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確定申告が終わって、キャパシティのことを考えている

確定申告が終わって一段落といった状況になりつつありますが、年が明けてからの動きで少し考えていることがあります。今回はここでアプトプットして、少し整理したいと思います。

目次

ありがたいことに、ご依頼が増えた

昨日のブログでも少し触れましたが、ご依頼としては増えています。あくまで結果論ではあるのですが、年が明けてから何件か解約があり、顧問をしていたところも今回限りでということになったところもあります。

当初はその減少の方が先だったので、今年はのんびりするかなと思っていたのですが、蓋を開けてみると確定申告が終わって今は顧問のご相談が重なっています。

また、過年度の申告の修正・平均課税の適用による更正の請求や、相続の申告のご相談も増えており、業務としてはかなり上積みの状態になっています。

確定申告については特に今、2025年分の申告が終わったタイミングで「しんどかった」という方からのご依頼が多いような気がします。個人事業主の顧問契約は、今まさに切り替えのタイミングとも言えるでしょう。

申告が終わって今回限りにしようということになりやすいからです。そういうこともあって、ご相談やご依頼の件数が増えている今、自分のキャパシティがマックスに近づいているのではないかというふうに感じています。

自分がちゃんとサポートできる顧問先の件数

SNSなどを見ていると、税理士一人で60件や80件、スタッフも入れると何百件も顧問先があるような税理士事務所もあるようです。私は現状ではアルバイトの方に来てもらって、実質1.3人分ぐらいの規模で事務所を運営しています。

キャパシティをこれ以上増やすことは現状では難しいのですが、今の段階だと顧問の件数は多くても30件かなというふうに考えています。

これは「税理士の大阪勉強会」というサイトで、ある先生が顧問件数の目安について書かれていた記事を参考にしています。

その記事には、従業員の人数ではなく、税理士が税務調査に対応できる件数を見積もった方がいい、という内容が書いてありました。私はその考え方にとても共感して、以来ずっと自分が受け切れる件数のキャパシティを考え続けています。

ほぼ一人でやっている形で、アルバイトの方には会計ソフトも触ってもらっていませんので、自分が税理士として税務調査に対応できる件数は年間でどれくらいかを基準に考えています。

もちろん税務調査の頻度が多い顧問先・少ない顧問先もあるでしょうし、業種として税務調査が入りやすい、入りづらいということもあると思います。それを見越した上でも、今だと30件ぐらいが限度かなというふうに考えています。

現状を見ると、その8〜9割が埋まってきているような形になっており、今後のことを少し考えています。

自分のキャパシティを増やすのか、別の方向を選ぶのか

税理士として年間30件の顧問を担当するとなると、勤めていたときの担当件数とそれほど変わりないような気もしますが、相続の業務なども加わってくるので、キャパシティとしてはこれが限界に近づいている実感があります。

ご依頼をいただけているうちは受け切りたいと思うと、選択肢としては自分のキャパシティを増やすということになります。

それを自分がやりたいかどうかですが、キャパシティを増やそうと思うと、基本的には会計ソフトが触れる職員やパート・アルバイトを増やしていく必要があります。税務調査対応可能な件数を目安にしようと思うと自分の手が離れる業務を増やして分担していく必要があります。

私の事務所では漫画家さんや同人作家さんからのご依頼が多く、記帳代行を含めたご依頼が多いです。

大きな規模の会社になってくると経理を会社側でしていただくことになりますが、個人の顧問の方が現状では増えてきているので、そこをカバーしようと思うとどうしても人手が必要です。

仮に会計ソフトへの入力ができるパート・アルバイトを雇用したとしても、自分が税務調査に対応できる件数は現状とあまり変わらず、どう頑張っても顧問件数40件はかなりしんどいと思います。

年間にならすと月に3件を超える税務申告が必要になり、個人事業主の方は時期が集中するため、1月から3月はかなり忙しくなることも見込まれます。


こう考えると、「仕事を受けなければいいじゃないか」と思うかもしれません。私もその方向性を検討して、営業をやめることも考えました。ただ、現状では営業をやめるつもりはありません。

仕事がたくさんあるから営業しなくていいかというと、そういうわけでもないと思っていて、顧客の入れ替えがあったときに、営業してすぐに新しいお客様が来るかというと、そうはいかないからです。

パート・アルバイトを入れたとしても税務調査の対応は私しかできないので、日々の業務の負担は減るかもしれませんが、根本的なキャパシティの問題は変わりません。そう考えると、頑張っても40件は多いような気がしています。

独立当初から考えると贅沢な悩みかもしれませんが、自分でブレーキをかけないとそこに近づいていく実感があります。

営業をやめたい気持ちはなく続けたいと思っていますし、一方でキャパシティの限界が近づいてきている焦りもあります。

何より、無理をすることで「30件・40件のお客様にご迷惑をかける」という事態だけは避けたく、自分に何かアクシデントがあったときにお客様が困ることがないようにしたい、という気持ちが根本にあります。

まとめ

確定申告が終わり、ご依頼が増えていることへのありがたさを感じつつも、自分のキャパシティの限界が近づいていることへの不安も正直あります。

「お客様を減らせばいい」「営業をやめればいい」という話でもなく、かといってスタッフを増やせばすべて解決するわけでもない。

ご指名いただいているうちはしっかり仕事をしたいという気持ちと、お客様にご迷惑をかけないようにしたいという気持ちの間で、今まさに堂々巡りになっています。

なかなかいい答えが見つからない状況ですが、焦らず自分なりのペース配分を考えながら、次の一手を探していきたいと思っています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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