基礎ってなんだろうか

基礎って何だろうか

昨日ラグビーの高校選手権決勝を見ていてふと高校時代にコーチに言われたことを思い出しました。

基礎って何だろうかということを考えてみます。

 

目次

高校時代の思い出 スポーツの基礎

昨日高校ラグビーの決勝戦を少し見ていたのですが当たり前ですが自分がプレーしていた時とは格段に上手だなぁと。

 

オフェンスは楽しいのですがディフェンスは耐え忍ぶ時間のほうが長くまたハードに体をぶつけてタックルする必要があるのでしんどいです。

 

時間の感じ方も攻めているときのほうが守っているときよりも短く感じたのはそういうこともあるでしょう。

 

画面の中の選手たちを見ていて思い出したのが基礎的なことの反復練習でした。

 

ランニングからパス、タックルもそうですしわたしはプロップ(スクラムの一番前、ポジションナンバーでいうと3番でした)と呼ばれるポジションだったのでスクラムやラインアウトなどセットプレーの練習もあります。

 

特にスクラムの練習で思い出されるのがいきなり人間相手ではなくスクラム姿勢の練習です。

 

腰をまっすぐにした状態でひざと足首をまげて壁に手をついて姿勢保持をします。

 

こういう感じです。

スクラムの姿勢

 

この姿勢を保持するためには筋力が必要ですし慣れも必要です。最初のうちは1分、慣れてきたら3分、5分と時間を伸ばします。

 

なんでこんなことやるのかなと思っていたのですがケガしないためなんですよね。そうでなくてもラグビーはケガの絶えないスポーツです。

それを前提にしっかりとケガしないようなプレイの基本動作を基礎として身に着けることが必要です。

 

バックスと呼ばれるポジションの選手ですとパスやランニング、キックの練習がありますが同じく基本動作を反復して基礎を叩き込みます。

 

では基礎とは何かというとコーチが言っていたのは「意識しなくてもできるようになる状態」だと。スクラムの姿勢は大事ですが体力が減ってくるとおろそかになります。

 

試合時間が進むと体力も減ってきますがそんなときでもしっかりとスクラムの姿勢維持ができることはケガの予防のためにも重要です。

 

しんどい時でも無意識にきちんと姿勢維持できるようにというのはスクラムコーチからよく言われていて、当時は「そうかぁ」とぼんやり思っていましたがいまだと確かにそうだなと思うようになっています。

 

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仕事の基礎、趣味の基礎

仕事にも基礎的な能力というのはあるでしょう。どんなお仕事でも。

 

税理士の仕事でいうと入力もそうですが帳簿や決算書を作る、チェックする、修正する。申告書も同様に。

 

お客様とのコミュニケーションもそうですしいろんな基礎的な部分があります。

 

趣味の基礎ってあるのかと聞かれるのですが例えばガンダムのプラモデル、ガンプラも切り取り方、はめ方など各工程があります。

 

慣れていないと組み立てるのに時間を要しますが、何度か組み立てると多少なりとも慣れてきて速度はあがります。

 

早くできればいいというものでもないですが、同じ仕上がりで時間を短くできる、というのは慣れと流れを把握できて基礎的な作業が出来ているからと言えるでしょう。

 

早いだけだと丁寧な作業からどんどん離れてしまいますが、丁寧にやりつつ同じ仕上がりであれば早いほうがいいです、特に仕事は。

 

その出来た時間に何をするかは人それぞれです。仕事を入れてもいいし、家族との時間、趣味の時間を増やすでもいいでしょう。

 

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基礎を身に着ける時間

基礎を身に着ける時間というのは必要で趣味であればその時間さえも楽しいものです。

 

サッカーゲームを最近少しだけ始めたのですが、パスやシュートがうまくいかずもやもやとすることもあります。

 

でも上手になる過程も含めて楽しいものです。時間を忘れて没頭しそうになりますので別の意味で危険ですが。

 

自分自身が体を動かすことであれば最近はジョギングの合間に縄跳びを始めています。

 

昔のほうがよく跳べたのかと聞かれるとそういうわけではないのですが、跳べるようになってくるとこれもまた楽しいです。

 

小学校などでやる縄跳びは体育の授業という半ば強制ですが、大人になってから始めることは基本的に自分がやってみようと思って始めていること。その部分の違いは大きいですね。

 

税理士になるためには2年間の実務経験が必要とされていますが、この期間は私の場合は基礎を身に着ける期間だと捉えていました。

 

楽しいこともあればそうではないこともあります。

でもここで身についたことは今とても活きているような気がしていて、しっくりきています。

 

この期間で学べることはある意味独立後の土台になっていますが、その土台も定期的に見直す必要があってどのような家を建てるか、また建てたいかで土台が変わります。その性質も大きさも硬さも広さも。

 

どんな家を建てて主になるかは自分次第ですがせっかくの2年間の実務経験ですのでその期間をどのように過ごすか、やらされているという気持ちだけで過ごすともったいないです。

 



まとめ

基礎的なことって何だろうかというのを書いてみました。

今後も基礎的なことを積み重ねて活かしていきたいところです。決して今の時間も無駄にはなりません。

 

kindle本を出しました。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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