マラソン大会は秋から春前ぐらいにかけてが盛況です。コロナ禍を経て大会の開催も復活してきた感があります。
マラソン完走の肝は練習だと考えているのですがとあるところで「マラソンは準備が8割 スタートラインに立った時にほぼ決まっている」ということを聞きました。
マラソンも確定申告も事前準備が大事です。
マラソンの練習、準備
マラソン大会に出るときには目標を立ててそこにどうアプローチしていくかを考えます。事業や勉強と同じです。
歩かないで感想なのか、タイムなのか、タイムでも自己ベストなのかそうじゃないのか、いろんな目標があります。
先日行われた京都マラソンは終日雨模様だったのでタイムを狙うのは難しかったでしょう。かなりハードなマラソンになったはずです。
状況に合わせて変えていくこともありますが練習段階でどこまで想定するかもポイントです。
雨の日に走っておけば身体が雨に打たれる状態で走るとどうなるかがというのが把握しやすいです。
いきなり本番で雨が降っているとそれだけで気持ちとしては萎えてしまいますし後ろ向きになります。
体験できるということはやはり身体もですが心の準備ができるということです。
そういう意味では経験しておきたい雨の日のマラソン練習ですが、アタマではわかっていてもいざ雨が降っていると行きたくなくなる気持ちもよくわかります。
なのでどこまで想定するか、というのは考えどころですし工夫がでるところです。これは心の準備ですね。
一方でランニングの練習もある程度やっておかないとフルマラソンはとてもハードです。練習していてもハードに感じますし。
よく聞くのが2週間前や3週間前に20~30キロ走を入れて足をならしておく、ということなのですがこれだけだと結構きつく感じるでしょう。
普段から走っているかたの20~30キロ走と、普段はあまり練習できていないかたのその距離ではしんどさが違ってきます。
またフルマラソン本番はその日に急に体力や足が軽くなって好タイムが出るみたいな種類のモノではなく、積み重ねてきたものが本番で出るタイプの競技だと考えています。
なのでスタートラインに立った時に8~9割が決まっていると言われるんでしょう。その言葉を聞いたときに妙に納得した自分がいました。
あとは当日のコンディションが2~1割ということなのかなと。
練習や準備が大事というのは自分の仕事、特に今の時期だと所得税の確定申告がそれにあたります。
確定申告の練習、準備
確定申告はどこでその中身というかデキがきまるかというと資料収集これにつきます。これは準備ですね。
資料が揃わない確定申告ほど時間を要するものはないです。資料待ちの時間はほかのことをしているわけですが、そもそもAの申告が資料が揃っていれば終わったはずなのにそうならないわけです。
集中力も途切れますし、申告期限まで短いので資料が届かないとやはり予定としてはズレていくものです。着手してからだと余計にそう感じます。
確定申告は資料収集が10割かもしれませんね。
練習という意味では年明け後に自分の確定申告でまずは肩慣らし、というのがここ数年のスタイルです。
どうしても年に一度ではありますので忘れていることや変更事項もあります。
令和4年分の申告でいうと確定申告書のA様式、B様式が統一されているのは地味な変更ですがいままでA様式だったかたは申告書がガラッと変わる印象です。
細かい部分もそうですが大枠として流れを忘れていることもありますので早め早めに資料の準備依頼と練習も兼ねた自分の申告をすること。
またお客様の申告でも去年の申告はベースになりますので去年の申告を見ておくことも準備になるでしょう。
改善点や資料の預かり方法なども次年度分に向けてご案内して共有しておくと来年の準備にもなります。
まとめ
マラソン大会も何度かでて完走出来たりできなかったりといろんな経験をしました。完走できなかったときはやっぱり練習が足りなかったなと思いますし準備も不足していましたね。
確定申告も手順よく進めていこうと思うとお客様のご協力は欠かせません。それは税理士業のどれについても同じです。
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