま6年目に入っていますが今年は特にYouTubeきっかけでご依頼をいただく機会は増えています。
正直なところ売上的なことを考えると顧問の件数も一定程度増えてきていますし、スポット相談をしなくても収入的には問題ないぐらいになっています。
それでも続けているのは、スポット相談からスタートして顧問に移行することも場合によってはあり得るのと、規模によってはスポット相談からでとわたし自身がお伝えしているからです。
顧問が前提ではないスポット相談のほうが相談しやすいというかたはやはりいまでもいらっしゃいます。
そういう方をお客様としてみるかどうかでスポット相談を業務メニューにするかは分かれてくるでしょう。
独立すると自分の営業の仕方は自由に設計できます。
どういう業務を自分のお客様としてターゲットにするかは改めて考えて何をするかしないかを決めるようにしています。
勤めていた時の感覚はなるべく忘れるほうがより面白くなるというのが私の感覚です。
やってる人が少ないことにトライする
やっている人がいないことをやりましょう、つまりはブルーオーシャンを探しましょうというのはよくマーケティングの本や書きもので見ます。
確かにそれも大事ではあるのですがそうそうブルーオーシャンを見つけるのはたやすいことではないです。
そうではなく、よりかけ合わせてみてやっている人が少ないことを探すという視点で、やっている人が少ないことにわたし自身はトライしています。
漫画家や同人作家のかた向けのメニューや相談があるのはそういう理由からです。
顧問もそうですが、漫画家・同人作家の方は自分で申告をしている割合が比較的高いのですが、収入が増えてきたり、趣味程度でやっているけれどちょっと相談したいとか、ご相談ご依頼のニーズが一定数あります。
周りを見渡してもその分野を取り扱っている税理士は少ないので、そういうやっている人が少ないことで掛け算を狙ってみるのも意識しています。
まとめ
実際今年は漫画家・同人作家の方からのスポット相談が確定申告時期からいまでもご依頼をいただいています。
ちょっと心配だったけれど安心した、そういっていただけるとやはりこちらとしてもうれしいものです。
自分がうれしさを感じることを提供していけると続けやすいです。そういったことを少しずつでも増やしていきたいというのが独立後の私の業務メニューを考える際のテーマの一つになっています。