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自分の営業の現在地を確認すること

自分の営業の現在地

独立してから営業をし始めて、私は定期的に自分の営業の現在地を確認するようにしています。お客様の件数もそうですし、解約になる件数の見込みや今年どれぐらい件数をやっておいた方が良いかなど、そういうことを考えながら営業をしています。少し書きながら整理をしてみたいと思います。

目次

成約と解約の見込み

私は事務所ホームページで営業していることもあって、毎日、毎週、毎月と問い合わせがあったり、新規のご契約をいただけるというわけではないです。

一方で、いわばご指名をいただいている形でご依頼いただいているので、解約というのはそんなに高くないです。年にならしても1〜2件くらいの感じで、それを見越して営業を考えたときに、どれぐらい自分が仕事をしたいか、受けられるかということを考えてやっています。

例えば年に2件解約を見込んでいるのであれば、プラス4件と思うと6件ご契約をいただかないといけないということになります。プラス6件ということであれば、年にならすと2ヶ月に1件のペースです。それが現実的に可能かどうか、今の営業スタイルでやっていけるかどうかというのは考えるようにしています。

今も解約はそれほど多くないですが、仕事が減っていくかもしれないという恐怖は、やはり独立すると強くあります。そういったことがないように、自分が思うように仕事ができるように、仮にプラス6件であれば営業として足りているのかというのは振り返っておいた方が良いです。

現状の自分のことで言うと、年に3件ほどのプラスでいいかなというのが今の現状なので、そう考えるとマイナス2件プラス3件で5件ご契約いただければ達成することになります。5件の顧問契約を今の仕事をうまくこなしながらいただくために、どういった営業が必要か、どれぐらいの頻度でどれぐらいの量で営業していくのが良いか。手探りではありますがそういうことが営業の軸です。

また私自身は法人の顧問契約が個人よりも少ない状態なので、法人の顧問を増やすにしても、どのタイミングの事業年度=決算が良いのかというのは少し考えたりもしています。決算期についてはこちらでコントロールがしづらい部分ではありますが。

個人の確定申告が多いと必然的に1月から3月は繁忙期になりますがそのぶん収入も多くなります。他の月はある程度少なくても良いと思えるかどうか、また自分の年間の収入、売り上げと利益についてどれぐらいを見込みたいかというのは、前述の件数と同じく、どれぐらいの単価でどれぐらいの仕事が来ればいいかなど考えながら、ある程度目標を決めてやっています。

この辺はそれぞれのスタイルにもよるかなと思うのですが、まだまだ仕事がやれると思うのであればそれでいいですし、件数ではなく単価を上げたいと思うのであれば、自分が提供するサービスを付加するかブラッシュアップしないと、なかなか付加価値としては上げにくいと思いますので、そういうことも考えていく必要があるでしょう。

営業スタイルの見直し

私は事務所ホームページでネット経由、発信を通じて営業している形です。自分が発信することに対して、それがきっかけになってご依頼をいただく、そんな流れになっています。

他に例えば紹介で営業を増やしたいとか、交流会に行って知り合いを増やして仕事を増やしたいとか、いろんな営業のスタイルがあります。その時々で自分にとっての最適解が変わってきてもいいと私は思っているので、今は発信で営業するスタイルになっていますが、そのままでいいのかどうかと言えば、発信で営業するにあたってもいろんなことを考える必要が出てきます。

発信の頻度もそうです。YouTube動画の方が漫画家や同人作家の方にとってはなじみがあるというケースも多いです。

実際私もYouTube動画で発信をし始めてから漫画家や同人作家の方からのご依頼が増えましたので、YouTube動画の発信のペースがこのままで良いのか。例えば土日のブログ記事、この記事もそうですが、こういった内容をこのままブログで書き続けても良いものか、noteというプラットフォームがあるので、そちらに変えることも考えて良いかもしれません。

メルマガについても少しマンネリ化してきている部分を自分としては感じているので、プラットフォームを変えたりスタイルを変えたりツールを変えたり、いろんなことを考えたりしています。

またやりたくてもできていない仕事があるのであれば、それもどういう形で取り入れるのが良いかというのも考えたりしています。

私の場合で言うとKindle本の執筆が少し滞っている面があり、年内に出せるかなという感じになってきているのが、少し自分にとってマイナスな面になっています。やりたいことがあるというのは私は良いことだと思っているので、それをするためにどう時間を使っていくのか、自分が目標とする売り上げや利益があるのであれば、それを達成するために何が必要かというのは定期的に見直すようにしています。

売り上げも利益もやはりご依頼いただいてこそではありますので、営業をしてご依頼いただかないといけないわけです。なので数値目標も大事ですが、行動目標として営業をどう組み立てていくのか、自分の営業のスタイルがどういったものになっているのかというのは定期的に見直しをしています。

まとめ

独立して営業をするということは、自分の現在地を常に把握し続けることだと感じています。成約と解約の見込みを立て、必要な件数を逆算して、それに見合った営業活動ができているか。数値目標を持ちながらも、それを達成するための具体的な行動目標を立てる。発信の方法やプラットフォームについても、時代や自分の状況に合わせて柔軟に見直していく。

やりたいことがあるのは良いことですが、それを実現するための時間の使い方や、営業スタイルの組み立て方を定期的に振り返ることが、独立して仕事を続けていくために必要なことだと改めて感じています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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