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相続税法の試験攻略に向けてやっていたこと総まとめ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士試験まで100日を切りいよいよ本番に向けた試験勉強もスピード上げてやっていきたいところです。

ぼく自身の相続税法の試験攻略に向けてやっていたことなどを総まとめします。

 

試験の傾向を掴む

ぼく自身は平成27年度試験(第65回)を受験(A判定)し、平成28年度試験(第66回)に合格したので相続税法の受験期間は2年間です。

 

相続税法の試験は割と人気があって、3回、4回と受験している受験生がいます。当然一回で合格する受験生もいますから、平均ぐらいの受験回数といったところでしょうか。

 

今年の試験が第71回ですので回数で言うと5年間のブランクがあります。今の試験の傾向を掴むために、過去問題が国税庁のホームページに公表されている第70回試験試験と第69回試験を見てみました。

 

ざっとみた感想ですが、第70回試験の理論問題は事例となっていること以外はぼくが受験していた頃とあまり変わりがありません。

 

第70回試験;理論問題は事例 計算問題は例年通り(財産評価、小規模宅地特例、税額計算)
第69回試験;理論問題はベタ書き 計算問題は例年通り(財産評価、小規模宅地特例、税額計算)

といった感じですね。大まかな傾向としてはぼくが受験していたときと変わらないという印象です。

 

相続税法に限らず税理士試験の本試験では時間がたっぷり余ることが基本的にないと思われますので、スピード勝負でありながら相当程度の解答精度が求められます。

 

どの年度の相続税法の試験でも分量としては多いので、計算問題は最終税額まで合わせるのはかなり難しいでしょう。(時間があっても合わない可能性もあります)

 

ぼく自身が受験していた時も最終税額は合っていなかった記憶があります。

 

つまり取りこぼさないようにバッサリ切り捨てるところは切り捨てる、というのも本試験では必要になってきます。

 

具体的には計算問題だと、各人の納付すべき相続税額の計算(第70回試験だと答案用紙10ページの2−(2))以降は部分点をねらいにいく解き方をしないと理論問題が書ききれないと思います。

 

時間配分はぼくの場合は、試験開始とともに理論問題をさっと素読みして理論のタイトル上げ3分、そこから計算問題をアタマから解いていき70分で行けるところまで。

 

計算問題70分解いたら理論に戻って40分から45分で書ききれたら残りの時間は計算問題であました部分を書く、という流れでした。

 

割とオーソドックスかなと自分では思いますが、今から本試験を想定した総合問題を解く時期に入りますので、本試験での解き方を想定しながら自分に合った流れを試してみましょう。

 

続いて計算問題と理論問題で「やってはいけないと思っていたミス」と「心掛けていたこと」をそれぞれお伝えします。

 

計算問題

計算問題は大まかに分けて、親族図、財産評価(土地等、取引相場のない株式)、小規模宅地等の特例、課税価格集計、税額計算の4つのパートに分けて考えていました。

 

それぞれについてどのように対策をしていたか考えていたかお伝えします。

 

やってはいけないミスと心掛けていたこと

まず親族図ですがここを間違えると合格までがかなり厳しくなるので、親族図については相続人判定と法定相続割合について100%合うまで持っていくように練習していました。

 

そこの部分だけの練習時間を取るようにしていて、過去問題もそうですが、ここまで解いてきた総合問題の親族図は全て合うまでやります。

 

次に財産評価ですが、土地等の評価は難易度が高くて解けないというよりも、補正率の転記ミスなどケアレスが発生する要素がたくさんあるので、そこに気をつけていました。

 

ケアレスミスで点を取りこぼすことほど悲しいことはないです。けどそこも含めて本試験なので、基本的なことですが指差し確認などしながら慎重に補正率は取るようにしていました。

 

土地等の評価は基本的な項目をおさえられていれば複雑なもので点数はのびる項目です。基礎の繰り返しで乗り切っていました。

 

取引相場のない株式の評価は時々、みたことがない財産について出題されることがあるのでそうなれば思い切って解くだけです。

 

他の受験生も同じところで迷う可能性が高いのでそういう内容が出て来れば迷う時間がもったいないのである意味「エイヤー」でも良いと思っていました。

 

