自分の仕事を棚卸して可視化することを始めた

自分の仕事を棚卸して可視化することを始めた

私事ではあるのですが顧問の仕事で決算期が年の後半に偏っています。よく見聞きする3月決算5月申告の法人どころか、次の決算は秋です。

つまりいま仕事の余白がたくさんあるということで自分の仕事を棚卸して可視化することを始めました。

目次

やろうと思ってやってなかったこと

やろうやろうと思ってやってなかったことのひとつが自分の仕事の棚卸し、見える化です。

ひとりで仕事をして5年目に突入していますが、当初は時間が有り余っており、まぁそんなに件数もないし後回しでいいだろうと勝手に考えていました。

それが徐々にお客様が増えてくると「やっとけばよかったかも」と思うようになり、今に至ります。

やらない理由はたくさん思い当たるのですが、それもすべて後の祭り。よくある先送りにしていたものを取り組むことに決めました。

顧客カルテみたいな内容と月次マニュアル、決算マニュアル、面談記録の4つを記録するし始めています。

これが直接的に売上増につながるわけではないと思いますが、だからこそやっておくべきことなんだろうなと。

これに関しては自分がやらないと絶対解決しないというか自然と出来上がったり他人にやってもらえることではないので、余計に腰が重かったのも事実です。

今後に備えるため

ひとつ目の大きな理由が今後に備えるためです。

今後というのは顧問のお客様が増えたときに誰かを雇うということになったら、仕事や作業の説明をしてやってもらう必要があります。

いまはまだ、「顧問の仕事が増える&人を雇う」の2つのいずれも状況としては出てきていませんがいつそうなってもおかしくないかなと。

というのも5年目に突入してお客様が減ったり増えたりしながらも徐々に増えています。

ありがたいことだと同時にご依頼をいただけるうちはしっかり頑張りたいと思っているので、ご依頼があったときにスッと受けられる状態でありたいです。

それに向けて自分の仕事のしかた、業務の流れ、お客様の情報を整理しておきたいなと。

いままでは自分の頭の中とノート(紙)で運用していて特段問題はなかったのですが、情報共有することを考えると可視化が必要です。

いつまでも自分の頭の中だけで大丈夫、漏れなし、問題なし、というわけもないでしょうし。

年齢に応じて衰えていく部分は必ずあるはずです。それに備える、という意味合いも実はあります。

仕事の見直しをするため

ふたつ目の大きな理由としては、こういう機会がないと自分の仕事をチェックする機会はなかなかないということ。

ひとりでやっているのでセルフチェックが基本です。

これが勤めていたり組織で仕事をしていると、誰かの目が入ることのほうが多いでしょうから仕事の成果のみならず見直しの機会にもなり得ます。

ひとりでやっているとこういったタイミングで自分でやらないと誰かが見てくれるわけでもなく気が付くこともないかもしれません。

こういう風にすればもう少し効率化できるかも、といった気付きを得るためにはインプットも必要ですがアウトプットも大事です。

そのために自分の仕事を流れも含めて可視化してみる。これによって何かに気が付けたらいいなと。

気が付かないうちに非効率なやり方でやっているかもしれませんし、自分のスキルが上がったところがあればそれを当てはめられるかもしれません。

インプットも意識してやっていますがアウトプットが伴わないとただ入ってきているだけです。

スキルや技術は「使ってなんぼ」でしょうから、アウトプットしてみて足りなければインプットして、ということの繰り返しです。

最初からうまく行くのであれば誰も苦労しません。

改善点を少しずつ探りながら自分の仕事を見つめなおす機会にします。

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まとめ

大それたことではなく既にやっている方も多いでしょうけれど、自分にとっては独立後4年と少しの仕事の見直しにもなるなと取り組んでいます。

時間がかかるかもしれませんがよい気づきを得られるようにやっていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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