何かを始めるとき、最初の一歩だけヨッコラセで踏み出せばいい

最初の一歩をヨッコラセ

最初の一歩をヨッコラセ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立すると、行動量がポイントと言われている意味がよくわかります。ぼくはひとりで事業を回しているので、誰もハッパをかけてくれる人がいません。

そういう時は自分で自分に「ヨッコラセ」と言っています。口に出すのではなく、言い聞かせている。

どちらかというとぼくは思い立ったら行動するタイプですが、何かを始める時は最初の一歩だけヨッコラセで踏み出してみましょう。

 

目次

行動量を決定づけるもの

行動量を決定づける要因って皆さんはなんだと思いますか?ぼくはスピードだと思っています。

 

例えば何かに取り組む時、入念な準備はもちろん必要ですが、それが自分にとってネガティブなことだとなかなかやる気が起きませんよね。

一歩踏み出すのに時間がかかる場合が多くて、テレアポをするとしたら同じ内容でも20分で一件かけれるのと、15分で一件かけられるのでは大きな違いが出ます。

 

1日8時間テレアポをしたとして(やりたいかどうかは置いておきましょう(笑))、20分/一件だと24件のアポイントのチャンスが生まれます。

これが15分/一件だと32件のアポイントのチャンスです。

引き算すると32マイナス24なので8ですが、割合でいうと32/24なので1.33333つまり33%増な訳です。

 

ここで一つテレアポに関するぼく自身の経験をお伝えしましょう。

以前ぼくは私立の医療法人で働いていた時、選挙担当をしていました。選挙担当と聞いて大学病院の教授選を思い出した人は、ドクターXと白い巨塔の見過ぎです(笑)

 

病院に入院している方にも等しく投票権が与えられています。もちろんご自分の意思を表明できない人、確認できない人は難しいのですが、首から上は元気、という方も多くいらっしゃいます。

 

お住いの住所地で選挙があると、入院している場合には然るべき手順を取って病院で投票をすることができるんですね。ぼくはそれの手配をする担当、ということです。

 

仕事としては

入院患者さんの住所地で選挙があるという情報を随時確認する

患者さんとそのご家族に病院で投票するか聞いてみる

(外出や外泊許可を取って選挙に行かれる方も一定数いて、入れ違いになると最悪の場合は外出先の投票所で投票できません。その方用の投票用紙が病院にあるため)

投票用紙・選挙新聞などを取り寄せる

実際に投票をしてもらい

市区町村の選挙管理委員会に返送する

というのがざっくりとしたイメージです。

 

市区町村議会の選挙であれば人数が限られますが、国政選挙いわゆる参議院選挙・衆議院選挙になるとそれはそれはもう大変です。だって未成年以外は基本全員対象ですから。

 

そういう時に患者さんのご家族さんにお電話する必要があって、どうなさいますか?って聞くんですけどこれが大体100件ぐらい、自分で電話します。

聞いただけでウヘーってなった人、友達になれると思います。ぼくもそりゃ最初はウヘーってなりました。

 

どうしようかなと思ったんですが、もう何か考えている間に一件でも多く電話した方がいいことにはたと気がつき、電話をかけまくること3日間、ご希望の方に全員投票をしてもらうことができました。

躊躇する気持ちよくわかりますが、考えていても仕方がないことですからとにかく受話器を上げて電話をする、そのスピードが大事だなと思うわけです。

 

ちなみにですがこの選挙担当、患者さんにはものすごく喜ばれます。特に毎回必ず選挙に行くことを欠かさなかったご高齢の方は涙します。

そういう姿を拝見するとやってよかったなと思うわけです。

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ヨッコラセで踏み出したらいい理由

最初は雑なやりとり、たどたどしいやりとりでしたが10件も電話するうちにこなれてきます。人間の慣れというのは恐ろしいものです。

最初はあれだけイヤだな、めんどくさいなと思っていたことで一歩踏み出せなかったのに、やり始めるとあら不思議、サクサクやっている自分がいます。

 

20件ぐらいやっていると、こなれ感から横文字で言うところのトークスクリプトが完全に出来上がります。

こうなればこっちのもんです。ただひたすらトークスクリプトを言って、イレギュラーに対応する作業になります。

 

最初だけ、最初の一歩だけ踏み出せればそのあとは勢いに乗れるはずです。もし一歩踏み出して勢いに乗れなければ、それは一歩踏み出せていないのかもしれません。

 

ぼくは調子も波も乗れるときに乗っておきたいタイプです。(サーフィンするとかそういう事はないです(笑))だってその波次いつ来るかわかんないよね。

 

皆さんも自分で自分に勢いをつけてみてはどうでしょうか。最初だけ踏み出せれば、その勢いを借りて波に乗ることができますよ。

波にさえ乗れればあとは押し出されるように前に進めます。こういう時はガッツも必要です。

 

気合も必要に応じて出していくつもりです、まさしくヨッコラセです。

 

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まとめ

ときには気合も必要です。

根性論がキライな人、結構いらっしゃるんですが、誰かに強要する根性論はぼくもキライです。

でも自分で自分にヨッコラセならいいんじゃないでしょうか?お試しあれ。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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