顧問の受付をワンクッションおいてみた話

顧問の受付をワンクッションおいてみた話

おかげさまで事務所ホームページやYouTubeをきっかけに顧問のご依頼が4月以降続いていました。4カ月連続でという独立後初めての状況です。

顧問の件数をある程度いまは考えていて所内体制だったりがあるのですが、顧問のご依頼をセーブするかどうか少し考えてワンクッションおくことで試しています。

目次

どんなご依頼かわからない

わたし自身は独立してすぐに事務所ホームページを作ってそこからご依頼をいただけるように発信をしたり営業活動をしています。

紹介でも仕事の依頼をいただくことがありますが、基本はwebでの発信がご依頼のきっかけになっています。

人からの紹介よりもプロセスを大事にする、ということのようです。

また問い合わせを増やしてもご依頼にならなければ一緒かなということもあってご依頼をいただく導線を重視しています。

そういったことから、ご依頼をいただくのはこちらでタイミングがわからないことが多く、朝起きたらご依頼が入っていたということもしばしばです。

顧問は比較的そういうことはあまりない気もしていますが、スポット相談やセミナーのお申し込みなどは特にある日突然ということが多いです。

それは私が望んだことでもあるのですが、相続業務と顧問業務を柱で考えているので、顧問業務を増やしすぎて相続業務ができない状態を減らしたいとも考えています。

なので、この4月から7月に毎月顧問の契約があったというのは私としても珍しく、仕事をやり切れるかという不安があったため顧問の依頼をセーブしようかと考えていました。

これがちょうど2週間ほどまえの話です。

ただ発信をして営業活動をしているにもかかわらずご依頼があっても自分のキャパシティだけでお断りするのはなんか違うなと。

仕事を断らずに全部受けるというわけではないのですが、マッチしないからという理由ではなくキャパシティなのは自分としても不本意です。

そのため、顧問の依頼を全面的にお断りするのではなく、ワンクッション置いてみることにしました。

ワンクッション置いてみた

顧問のご依頼でもスポット相談がきっかけという方もいらっしゃいます。

そういうルートの場合には基本的には受ける方針にしていて、やはりどういう人か、事業の内容、帳簿の内容などがある程度分かっているのはこちらとしても安心です。

いきなり顧問のご依頼をいただくことは多くはないですがやはり不安もあり、所内体制が整うまではワンクッション置くことにしてみました。

ここでいう所内体制というのは新たに顧問契約となったお客様の仕事と、既存のお客様の仕事をきちんと並走していける状態です。

何も考えずにガンガン受けているとどこかでお客様にこちらのせいで迷惑をおかけすることになりかねません。

そんなことあるの?と税理士事務所で勤務したことがない方などは思うかもしれませんが、これが意外とあるのです。

これはまた別の機会に書いてみることにして、ワンクッションとしては事前にお問い合わせいただくように事務所ホームページに記載をしました。

こういった文言を追加しています。

顧問契約を検討している方へのおねがい(2024年7月20日時点)

顧問のご依頼をいただく際には事前に公式LINEでご相談をお願いします。

ご依頼が重なっており内容や期限によっては受けられない可能性があるためです。

お手数をおかけしますがご協力のほどよろしくお願いします。

これですべて万事解決というわけではなく、先ほどの所内体制の整備と業務が並走できるようにしていくことと同時に、値上げなども検討しつつやっていきます。

まだ2週間ほどなのでまたここで書けることような成果が出てきたらご報告します。

まとめ

全面的にお断りするのは違うよなと思いつつ、ワンクッション置いてみたらどうなるかをいま試しています。

独立するとこのあたりの仕事を受ける受けないやどうやっていくかの意思決定が自分で、しかも素早くできるのはよいところです。

これに限らずいろんなことをトライアンドチェックでやっていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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