先日買い物でスイーツ店に入ったらスタッフの方がお互いにヘルプお願いします!と声をかけていました。
ひとりになって3年半以上が経つわけですが久しぶりにヘルプをお願いしているのを見聞きして感じたことなどをあれこれ書き綴ります。
勤めているときはどうだったか
勤めているときにはヘルプお願いします!と自分から言うことはなかったように思います。
どちらかというとお願いされるほうだったのですが、それも積み重なるとなんか違うな感覚が積み重なっていきます。
その感覚の積み重ねから組織で仕事をすることよりも独立を選んだわけです。
雇われているときには組織で仕事をするわけですがその部署ごとに業務も、業務量も違うわけです。
それを平準化するというのはとても難しいもので、またそれぞれの能力にも差があります。
100の仕事をするにあたって5時間かかる人もいれば3時間の人もいます。
組織作りというのはやっぱり大変だなと強く感じたのは、ヘルプをお願いされて頑張れば頑張るほど自分が損するみたいな仕組みだと一気に組織に属することに対するイヤな気持ちが私は心に積もっていったからです。
スイーツ店では接客担当の方が複数いて、オーダーが入ったらそれを取る人、箱に詰める人、お会計をする人、といった具合で分かれている場合もあれば、手が空いているなら手伝って、という感じでもありました。
役割分担がきっちり決まっているというよりかは、接客してお会計までというのを一人一人ができる状況でそれを任せているんだろうなと。
こういう組織の場合には自分が手が空いているときに手伝うかどうかは自発性を求められる以外には声をかけることになります。
職場の人間関係というのははっきり数字に目に見えるわけではないのでバランスが難しいものです。
やはりそこが原因で退職したり転職する人もいるでしょうし、そう考えると組織作りは自分には難しいなと。
独立後のヘルプもいろいろある
雇用をする、パートさんを雇うことも考えたりしますが、もし雇うならお客さん対応は全部自分がして、入力等をしてもらうことになりそうです。
入力したものをチェックしたりという業務はありますが自分の時間を作る、雇用を作るという意味では良いのかなとも考えますし、ただ前述のように人を雇うと組織にはなりますから組織運営も考えなければなりません。
ある意味自分のヘルプをしてもらうということです。これを是とするか否とするかは本人次第。
雇用ではなくて外注をする、業務委託をするというのも方法としてはあるでしょう。
ただ求めているレベルを満たしてくれるかどうかはわかりません。
私で言うと他には先輩税理士や詳しい同業者の方にスポットで相談することがあります。
自分はこう考えているけれど方向性は間違っていないか、という部分でアドバイスをもらうイメージです。
こう考えるとヘルプしていただいているなと。法人の案件や相続の事でも、ちょっと確認したいことというのはありますので。
逆にヘルプをしていることもあります、相続関連業務はこれまでたくさん経験してきたので、スポットでご相談を受けていますので。
土地の評価をしたけれどチェックをしてほしいといったことや譲渡所得税申告のダブルチェック、相続税申告書のチェックや提案内容の確認なども行います。
ヘルプの出し方、ヘルプの仕方は自分の得意とする業務であればやりやすいのでメニューに加えてみるのもいいでしょうね。
まとめ
ヘルプをお願いします!と久しぶりに耳にしたので感じたことを書いてみました。
いっときは人を雇うかどうか考えていましたが今のところはその熱も下がってきたように思います。
仕事量のコントロールと仕事の効率化がまだまだできるということでしょうね。