独立後のメンタルの変遷

独立後のメンタルの変遷

独立前は独立後の不安に対して意外とメンタルの調子がよくなかったです。人生初の胃痛にも見舞われました。

では独立後はどうだったのか。少し振り返ってみます。

目次

独立後のメンタル

独立前は独立した後のことへの不安もあってメンタルの状態としては不安のほうが大きかったです。

それで寝れなくなるとかはなかったのですが、それは期待感もあったからです。

税理士としてどこまでやっていけるかということへの期待と、お客様ゼロでのスタートで無謀にも見えるのでどこまでやっていけるかという不安と。ないまぜの状態ですね。

割と楽観的なほうという自覚はあってもしうまくいかなくても一応税理士資格あるんだからどこかで拾ってもらえればいいわ、あとは自分のプライドの問題だけ、という感じでした。

それでもやはり一年目は特に仕事が少ない状態が続いたので預金の残高と同じく不安定な状況でした。

メンタルの不調というのは特に感じなかったのですが、身体的にはどんどん太ってきていた&お酒の量は増えたので紛らわしていた可能性は高いです。

独立2年目になってからはコロナ禍となり、自分の営業や業務のスタイルがオンライン中心によりなっていきます。

この時ぐらいから自分の営業活動としてやるべきことが明確になってきたのと、成果が少しずつ出てきたこと、無理して人と会わなくても大丈夫ということなどがメンタル面にプラスに働きました。

自分がやっていきたいスタイルをいかに早く見つけれるか。

いわば軸なわけですけどもそこが固まってくるとやるべきことが明確になりますし、他者比較ではなく過去の自分との比較がしやすくなります。

いい意味で同業者が気にならなくなりました。

2020年の末ぐらいからはメンタルの調子としてはかなり安定するようになって、仕事もコツコツとご依頼をいただけるようになり、自分の税理士業の状況も安定してきます。

そうなると自分のタスクが終わったら今日は仕事は終わりというポジティブな気持ちも持てるようになっていきました。

自分の機嫌は自分でとる

もともとそれほど思い悩むほうでもなく、なるようになるし、そうできるように頑張るだけという気持ちが独立前からはありました。

ただ実際にやり始めてみるとやはりうまくいかないことも多く、あーあという気持ちがあったのも正直あります。

お金の面でも想定していたよりもスロースターターになってしまったため、このままだと来月アルバイトしないとまずいかもというのが2回ほどありました。

相続税申告業務の依頼がタイミングよくいただけたこともあってアルバイトは結局やっていませんが、そういう波の底みたいな状況もあったわけです。

そこを乗り越えて今に至ったのは自分のやるべきこと、営業のスタイル、税理士業としてどういう方向性にするかが固まってきた部分はやはり大きいです。

ふわふわした状態だとやはり前に進むのか方向を変えるのかに対しても不安に感じる原因でした。

自分の機嫌を自分でとるのは大事ですが、そういう状況にできるように気分転換できること、私でいうとランニングとゲームなどお酒以外のものを見つけられたのはとてもよかったです。

自分の機嫌を取れるものを見つける、自分の仕事の方向性やスタイルを固めていく(あくまで軸として。柔軟さも持っておきたいですが)ことが自分のメンタルケアにもより効果的でした。

まとめ

独立後のかたのSNSを見ていると結構悲観的な方が多くて、自分のときはどうだったかなと振り返ってみました。

悲観的であろうと楽観的であろうとやるべきことをいかに見つけて辛抱強くやるのか、方向性を変えてみるのか。

考えてやっていくべきことはたくさんありますのでメンタル不調にならないようにケアしていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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