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時間ができたら仕事で埋めてしまう、への対策

時間ができたら仕事で埋めてしまう、への対策

独立してから時間の使い方が自由になりました。メリットはかなり大きいです。例えば通勤がなくなったことで、往復1時間から1時間半の時間ができましたし、土日も仕事をしようと思えばできますし。土日にも仕事をやりたいかどうかは別の問題です。

自分の時間をどう使うかということを、独立後は試されているわけですが、以前は時間ができたら仕事をしてしまうことがとてもありました。時間が空いているから仕事をしてしまいがちというのは、独立あるあるかもしれません。パーキンソンの法則などと呼ばれていますね。

その状態が長く続くと、結局のところ精神的にも、また脳の機能的にも疲労が大きいと考えているので、その対策としてやっていることをここに書いてみます。

目次

時間ができたら仕事をしてしまうのはある意味仕方ない

いろんな心理学の本でも触れられていますが、時間ができると仕事をしてしまうというのは、習慣としてよく見かけるものです。私も独立してから2、3年目くらいまでは特にそういう状態が大きかったです。

朝早く起きて仕事をして、お昼過ぎに終わったとしても、その後時間が余っているので、どうしても仕事をしてしまうわけです。それで生産性が上がっていれば良いのですが、朝5時から仕事をしてお昼までしっかりやったとして6~7時間、その後休憩をして夕方までやると、普通に勤めている時よりも仕事の時間が長くなりがちです。

また独立をすると、自分の仕事時間が収入に直結するという面もあり、仕事をしていないと不安になるというのも独立あるあるだと思います。そう思うと、仕事の手を緩めることに対する恐怖感が出てきてしまいがちで、独立して2、3年目の私でも仕事が多くない状態では、そういう気持ちになることが多くありました。

ただ、そういった状況が続いてしまうと、やはり仕事の精度というものは下がっていきそうですし、無理して自分で仕事を作ってしまっている可能性もあったので、そういうところから脱却するために、時間が空いても仕事をしないというルールをいくつか作りました。

時間ができたときにやること

時間ができたときに仕事をしてしまうと、どうしても仕事時間がどんどん膨れ上がっていきます。(パーキンソンの法則)そこで、自分の仕事時間をセーブするために、仕事以外でやりたいこと、やることを少し増やしてみました。

ランニング

私の場合、例えば通勤がなくなったので、1時間から1時間半は毎日時間ができることになります。その時間に仕事をしても良いのですが、私の場合は最近はランニングをするようにしています。

ちょうどいい位の時間で終われますので、ランニングをして心身ともにすっきりした状態で仕事に取り組めています。もちろんその時間に仕事をするのもありですが、やはり人間は意志の力がないと、その時間に仕事をしてしまうものかなと思いますので、仕事じゃないこととして運動をした方が良いと思っています。

読書

もう一つが読書です。私は読書も結構好きで小説なども読むのですが、仕事以外の本を読むようにしています。科学読み物だったり、小説など、割といろんな本を読むのが好きなので、そういったことに手をつけて仕事ではないことに時間を使うようにしています。

仕事柄ですが専門書を手に取る機会がとても多いので、仕事以外の本を読む、できれば全く関係ないもの、というのがポイントです。

仕事に関係する本を読んでいる時間は私にとっては仕事時間とも言えます。

ゲーム

もう一つがゲームです。私はゲームをするのが独立前から好きだったのですが、独立後はある程度時間を決めてゲームをしています。仕事のことを忘れられる時間というのも私は大事だと思っているので、ランニングと一緒で仕事をしない時間として設定しています。

資格の勉強や語学学習

もう一つあるのが、何かの資格の勉強や語学学習です。少し前に英語の勉強をしていたのですが、それは仕事のことを考えないようにするためというのも、実際のところはありました。脳の別の部分を使うというイメージです。

また、資格の勉強もそういう意味では、仕事に直結するかどうかわからない部分がやり始めの時は多いと思いますので、そういう意味で仕事以外の時間として勉強するというのも私はアリだと思っていますし、実際今も少し資格の勉強をしています。

仕事になるかどうか分からないもののほうが資格や語学は良いと思います。動機はふわっとしていてよいですし、むしろ仕事のため!という気合が入った状態だと仕事時間にになりかねません。

まとめ

もちろん、効率的に仕事をして時間を作って、その時間に仕事をするというのも、その人の選択肢なので良いとは思います。ただ、仕事の時間が増えれば効率的になるかというと、自分の仕事=税理士業は必ずしもそういうわけではないと私は思っています。

むしろ、仕事の時間を濃密にするために仕事時間をセーブするという考え方も、私はアリだと思っています。時間ができたら仕事で埋めてしまう癖がある人は、意識的に「仕事をしない時間」を作ることで、結果的に仕事の質も上がるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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