同人作家を中心に同人系のかたのお仕事をする機会が多いですが、税理士紹介サイトなどを通じてではなく事務所ホームページや発信内容からのご依頼になっています。そもそも私のところではいわゆる税理士紹介サイトやサービスを使っていませんので。
税理士紹介を利用するかどうかは作戦のひとつとしてどうするかは考えておいたほうがよいです。
税理士紹介もいろいろある
税理士紹介を専門に行っているサービスやサイトもあれば、会計ソフトの会社にそういったサービスがあって紹介してもらうケースもあります。
いろいろとあるわけですね。
会計ソフトの会社だとユーザーである事業者とサービス提供をする相手である税理士とをつなぐサービスの一環として紹介料などのやり取りがないケースが大半です。
一方で紹介料などが発生するサイトもあるわけで、この金額や期間はそれぞれ異なっています。
一年間のみでその間の顧問料・決算料の40~70%だったりするところもあれば、同人作家向けの税理士紹介サイトだと事業者との顧問契約が続く限りは基本的にずっと毎年の税理士報酬の30%などというケースもあるそうです。
こういった税理士紹介のケースは事業者側に報酬のうち何パーセントを支払うということが知らされていないことも多く、必然的に顧問料が高めの設定になっていることもあるのでそこは違いとして知っておいた方がよいでしょう。
自分で税理士を探す手間のぶん、顧問料などが高め設定でなおかつそこから紹介サイトなどに支払いがある、というビジネスの形になっています。
事業者の立場で見ると自分で税理士を探して問い合わせや依頼をする、検討する手間を外注しているみたいなイメージです。
税理士の立場で見ると顧客を紹介してもらうことで営業活動のひとつになり、その紹介に対して紹介料を払うということ。
このあたりのサービスを利用するかどうかは自分の考えと合うかどうかです。
必ずしも自分で探したほうがいい税理士に巡り合えるか、紹介してもらったけどイマイチだったとか、そういうのが言えないと言えないので難しい部分ではあります。
税理士紹介を利用するかどうか
私自身は独立前の事務所はそういったサービスを全く使っていなかったので存在自体は知っていましたが実際に利用しているのを見たことがありませんでした。
独立して開業するとこの手のご相談というか登録しませんかという営業をかけられるわけです。
そこでいろんな話を聞いて利用するかどうかを税理士として考えてみたのですが、私はそもそも紹介で仕事を受けると自分の軸がブレていきそうで合わないというのが分かっていましたので利用していません。
似たような話で異業種交流会も独立当初は加入して一生懸命やってましたけどもうまくいかず、すべて退会しています。
異業種交流会でも税理士紹介でも自分の営業活動を他人に依存する形にはなるので、それがあうかどうかです。
どういって紹介されているか何を期待されているのかが分からないですし、紹介者のかたと合ってもその紹介された人と合うかどうかはまた別の問題です。
自分の営業スタイルについて考えたいということであれば先日読んだこちらの本がおすすめです。
性格分析とともに自分に合う営業はこういった感じのものというアドバイスがありますので参考にしてみてください。
あくまで営業のひとつですのでそれが合うかどうかだけです。
まとめ
税理士紹介を利用するかどうかについてお伝えしました。
メリットがあると思えば使ってみればよいですし、違う方法のほうがいいなと思えばそちらもやりつつで仕事を増やす方法のひとつとして検討してみるのもよいですね。
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