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仕事の競合が出てきて考えること

仕事の競合が出てきて考えること

私の事務所では、漫画家や同人作家の方向けにスポット相談や顧問の仕事を提供しています。

サービス提供を始めて4年ほど経つのですが、ふとネットで検索してみると、漫画家の方にサービス提供している事務所も最近は出始めて増えてきているような印象です。

私にとってはある意味で競合相手なのですが、競合相手がいるということについて少し考えてみました。

目次

競合相手がいることについて

漫画・同人作家の方にサービス提供している人は、私が独立をしたときはあまり見かけませんでした。

私自身もお客様からご依頼をいただいて、その経験があってサービス提供をすることになりました。

そこから順調にお客様からのご依頼をいただけるようになるまで少し時間を要しましたが、今では年に数件の顧問のご依頼やスポット相談もほぼ毎月といったペースでご依頼をいただけています。

私はこのサービス提供をする前にあまりリサーチをしなかったので、競合がいるということや、同人作家のかた向けに税理士を紹介するサービスがあるということも知りませんでした。

しっかりと下調べなくマーケティングを進めてしまったことになるのですが、いま競合相手が増えてきて感じることは「これはこれでいいのかな」と考えています。

お客様に比較してもらって選んでいただけるのであればそれで良いですし、アピールポイントもそれぞれ違うでしょう。

お客様からご依頼いただけるポイントは「先にやっているか後にやっているか」ということではなく、「その人に依頼をしたいか」ということに最終的には帰着するはずです。

競合相手がいて比較してもらって選んでいただけるのなら、それはそれで私は嬉しいです。

先行していると言う認識はあるか?

ある程度、漫画家や同人作家の方向けのサービス提供を早めに始めたと思います。

マーケティングの言葉で言うと、先行者として認識できるでしょう。

先行者利益は無いよりはあった方がもちろん良いとは思いますが、それが全てではありません。先行者であってもお客様から評価されなければ解約になるでしょうし、ご依頼にもつながりません。

ただ、経験としてはかなり積んできているような感覚があり、有利な面はあるかなと思います。

平均課税のことや個人事業税関係の対応も経験値としては得られていますし、税務以外の部分で文芸美術国保の手続き関係についてもお客様対応することで経験を得られています。

競合相手に対して先行者利益があるという感じではなく、お客様に対して経験があることを提供できているという認識はあるので、その点ではご安心いただき、信頼の上でご依頼いただけるような形ができていると思います。


まとめ

お客様から選ばれる立場でもありこちらがお客様を選べる立場でもあるのが独立後の営業です。選んでいただけるように自分を研鑽することを欠かさず、お客様からの評価を糧にして続けていきます。

主なポイント:

  • 競合の存在は市場の健全性を示す:お客様が比較検討できる環境は良いこと
  • 先行者利益よりも信頼関係が重要:「先にやっているか」ではなく「その人に依頼したいか」が決め手
  • 経験の蓄積が真の強み:ここまで培った実務経験と専門知識が差別化要因
  • 継続的な学習姿勢:税務だけでなく文芸美術国保や個人事業税など幅広い対応
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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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