顧問先との距離感を埋めるのか埋めないのか

いかにしてバランスを取るか

いかにしてバランスを取るか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

顧問先との距離間を埋めるのか、埋めないのか。みなさんはどう考えておられるでしょうか?

距離感といっても心理的なもの、物理的なもの、いずれもあります。程よさというのも必要かなと考えているので少しアウトプットして整理してみます。

 

目次

物理的な距離感

お客様との物理的な距離感というのは例えば僕は京都に住んでいますがお客様が関西以外の場所、もっと言うと例えば電車で1時間以内の場所でなければ遠方という位置づけにしています。

 

遠方からのお客様ももちろんありがたいのですが、地元にいる税理士さんではなくてご縁があってご依頼いただいてるそのお客様にその距離を超える価値を提供できるかどうかというのは意識したいところです。

 

自分自身が顧問先に出向くことを想定するとあまりに遠い場合はやはり頻度として少なくなります。

顧問先からの要望にどういうスピードで答えるか、 訪問頻度のご要望があるか、そういったことを考えながら顧問業務を行うようにしています。

 

今ではオンラインでミーティングをしたりファイルの共有をしたりいろんなことができますので必ずしも出向く必要はなくなってきています。

 

そうは言っても近くの税理士さんを探していて、定期的に訪問をしてくれる方を望む方もいらっしゃいます。

 

自分が提供したいこととニーズを取るほどマッチさせるのか、どこにフォーカスするのかは考えておいた方が良いです。

 

個別コンサルティングにおいても同じことが言えてお客様にとって税理士が近い方がいいのか遠い方がいいのか、税理士にとってお客様が近い方がいいのか遠い方がいいのか(遠いほうがいいというかたは多くないですが)。

 

顧問税理士には近くの人が良いという場合もありますし、僕が力を入れている相続業務については地域性というのはある程度あるかもしれないですが、地元で相続をしっかりやっている税理士さんが多いとは限りません。

 

そういう事情もあるので僕自身は相続業務については基本的に全国対応という形にしています。

 

お客様とどういう距離感で仕事をするかというのは物理的に考えるとまた違った視点になりおもしろいです。オンラインのニーズも高まってきていますが、今後もずっとこの熱量かと言われると分からない部分です。

 

物理的な距離感はスピードにも影響します。オンラインでのミーティングが普通になってくると、もっと早く頻繁にという方も現れるかもしれません。

そうなると、当初の想定を超えて支援をすることになり報酬との兼ね合いも考える必要が出てくるでしょう。

 

インターネットを使って仕事が効率化すると気軽になる分、距離感がより重要性をは増してきます。

 

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心理的な距離感

僕自身は親しみを持ってもらいやすいように相談しやすい雰囲気を心がけています。

会いたいと言っていただけることはとても嬉しいことです。

一方で例えばお客様と食事に行くかと言うとそこまでは深い付き合いを求めていない自分がいます。

 

時々であれば良いのですが頻繁にあるとやはり大変ですし、双方に気を使うものです。

食事に限らず例えば頂き物をしたり、お歳暮やお中元についても同じような感覚でいます。

 

これは完全に考え方の違いが現れてくるのですがもっと身近に接していきたいという税理士さんもいらっしゃいますしお客様もいらっしゃいます。

 

反対にお客様と距離を置きたいと考える方もいらっしゃいます、しお客様も税理士に過度に気を使いたくないと考える方もいます。

 

相談のしやすさや親しみやすさと、食事に行くかどうかお中元を贈るかどうかは別の問題だと僕は考えています。

もちろんいただけばお返しをするですがお互いに気を使っている状態が続くと、へんに入り込みすぎてしまうんじゃないかという意識があります。

 

あまりにも心理的な距離が遠い場合もちろんありますが、ほどほどを探る、自分で線引きをしておく、ということの大切さを感じます。

 

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まとめ

インターネットの技術の進歩で物理的な距離はそれ以前と格段に近くなっています。また顔を見て話ができることの安心感も心理的な距離感がを近づけるものです。

それ自体はいいことだと思いますが、だからこそ距離感をはかるという意識が必要だなと。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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