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『無料』には条件が付く場合があるので要注意です

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おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。

最近特にいろいろな方とお会いする機会を多く持たせていただいて、日々新しい体験をしています。

先日も確定申告の件について少しお話をする機会があり、『無料』に感じるところがあったのでアウトプットして整理します。お付き合いください。

 

『無料』だけどその代わりに。。。

無料のモノたくさんありますよね。

今ぼくはYouTubeで音楽をかけながらブログを書いていますが、YouTubeの視聴は無料です。

またこのブログについても読むだけなら無料です。

 

YouTubeは無料で見られる代わりに広告が差し込まれてきたりして、少なくとも5~6秒は広告に意識が持っていかれます、30秒とか60秒の場合もあるでしょう。

当ブログについても広告を入れさせていただいております。

 

無料だけれど広告を入れることでマネタイズ=収益事業化していて、事業の維持運営が成り立っています。(YouTubeと当ブログを比較するのはおこがましいですが)

 

では、年明けに控える確定申告はどうか。

先日お会いした方は事業をはじめられてすぐにイロイロな団体や会社から、確定申告を無料でやりますよ、お手伝いをしますよ、と声をかけられたそうです。

 

その方自身は非常に聡い方で、何か裏があるなと感じた。

案の定、確定申告を無料で引き受けるので、〇〇を買ってください、とかいう交換条件がいっぱいついてきたそうです。

 

これは世の中に多くある『実質ゼロ円』というのと同じです。

何かを買う、とかその代わりにというのが付いていると、もはや『無料』ではありません。

 

税理士に依頼する確定申告にしてもそうです。

例えば、領収書をまとめておくってくれたらそれに沿った形で申告書を作ります、と聞くと普通のサービスじゃんかと思われるかもしれません。

 

その先がミソなわけで、例えば送ってもらった資料でしか判断しないし質問もしない(資料を漏れなく送ってくれない依頼者がワルイと言わんばかり)、税理士から税務的なアドバイスはもらえない、面談等は一切なし、という条件があり得ます。

 

『無料』とは言いませんが、一般的な確定申告の相場からはお安い価格でのサービス提供です。

価格が極端に安い場合にも、交換条件がついてくると考えてよいかなと思うので、ご自身が税理士に望むことと価格の折り合いをどうつけるのかはとても大切です。

ニーズをうまく聞き出す

その先日お会いした方のお話を伺っていると、ご自身でクラウドサービスでの家計簿をつけておられて、なおかつ事業関係の入出金についてはExcelで記録を取っておられました。

 

少し拝見した限りですが、いわゆる単式簿記はできていそうな印象です。

ぼくが税理士だからというより、ご本人は事業を始めるにあたりその事業に関して相当に勉強し、イロイロな会社や士業との交渉事にも耐えて、自分で出来ることは自分で、というスタンスでやってこられていたのをお話の節々から感じることができたからです。

 

なので余計に気になったんですね、なぜ税理士に確定申告をお願いしたいのか。

前述のように確定申告をお手伝いしてくれる団体や会社(交換条件はつきますが)、税務署なんかで税務相談もできます。(納税者に有利なようにはしてくれないでしょうが)

 

もう一押し少し簿記のコトを勉強すれば全然ご自身で申告ができそうと感じたので改めて、税理士に確定申告を依頼することで期待することは何かを思い切って聞いてみました。

 

するとニーズとしては、記帳を教えてもらったら自分で申告できるようになりたいということと、開業初年度なのでやはり一度形を作ってもらっておきたいと。

 

このように税理士に依頼することで得られるものをご自身がきちんと把握しておられるとこちらとしてもやりやすいです。

まさに「期待を知る」ということの第一歩だったのかなと。

 

変に意識しないで、ご本人でもできそうですが何を期待していますか?と率直に聞けるように丁寧にオハナシを聞いていきたいなと思う次第です。

まとめ

来年の話をすると鬼が笑うといいますが、もう来年の話をする時期です(笑)

年明け以後はまずニーズを聞き取る、「期待を知る」という活動をしっかりとやっていこうと改めて感じております。