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自分のセールスポイントをどこに置くか

自分のセールスポイントをどこに置くか

どんなビジネスでもそうかもしれませんが、自分の事業のセールスポイントをどこに置くか。それを評価してもらって報酬をいただくという面があります。

自分のセールスポイントはどこなのか、どうやって見つけられるのか考えつつ営業をしています。

目次

自分の税理士業のセールスポイント

私の税理士業のセールスポイントを考えてみると顧問業務、相続税関連と2つの柱があります。

法人顧問先は事業承継関係のところやひとり社長のところが多く、事業承継関係については相続税関連の業務を独立前に経験が積めていたことは大きいです。

相続税申告から承継や相続税対策の提案など多くのことを経験してこれたのはキャリアとしてとても良かった点です。

相続税専門の税理士法人ではなかったのもよかったかなと。

相続専門という道もあるとは思いますが私は相続専門には結局しませんでした。営業のしかたも違いますし顧問の仕事も好きなので。

自分の好き嫌いで仕事をどう組み立てるかも自由度が増すのが独立後です。

個人事業主の顧問先は漫画家・同人作家・同人ゲームクリエイターのかたが多いです。

こちらの業種の税務会計の処理は独立前には全く経験がありませんでしたが、一人のお客様からのご縁で勉強や経験を重ねてサービスをブラッシュアップし柱になりました。

特に平均課税関係は税理士でも所得税法の試験の受験経験がないと縁がない特例のひとつですし、漫画やゲームなどある意味でニッチな世界の税務会計の経験は積みづらいのかなと。

業界や業種への理解度が高いというのはどんな事業者でも税理士側に沿う合ってほしいと思うのではないでしょうか。

実際わたしのお客様からも業界のことをよくご存じなのでお願いしたといわれることが多いです。

お客様の言葉に気づきがある

お客様からふとおっしゃっていただいたことにも気づきがありました。

漫画家・同人作家のお客様とお話しているとみなさんほとんどが事務仕事が苦手で、確定申告は最たるものだと。

クリエイティブな仕事をしているかたは特にその傾向が強いようで、年明けから確定申告の期限までかなり憂鬱な時期であると。

その間は作品や制作の時間が減ったり全く取れないという方も多いようでその時間が無くなればずいぶん助かるというのを聞いて、それはサポートのし甲斐があるなと。

今年もすでに確定申告が終わっている作家のお客様が複数いらっしゃいますが、早く終わってとても助かりましたとおっしゃっていただき、自分では難しかったと思うと。

決算書を作るために帳簿の入力や資料の整理から、確定申告書の作成までこちらで担うことで、制作の時間が増えて結果的に売上増につながるケースもあります。

作家の方は基本的に記帳代行で請け負うことにしているのはそのためでもあって、お客様にとっては苦手だけれどこちらにとっては得意にしていることに価値があるのかなと。

まとめ

自分が誰かに何かを依頼するときにどういうことを気に掛けるか、税理士に依頼するとしたらどういう税理士に頼みたいかを考えてみることからスタートしました。

何とか形になりつつありますがまだまだやれることはあるので営業を続けつつ変えるところは変えつつやっていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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