独立してから自由に仕事が出来る状況で、制限がかかっていない状態です。
勤めていても制限がかかっていない(残業だらけ)ということもあるかもしれませんが、独立後は自制がより必要になります。
毎日の仕事時間をどれくらいに設定するの自分に合っているのか、少し考えてみましょう。
2月以降の傾向
2月にタスク管理、仕事管理のコンサルティングを受けて以降、仕事の時間について特に意識することが増えました。
ひとつのタスクに要する時間を見える化できたわけです。
また一週間のタスクの時間もグラフ化されているので、外出予定などと入れていくとこの日は時間が取れそうとかタスクが多すぎるとかいろいろと気が付いて調整しやすいです。
そのうえで仕事の時間をどれくらいに設定しているかというと、ブログや事務所ホームページの記事を書く時間を含めて一日6時間を目安にしています。
朝のルーティンは10分、記事を書くのに100分と設定していますので、360分だとするとあと250分です。
その中でいかにやりくりするか。
月次顧問の仕事もあれば、決算業務もありますし、スポット相談、セミナー対応、相続の仕事もあります。
仕事の時間がたくさんあっても全てを一気にやることはできませんので細分化していくことを自然と考えます。
相続税申告であれば、親族図の確認と情報を会計ソフトに入力する、生命保険の資料を確認してスキャンして入力する、など項目で分けていきます。
月次顧問の仕事は会社ごとに設定することもありますが、私の場合は月次顧問150分みたいな形で設定していてその中で顧問の仕事として何をするかをその日に決める、ということもあります。
資料お預かりのタイミングや進捗で今日は業務ができない、みたいなこともあるからです。
この辺りはそれぞれの状況に合わせてやっていくのがいいでしょう。
仕事時間は長ければいい、というわけでもない
仕事時間を6時間に設定しているのは、単純に一日の仕事時間が8時間だと長すぎると感じているからです。
体を動かすわけでもなく、体力的な面は問題ないかもしれませんが脳の機能的な問題で8時間は長すぎるんじゃないかなと。
特に税理士業のような専門サービス業だと、一日の仕事の時間が長くなれば長くなるほど精度が落ちてくるものです。
税理士事務所勤務の時から残業が好きではなかったのですが、やはりやればやるほど精度が低くなってミスが頻発しているのを自覚していたからです。
残業をしないほうが評価される人事制度を希望していましたがなかなか難しいものがあったようで結局採用されることはありませんでした。
ひとりで仕事をするようになってじゃあそれを変えていける状況になったときに、まず手を付けたのが仕事時間の管理でした。
ただ最初のころは気が緩んでいたこともあり、またやればやるだけ収入につながるかもしれないという希望と、やらないと収入が下がるかもしれないという不安とであまり管理ができていませんでした。
それでも3年が経つ頃にはある程度仕事を選べるようにもなってきたので、仕事時間の制約をあえてタスク管理とともに始めたわけです。
はじめてからおよそ半年たちますが自分としても仕事のパフォーマンスを高い状態でやっていくには6時間ぐらいがちょうどいいと感じています。
毎日少しずつするスタイルの模索 仕事の平準化
勤めていてフルタイム勤務だと8時間×5日=40時間というところが多いです。
独立するまで私もその勤務時間で仕事をしていましたし、医療法人での勤務は連続24時間とかもありましたのでハードでした。
働き方としてはいろいろと経験してきましたがやはり雇われていない分いまが一番自由な状態です。
それゆえに自制が効かないと仕事をやりすぎてしまうこともあるかと考えています。
仕事をしすぎて何が問題かというと体の問題よりも心の問題で、メンタルヘルスにいい影響がないです。
仕事以外の時間にも独立をすると仕事のことを考えてしまう傾向がフリーランスのかたには多いですが、その状態が続くと気が休まりません。
仕事をしすぎないことが仕事を継続していくことに繋がります。
毎日少しずつ仕事をすることのほうが自分に合っていると思えば平準化するのもいいでしょうし、土日はしっかり休みたい、ということであれば平日は8時間しっかり、ということもいいでしょう。
ただし、経験上は土日しっかり休もうと思っても結局仕事をしている自分がいましたので、そうであれば一日の仕事をやりすぎないほうが自分には合っています。
まとめ
独立するとやはり自由なぶん自制を効かせることがより必要になってきます。
ひとりでやっているとなおさらです、だれも注意してくれたりはしませんので。
また気が付いたときには体調不良になっていた、心身の健康を害していたとなると取り返しがつかない可能性もあります。
仕事時間をどう設定するかはやはり気にかけておきたいところです。