小規模宅地等の特例は特例対象資産を間違えると全部間違えるので判定は慎重に。

 

土地等の財産評価があっていれば計算自体は難しいものではなくある意味パターン当てはめなので数をこなせば問題ないはずです。

 

課税価格集計については特に転記ミスが多い項目なので一つずつ慎重になおかつ急いで書き写すことが求められます。ぼくは該当箇所を左手で指差しながら転記するようにしていました。

 

税額計算のところは点数は部分配点を拾うイメージで、各項目ごとに書ききるといことが大事です。

 

時間がないと後回しにしがちですが、財産評価関係が比較的簡単な内容だとあとは時間勝負でここで差がつくと考えています。

 

最後の方で後回しにしがちですので、最終税額は合わないつもりでここも書ききるために全体のスピードをあげることを意識していました。

 

問題の分量にもよるのですが計算問題70分設定だと税額計算まで行かないことが多かったので、70分経過したら途中であっても理論に戻り、理論を書ききったら最後に税額控除関係を埋めていく、そんなイメージです。

 

理論問題

計算問題は割と点数が取れていましたがおしなべて税法科目では理論問題に難がぼくの場合は多かったです。

 

ようは覚えられない、ということなのですが、相続税法の理論問題は基本的に理論テキストべた書きと呼ばれる種類の問題が多いです。

 

いかに精度高く覚えてそれをアウトプットできるか、そこの勝負です。

 

やってはいけないミスと心掛けていたこと

理論問題の素読みでタイトル上げをするわけですが、このタイトル上げを間違えると書いた内容が全部的外れになります。絶対にやってはいけないミスです。

 

理論の内容をいかに持って行ったとしてもここを間違えるとかなり合格に遠のきます。川でいうと上流、むしろ源流なのでここを間違えないトレーニングは必要です。

 

3分なら3分、5分なら5分と決めて理論問題の素読みをしてタイトル上げをする練習をしていました。

 

理論の中身の精度も必要ですがタイトル上げれないと書けないわけですので、このトレーニングも重要です。

 

理論の中身については精度が高いものをどれだけ本試験でアタマに入れていけるか、という勝負に相続税法の理論問題はなっています。

 

そろそろ専門学校から理論テキストの内容にA~Cのランク付けがされたものが手許に届きます。

 

ぼくの中での位置づけは
Aランクは「てにをは」まで完璧にアウトプットできる、それもスピードを維持して、というレベル
BランクはAランクよりも時間がかかるけれど精度は同じくらいのレベル
Cランクはタイトル上げできれば精度は下がるけれどあとは勢いで書けるというレベル
と考えていました。

 

精度の問題はやはりアウトプットしてみないと分からないので暗唱して覚えたぞという段階で一度なにも見ずに書いてみることです。

 

Wordでもイイでしょうしとりあえず覚えたという自信がある理論をアウトプットしていました。

 

こうすることで意外と覚えてない、という箇所も見つかりますし、意外と覚えている、という箇所も見つかります。

 

この繰り返しで精度を上げて行くようにしていました。覚えては忘れての繰り返しですのでめげずにやることです。

 

書くスピードについては本試験のときには勢いでなんとかなります。あとは文字のきれいさだけです。少なくとも読める字で書ければよいので、漢字は少し大きめに、平仮名は少し小さめに、という心がけをしていました。

 

事例問題については基礎の積み重ねというか個別当てはめなので、金額を入れるべきところはいれつつ解答を作成します。

 

ベタ書きにせよ応用問題にせよ基礎的な理論テキスト内容の積み重ねでしかないので精度が低いという方はもうあきらめてコツコツやるしかないです。

 

理論暗記にショートカットはありませんので、こまめに時間を見つけて理論テキストに触れる時間がいかに確保できるか、そこを意識していました。

 



まとめ

こんなややこしい親族関係図、実務で見かけることあるんだろうか、と心の中でツッコミをいれながら問題を解いていました。

 

社会人受験生は特に細切れの時間を有効活用したほうがよくて、一度に一杯食べるよりもちょっとずつのほうが理論は特に効果が高いです。

 

これからアツくなってきて体力勝負の部分もありますので無理せずに心身を整えつつ乗り切ってほしいです。

 

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