誰でもとれる情報は取ってからがスタート

誰でもとれる情報は取ってからがスタート

普段はお客様関係でストレスを感じることなどないのですが、ときおりご相談があって、みたいな形でご紹介があるケースはあります。

そういうときには意外とストレスがかかるなと感じる出来事が多くあるものです。自分もそれをしていないか気を付けたほうがいいので備忘がわりに書いておきます。

目次

相手のスケジュールを無視した依頼

相手のスケジュールを無視して依頼をすることはいまはありません。

勤めているときもサポートスタッフにはいついつまでに出来ますか?という形で仕事をお願いするようにしていました。

その人の仕事の状況や進捗、量などこちらで把握していない部分のほうが圧倒的に多いわけですから、期限を設けておくぐらいにしていました。

いまは仕事をお願いするというよりも相談を突発的に受けることはあります。

資産税関係の仕事をやっていると同業者や他士業のかたから一定程度ありますがそこはお互いに配慮がなされていて気持ちよく仕事ができます。

意外とストレスがかかるなと思ったのは、そこから不動産関係や保険関係のかたと直接やりとりしてご相談という場面になったときです。

お客様自身であればいいのですがいわばハブになるひととのやりとりは気を付けるようになりました。

特に依頼や相談が突発的だとこちらのスケジュールなど完全に無視しているケースがあります。

そういう場合は簡単に「そのスケジュールでは出来ない」とお伝えしています。

例えば金曜日の夕方に資料をもらって、明日の午後に先方に営業に行ってきますとか言われても困りますよね。

こちらにも予定がある、ということを分かっている方と仕事をしたいなと改めて感じます。

適当に作成された資料の確認

提供された資料も情報不足だったりするのは別にいいんですが、明らかに適当に作ってるよねというものがあるとどうしたものかと思います。

相続税の試算などは特に全体を間違えると税額試算も間違えるわけで、建て替えを検討する不動産の路線価だけ拾ってきても意味がないです。

また不動産の建て替えを検討するのであればせめてその相続対策が必要な方の持っている不動産の謄本ぐらいは取得して共有してもらったほうがいいでしょう。

持分が不明だと判断できるものも試算できるものもできなくなります。

情報不足でなんとか分かる範囲でお答えするものの、それをベースに営業ができるとは思えないのでやはり丁寧にやっていただくのが良いかと考えます。

分かる範囲でというのにも幅がありますしお客様は「わからないなりに対応してくれた」というのは敏感に感じ取るものです。

路線価であったり謄本であったりは公開されている情報ですし少し費用をかければ誰でも取得できます。

誰でもできるということは差別化が難しいとも言えますからそこを整えて初めてスタートと言えるでしょう。

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まとめ

営業のシーンではいろんな資料を準備することもあるかと思いますがその出来上がったものを見れば何となく適当に作られたかそうじゃないかはわかるものです。

誰でもとれる情報なのであればまずそれを取ってからがスタートかなと。自分自身も気をつけたいところです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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