とある開業税理士の営業活動についていまやっていることを書いてみます。
得点圏打率をどう上げるか
今現在の仕事はほぼ90%が事務所ホームページからのご依頼です。
独立して最初のうちは「ホントに事務所ホームページから仕事がくるのだろうか」と実を言うと私自身も考えていました。
でも何事もやってみなければわからないわけで、コツコツと更新したりリニューアルして今に至りようやく「仕事はwebから」と言える状態です。
ここまで来るのにおよそ3年ほど。
最近では検索も少し上位に表示されるようになりました。
主なものでいうと「京都 税理士 フリーランス」や「京都 税理士 スポット相談」、「京都 税理士 漫画家」などは上位で検索がかかります。
一方でページビュー数はそれほど高いわけではなく月に1万PVぐらいです。多いかと聞かれると少ない部類でしょう。
お問い合わせが多いというわけではなく、お問い合わせは少なくなるようにしていてご依頼をいただくことでほぼ100%の受注となっています。
最初のうちはお問い合わせが10件きても受注にならないことが多々ありましたが、お問い合わせは少なくしておいてその分依頼も少ないですが打率が高いことのほうを優先しました。
いちいちお問い合わせに対応しても個別の内容でなおかつ無料相談のようになっているケースもあったのでこちらが対応できなくなることは見えていたからです。
お問い合わせは少なくご依頼はその分受注率高めがいいと考えています。一昔前のプロ野球で見かけた代打の神様みたいな感じです。
野球では2塁、3塁に走者がいる場合には得点圏にランナーがいると表現します。得点圏打率が高いというのはその得点圏にランナーがいる場合の打率(ヒットを打つ確率)が高いということ。
私の営業活動の基本はこの得点圏打率を高くすることにあります。
そのために自分で事務所ホームページを更新しつつ、webサイトに時間も手間も投入しているということです。
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苦手なことを見つけるためのジャブ打ち
人には向き不向きもあれば得意不得意もあります。
webサイトで営業活動をしているので文章を書いたりwebサイトの体裁を整えたりといったことは比較的得意です。
反対に営業活動でも苦手に感じることはあります。
例えば私でいうと夜の付き合いがメインとかだとけっこうしんどいです。
家のこともあり夜は家にいる必要があるのと、お酒の入った状態で仕事の話がどれくらいできるかというと私自身は関西弁でいうと「ようせん」ということ。
一方で夜のお付き合いから仕事を増やしている税理士もいますしこの辺りは千差万別で面白いところです。
外回りが得意なひともいれば苦手な人もいるでしょうし、文章を書くよりも動画でしゃべる方が得意という方もいるでしょう。
いろんな得意不得意があり、それをはっきりさせるためにも少しやってみるというのがいいかなと。
私自身は営業活動に対して先入観を持たずに手数で勝負と考えています。
kindleで書籍を出しました。
軸足の探し方
そうはいっても何をしていいかわからんという方もいらっしゃるでしょうが、私自身は行動量で勝負するしかないと最初は考えていました。
いまもそうで、営業活動の得手不得手、苦手かどうかの判断もやってみなければわからないものです。
私自身もブログを独立前からはじめて、文章を書くのも初めてでしたがどんなことでも最初は初心者です。
やってみなければわからないことは世の中にたくさんあります。自分がまさかwebを軸足に仕事をしているとは思いませんでしたし、もっというと独立するつもりも受験生時代にはなかったのでやってみなければわからないものです。
やってみてから考えるようにしています。
その分サッとやってみることにしていて、時間と手間をかけすぎるとやめるに辞めれないみたいなことも起きがちです。
ジャブのつもりで手数を出していき、これがいいかなとおもったら力をためておいたストレートを放つ、という形で軸足を探して固めている、というイメージで営業活動をしています。
何かに取り組んで合わないなと思えばやめればいいし、もう少しやってみようということであれば形を少し変えてみて続けてみる、その繰り返しです。
まとめ
独立後の営業活動をどう進めていけばいいかというのは特にゼロベースで独立する際の最大のネックであり不安でもありました。
やりたいようにやってみる、手数で勝負、自分に合うものを見つける、このスタンスでコツコツやっていくしかありません。