意外と喜ばれるスケジュールのオープン化

意外と喜ばれるスケジュールのオープン化

スポット相談が業務メニューとして掲げていますので、突発で仕事が入ることはままあります。

今の時期は特に確定申告のご相談がメインになっており、自分でやってみるためにとか、どういう処理をすればよいか、という感じです。

意外と喜ばれるのがスケジュールのオープン化です。もしスポット相談を業務メニューにする場合には検討してみてください。

目次

オープンにしておくことのメリット・デメリット

スケジュールをオープンにしておくことのメリットはご依頼をいただく方が見て予定を入れやすいということです。

相談の時間は60分とか90分とかいろいろありますが、その前後の移動時間なども加味する必要があります。オンラインだと移動時間は不要です。

昨年、京都駅の近くに事務所を借りたことで来所してのご相談もしやすくなっていると感じます。

ご来所での相談が去年までと比べると圧倒的に増えましたので。コロナ禍がおさまった時期は特に対面でのご希望も多かったです。

予定が立てやすいということは依頼のハードルを下げる事にもつながります。

いつ相談に行けるかということのやり取りが減りますのでメールでの往復がとにかく減ります。

このやり取りが減ることで一回で相談日時が決まるというのはやはり依頼する側にとってはメリットです。

最近も相続のスポット相談で実際に依頼するときにわかりやすくて良かったとおっしゃっていただけました。

ちょっとしたことなんですけど意外とやっている人が少ないので差別化にはなりますし、ご依頼のハードルを下げる、やり取りを減らすことの効果はあります。

一方でデメリットについても触れておきます。

自分のスケジュールがオープンになっている(どこに行くとかそういうのは隠せます 後でお伝えします)というのは気になる人は気になるでしょう。

スケジュールをみた人がスカスカやんけ、この税理士は暇なんか、頼んで大丈夫か?となる可能性も無きにしも非ずです。

ただスカスカやんけ、については後段でお伝えするように対策はできますし、仮にスカスカだとしても仕方がないかなと。

ほどほどに予定が入っているのが望ましいですが、この時間帯にしてくださいというのは敢えて書いておくのもいいでしょう。私はスポット相談のご依頼はこの時間帯、曜日でと書いてます。

スケジュールに入れている予定だけが仕事ではないでしょう。私の場合で言うとルーティンやブログ、メルマガの時間、朝の運動の時間などはスケジュールに入れておらずタスク管理のExcelシートで整理しています。

少なくとも「この税理士は暇そうだから頼むのやめとこう」と思われるぐらいなら、そのかたからご依頼がなくてもいいかもしれません、そう割り切ってやってます。

GoogleカレンダーをWordpressに埋め込む

Googleカレンダーを事務所ホームページに埋め込むには少し技術的な部分が絡んできますがそう難しくはないです。

「Wordpress Googleカレンダー」で検索をしてもらえると技術的なことは出てきますのでそれを見ながらやってみるのがいいです。

私も最初はそういう風にやっていました。

あとはWordpressテーマによって技術的な部分が多少違ってきますので、利用しているWordpressのテーマにマニュアルなどがないか確認してみましょう。

自分の事務所のホームページに自分のGoogleアカウントでアクセスしているので、自分で事務所ホームページをみたときには予定の詳細が丸見えなのですが、シークレットモードでアクセスするときちんと詳細は隠れます。

事務所ホームページに埋め込んでいるGoogleカレンダーの見え方

もしGoogleカレンダーを埋め込んだ場合には必ずシークレットモードでどういう風に見えているかは確認しておいた方がよいです。

それこそ自分の予定が世界に筒抜けになってしまいますので。

Googleカレンダーをシークレットモードで見るとこんな感じに見えます。予定があるところはカレンダーに「予定あり」として埋まりますので空いてる時間はわかります。詳細はわかりません。

もしコイツ暇なんだなと思われたくない、ここは絶対に予定を外せない、例えばお子さんの送り迎えがある、という場合などはそこに予定を入れておくのもひとつです。

外から見たときには空いているようには見えてしまいますので。

私の場合は面談時間のお願いというかたちで別途項目でお知らせしています。午前中は割とあれこれあるのとブログを書いたりしていますので予定を入れることは少ないです。

スポット相談の面談時間のお知らせ

こうして書いておく、カレンダーを入れておくだけでも効果はあります。どこのお店に行ってもオープン時間とか営業時間とか書いてますがそれと同じですね。

まとめ

スケジュールをオープンにしておくことのメリット・デメリットなどをお伝えしました。

ご依頼をしやすくしてもらう工夫はやはり必要です。そうでなくても税理士に相談することのハードルは高いと思われていることが多いですから。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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