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私が生成AIでやってることなど

私が生成AIでやってることなど

ChatGPTやClaude、Copilot、Geminiなど生成AIに触れる機会が一般の方でも増えてきたように思います。税理士業にいかに反映できるかということも考えたりするのですが、私自身が生成AIで今やっていることを整理しておきます。

目次

私が苦手なことをやってもらう

私自身は、作家業のお客様が多く、お客様が絵を描いたりイラストを書いたりするお客様が多いのですが、私自身は絵を描くことがとても苦手です。

絵を見ることは好きなのですが、実際に絵を描くという機会はほとんどありません。

なので試しにと思ってイラストを描くことを生成AIにやってもらっています。

具体的にはこのブログや事務所ホームページ、YouTube動画のサムネイルを作る際にAdobeシリーズのFireflyでプロンプト書いてサムネイル用にイラストを描いてもらっています。

描いてもらっているというよりも作ってもらっているという感覚のほうが近いですが。

それに編集を少し加えてサムネイルに仕立てるわけですが、これだけでも結構こういうことに使えるんだなというのがわかったりしてとても面白いです。

また私自身は文章を書く機会が多く書く仕事もありますので、文章の校正チェックをしてもらうことが多いです。

今はKindle本に着手し始めていますが、そういった文章のチェックなどもClaudeという生成AIはかなり得意なように思います。

このブログやメールの返信など文章を書く機会は結構あるものです。

特に表現の仕方や伝え方が難しい、相手にそうではないということを伝えたりする場面では考えることそのものも表現により気を付けるのですが、ChatGPTなどでメール文を見てもらうこともよくあります。

ネガティブなことを伝えるときには自分も考えがまとまらないことがあるので特に重宝するように感じています。

そういったもののチェックを自分の目だけで2回見るということもできるのですが、違った視点での表現や言い回し、誤字脱字なども含めて生成AIに文章を読み込ませると結構な感じで仕上げてくれることが多いです。

まるまる文章を書いてもらう事は私自身はやっていません。

それは私が考えていることを私が書いているから価値があると思っているからです。

もちろんブログや事務所ホームページ、メルマガなども指示を出して材料を渡せばそれなりのものが仕上がってくると思いますが、まだまだそれが私が書いたものと言えるかというと、そうではないかなというのが少し触ってみたいまの感想です。

他にできそうなことと言えば、例えば通帳の写しコピーを読み込ませて、CSVデータやExcelスプレッドシートにしてもらうということも時々やっています。

私の事務所ではアルバイトの方に来てもらっているので、アルバイトさんにやってもらうことが多いのですが、そういったことにも使えると、例えばAI OCRと呼ばれるサービスも近いうちに使い方が変わるかもしれません。

精度の高さを見て結構使えるなというふうに感じています。

通帳のデータ化でいうと法人や個人事業主の方だけではなく相続の場面でも通帳の入出金をチェックする仕事があります。

こういったことにもGeminiを使ってやってみると意外とCSVデータの精度が高いです。

生成AIがあるから税理士行そのものが楽になったかというと、私はそういう風には今のところ感じていません。

どういう風に使っていけるか考えたときに、税理士以外の話す書くイラストを作る、そういったことの方がより得意なように見えます。

ChatGPTで法律、特に税法の話などを質問するとかなり危険な感じでニセの情報を流してくることもいまだにあるようですので、使う人のリテラシーや知識に大きく依存するというのはよく感じます。

仮に生成AIで仕事が減ったらどうするか?

もし生成AIで仕事が減ったら効率的に稼げるようになるかもしれませんし、収入が減るかもしれない、そういう危機感は確かにあるのですが、全くゼロになるかというとそういう気配は今のところないです。

ただうまく付き合っていくという面では、税理士業は割と新しいものを上手に取り込むというのが上手な業界だと思っています。

例えばパソコンで申告書を作ったり、決算書を作る会計ソフトを使うということも、最初の手書きの頃から比べると随分と効率的になってきた感はありますし、電子申告もいまではスタンダードです。

そのうち税務調査もオンラインでやるということもスタンダードになってくるような未来もある程度見えてくる状態です。(裁判だってオンラインでやる時代ですから)

OCRについても書類やデータを揃えれば読み込みしてそれを正しく整えるということも、AIは得意でしょう。

その資料やデータをいかにお客様からお預かりできるか。そこが人間の仕事になるかもしれません。

またデータを用意したその後の後工程のこと(プレゼン資料やグラフの作成、データ分析)も得意なように思いますので、そういったことにうまく対応していける柔軟性は持ち合わせていたいなと感じています。

まとめ

もし生成AIで税理士業がなくなったら他に税理士業以外で何かやりたいことがあるかなぁと考えたりするのも、私自身は楽しいと思っています。

そういう時代の流れがあるのであれば、AIを上手に取り込んで、税理士業を楽にするということも良いかなと。

少なくとも通帳のデータ化などはAI-OCRなどの機能は生成AIにとってかわられる可能性は割とあるようなそんな機能向上のスピードです。

そこについていけるようにキャッチアップしておきたいところです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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