今年の確定申告もめどがついて一安心しています。今の間に課題とシーズンの振り返りをしておきたいところです。
振り返り
確定申告の件数自体は増加はありませんでした。スポットでの対応としては3件ほどあり、その分の対応だけで私自身が作成する申告件数としての増加はなしです。減少もありませんでした。
今年一番イレギュラーに感じたのが記帳指導のリスケジュール、予定変更依頼が多かったことです。
来所と訪問しての対応が今シーズンの記帳指導では多かったのですが(事務所を借りたことによると考えられます)、インフルエンザが流行ったことに伴い直前での変更依頼が多かったです。
致し方ない部分でしたが予定変更が重なると後の予定も変わってきますのでその部分がイレギュラーに感じました。
あとは相続業務のご依頼が年明けからすぐにあり、確定申告時期での納品も4件ありましたのでその分の業務量の多さは実感していました。
連絡してもお返事がいただけない所は申し訳ないですが後回しにして他のところをどんどんと進めていくことで対応しています。
結果的には去年より1週間ほど遅れての確定申告業務の終了となりそうです。
売上も予定通りというか年初に作った事業計画の数値と3月分までは同じぐらいになりそうです。
少し相続業務の分が多くなるかなというぐらいです。
私の事務所では不動産賃貸業が少なく、事業所得で消費税申告もあるような規模のお客様が多いのでそういったケースだと顧問契約をお願いしております。
記帳代行だったり先方での入力など様々な形態がありますが年一で確定申告のために事業所得の方からドサッと領収書やレシートをお預かりして、イチからの入力はマンパワー的にも対応できません。
そのため年一での確定申告のお客様についてもデータで入力したもの等のお預かりをするようにしています。
独立前は相続部門に所属していたため資産税関連の譲渡や贈与がたくさんあり、むしろ事業所得の経験は少なかったのですがいまでは逆転している状態です。
お客様から求められる業務とこちらが提供できる業務にはギャップが生まれることが多いのかなと。
税理士として登録すると難しい税務や難しいことをしたくなる気持ちも湧いてきますが、独立後は必ずしもそういうことへの対応が求められるわけではないです。
むしろ基本的なことでもキチンと丁寧に仕事を進められることを求められる印象です。
課題
課題としてはタイムスケジュールが若干甘かったのと資料の催促を今シーズンはあまりしなかったことを考えています。
実際の入力や申告書作成時間そのものは複数年度にわたりご依頼をいただいていて慣れてきている部分もありましたが妙にてこずることがあり時間がかかった部分もあります。
またイレギュラーな予定変更などもあり切り替えても仕事が滞っている状態、お客様からの返事待ちがあり思うように進まなかったかなと。
また今年は試しにお客様への資料催促をあまりしませんでした。
去年の段階ですでにお預かりしているものの処理は進んでいましたがあとは待つのみかなと思って、相続業務もありましたし少し待ってみることに。
結果的にものすごく遅くなった、という方はいらっしゃいませんでしたがその分いつ来るのか読めないという状況になってしまったため待っている時間も長かったというのが反省です。
適宜ご案内していくほうがよさそうだなというのが正直なところでした。
今年は確定申告期限の延長等が一律ではなくなり、ここ3年ほどゆるめの期限だったことの反動も大きかったです。
以前はそれでやれていたはずなのですがゆるい間に増えたお客様が期限が元に戻ったことででのプレッシャーというか。
あぁ確定申告ってこんな感じだったなというのをひしひしと感じています。
2019年1月に独立をして、その年は確定申告は5件でした。
2020年から確定申告は徐々に増えましたがそこからコロナ禍で2020年、2021年、2022年と期限が緩い状態での業務対応でしたし、お客様が増えていてもなんとなく大丈夫だろうという気持ちもありました。
時間遅くまで仕事をすることはありませんでしたが、一月中ばあたりからずっと仕事しているという感覚を持ったまま確定申告に突入しそして終わりを迎えようとしています。
今後は申告期限が元に戻っていることを改めて感じつつもう少しテコ入れして自分の業務効率も上げていく必要がありそうです。
まとめ
今シーズンの確定申告を振り返りました。
お客様が増えるにせよある程度コントロールしておかないとインボイス制度を見込んでのフリーランスのかたのご依頼も増えてくる可能性があります。
自分の業務効率も再度見直しつつスキルアップも図っていきたいところです。
動画販売ページはこちら