仕事が選べるという状況の効果

選ばれる立場でもあり選べる立場でもある

独立してから3年半がたち、状況としては変わってきている部分はあります。

資金的な余裕があるとさらに仕事が選びやすくなる、というのが最近の実感です。

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仕事を選ぶことへの抵抗感

独立したてのころはまったくのゼロベースでのスタートでしたので仕事がない状態です。

少しの間その状況が続くのですが、ご依頼をいただくとやはりうれしいのと事業を続けられるかも、という安堵の気持ちがあります。

それはいまでもそうでありがたいなと思うのは確かなのですが、仕事を選ぶことに対する抵抗感はありました。

簡単に言うとご依頼があれば積極的にお引き受けする、という状態です。

ですので相性としてはあまりよくないかもしれない、と思いつつもご契約したり仕事をすることがあったのも事実です。

私の場合はご紹介のお客様はありがたいと思うと同時に少し違うかなと思っても断れませんでした。

今では紹介のお客様でもブログや事務所ホームページを名刺代わりに事前にご覧いただいてから、ご依頼をいただくかどうかを判断していただいています。

そのほうがお互いにミスマッチが防げるからです。

仕事を選べると得られる効果

ある程度資金的なことや顧問の仕事が増えて来て安定し始めると無理して受注しなくてもいいと思えるようになりました。

この状況になると自分の採算よりも、求めておられることが提供できるか、また考え方に共感できるかという部分が受注を考える際の決め手になってきます。

報酬が高くても相性が悪いのでストレスが溜まってしまってはあまり意味がありません。

適切な報酬はもちろんではあるのですがそれ以上にお付き合いをしていてストレスを感じる方といい仕事ができるだろうか、と考えています。

緊張感というのとはまた別です。

税理士という仕事柄、お客様に事業継続をしていただくことが一番良くて、そのためには利益が出ている状況をなるべく続けてほしいです。

それはお客様も同じなはずです。3年でいいや、5年で事業をたたむ、と考える方はシニア起業のかたをのぞけば長く続けることを求めているはず。

シニア起業のかたでも65歳から始めたとしても75歳ぐらいまでは仕事をしたいとおっしゃる方も多いです。

このひとは応援したい、長く続けてほしいと思える人と仕事ができるのは選ばれて選べてという状況の効果です。

お断りすることに対して抵抗感を強く感じなくてもいいかなと最近はよく感じます。

まとめ

税理士はいま8万人以上いるとされていますので自分自身は1/80,000なわけです。自分が無理をして引き受けなくてもいいというのは数だけを見るとそう思いますし、お断りすることになってもマッチングの問題なので契約してからじゃなくて良かったと思うようにしています。

基本的に選んでいただく立場ではありますが、こちらもすべてを受け止める必要はなく選んでもいいと私は考えています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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