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お客様が増えてきたとき、税理士として考えること——新規・解約・キャパシティの話

ひとりで仕事をしていると、お客様が増えることは嬉しいことです。でも同時に、どこかでキャパシティの上限を意識するようになります。今年に入ってからは特にそれを感じています。

今月、税務顧問の新規受付をいったん止めることにしました。今日はそこに至るまでに考えていたことを、少し正直に書いておこうと思います。

目次

新規のご依頼や解約があったとき、何を考えるか

新規のご依頼はありがたい、と今でも思っています。このありがたい気持ちがなくなってきたら、それはかなり考えものだと思っていて。

疲弊しているか、仕事への姿勢がどこかズレてきているか、そのどちらかのサインだと感じるからです。

ただ、独立してしばらく経つと「とりあえず受ける」から「受け方を選ぶ」という感覚に変わってきました。

業種や規模だけでなく、コミュニケーションのスタイルや、自分の得意なところとの相性を考えるようになった、ということです。これは選り好みというより、お互いのためにそうした方がいいという判断です。

解約があったとき、正直どう思うか

解約は、正直しんどいこともありますがお互いのためと思って変に粘ったりはしません。

でも振り返ると、開業以来、解約はかなり少ない方だったと思います。お客様に恵まれてきた、というのが一番の理由です。それでも数件はありました。

そのとき思うのは「合わなかったという判断が相手にあったなら、それはそれで正直な関係だった」ということ。引きずりすぎず、でも反省はする。このバランスが難しいし、毎回うまくできているかはわかりません。

解約が少なかったおかげで、件数は開業以来ほぼ純増で来られました。それがいま、キャパシティという問題として目の前に来ています。

Maxが見えてきたとき、何を考えるか

今月、来週に顧問契約の打ち合わせが一件、予約のような形のお話が二件あります。それによって、自分がひとつの目安にしていたクリエイターの方向けの顧問件数に達する見込みになりました。

件数的なMaxに近づいてきた実感はここ最近ずっとありました。ただ、忙しさはそれほど感じていなかった。

ところが、仲の良い税理士と話していると「どうやら忙しく見えているらしい」と気づいて。自分の感覚と周囲の見え方にギャップがある、これは深刻だと感じました。

「どこかで止めないとこのままずるずる行ってしまう」と思い、今月で新規受付をいったん止めることにしました。

おかげさまでというかスポット業務のご依頼が続いており、業務量としては減るどころか確定申告後は増えています。

顧問業務の今後を考える、また見直しをして効率化することも含めて階段の踊り場のように時間を作ろうという感覚です。

今の自分の事務所について

6月は少し別で考えていることもあり、そちらに向けて動いていくつもりです。

停滞していたkindle本や、スポット業務にも力を入れていきたいと思っています。相続税申告の打ち合わせも来週に控えていて、それを受注できれば今期の受注目安にも到達しそうです。

今後の顧問契約については、スポット相談を受けていただいた方を優先にする形を続けるかもしれません。ただ、そこも含めてこの踊り場でちゃんと考える時間を持とうと思っています。

新規受付を止めると書いても、これは「もう受けない」ということではありません。縁のある方との出会いを、焦らず丁寧にしていきたいというだけのことです。そのくらいの余裕を、自分の事務所に持っておきたいと思っています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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