最近Kindle本の執筆に取り組んでいますが、それまでは少しネックに感じていました。自分がどこにボトルネックを感じているかを解消できると、少し気持ちもそこに向くと思いますので、その辺りを少し解説してみたいと思います。
Kindle本執筆のネック
私にとってKindle本は2冊目の取り組みになります。1冊目は自分の営業してきたことについて、3年目までのことを振り返る形で書きました。
書いている時は割と振り返りの時間も取れましたし、通して読んでもらおうと思う気持ちも湧いてきたので、書いたこと自体は全く後悔はしていませんし、今でもおかげさまでちょこちょこ手に取ってもらっています。
そこからだいぶ期間が空いてしまったのですが、原因として何だったかなと思うと、まず1つが忙しさということもあります。Kindle本を書かなくても営業していけていましたし、YouTube動画なども始めていたので気が付かなかったというのが1つです。
ただ忙しくても書ける人は書けますので、私にとってもう一つネックがあったとすれば、マークダウン方式での記載です。
マークダウン方式という特定の方法で書かないと、Kindle本として発行する形にコンバートできないというのが、意外とネックに感じていることに気づきました。
普段はGoogleドキュメントやWord、Googleメールなど、書くことに対してあまり抵抗はないのですが、Kindle本に関しては決まった方式で書く、しかも普段書いていない方法でというのが結構ネックに感じていたのです。
ただ、そこも解消しようと思えばできるのではと思い、生成AIに尋ねてみました。
生成AIに解決法を聞いてみた
私は普段ChatGPTとClaude(クロード)という生成AIを使っています。プログラミング関係についてはChatGPTを使っていますが、文章の構成や誤字脱字のチェックなど、書いたもののチェックについてはClaudeの方が得意にしているように見えるので、Claudeを文章のチェックなどについて使っています。
このため、ClaudeにKindle本を出版するためのプロセスを改めて確認してみたことと、マークダウン方式で書いていないものをマークダウン方式に変換することができるかを確認してみたところ、いずれもマークダウン方式で書いていなくても、例えばWordやGoogleドキュメントで書いたものをマークダウン方式に変換するということはできるという返事が来ました。
そこでネックが解消できたわけで、これはよかったと思い、最近はブログや事務所ホームページの記事などを音声認識入力で書いて、Claudeに流して誤字脱字をチェックしてもらうという方法をとっているので、その方法でKindleの下書きができるのではと気が付き、今ちょこちょこ合間を見てKindle本の下書きをしています。
普段はGoogleドキュメントで書いているので、Googleドキュメントにそれぞれの章立てを記載してそこに音声入力をしています。8月中にはまとめられるように感じていますので、9月には発行できるようにしておきたいです。
自分にとってマークダウン方式は慣れ親しんだ記載方法ではなかったので、余計にネックに感じている部分があったのですが、あっさりと「できますよ」という返事が来たので、少し信じてやってみようと思っています。
最悪コンバートできなくても何かしら方法があるかなと思いますので、その辺りもAIに確認しながらトライしてみたいと思います。
まとめ
生成AIを活用できないと税理士業としてやっていけなくなる!みたいなこともチラホラみかけますが、自分がネックに感じていることだったり普段の仕事の中身でサポートしてもらえる部分がないか、そういうところからでよいと思っています。
こちらの想定を超えてどんどん発展していますからうまく活用していければそれでよいかなと。ボトルネック解消にも活用の道はあるかと思います。私はkindle本以外でいうとプログラミング(GASなど)でもサポートしてもらっています。
課題
- Kindle本執筆における最大のネックは「マークダウン方式での記載」への心理的抵抗だった
- 忙しさや他の業務(営業、YouTube)があることで執筆から遠ざかっていた
解決策
- 生成AI(Claude)に相談し、WordやGoogleドキュメントからマークダウンへの変換が可能と判明
- 音声入力→Claudeでの誤字脱字チェックという既存ワークフローをKindle執筆に応用
- Googleドキュメントで章立てを作成し、音声入力で執筆を進行