マラソンエントリー料金に感じる価値

マラソンエントリー料金に感じる価値

少し前に家族と話をしていてライブチケットが高いという話題になり、聞いてみると2万円とのこと。

先日エントリーした神戸マラソンも18,000円なので似たようなものです。

一方は楽しいもので一方はしんどいもの(少なくとも走っているときは)ですが、価値の感じ方はそれぞれだなと。

目次

お金を払ってしんどいことをしているという感覚はある

同じ2万円位であっても感じ方は全然違います。ライブは楽しいものでしょうし2~3時間あっという間に過ぎます。

マラソンは4~5時間はかかります、プラスで会場までの往復もありますがそれはライブも同じですね。

走っている最中は楽しさというよりもしんどさのほうが勝っている時間が長いです。

5時間走っているとしたら最初の20キロぐらいはなんともないことが多いですが、そこからさきはしんどさが勝ちます。

ゴールしてからのほうが楽しさというか充実というか達成感があります。

走っているときはお金を払ってしんどいことをしている、というのはよく感じていました。特にマラソンエントリー3回目ぐらいまでは走っているときはずっと思っていましたね。

じゃあ辞めたらいいじゃないと思うかもしれませんがそれを上回る達成感というのはゴールしてからしばらくは確かにあります。

何物にも代えがたいというか、完走したかたはみなさん共通すると思いますがタイムが良いとなおさら格別です。

ただそこが目標だと一定程度までタイムが伸びたとしてもタイムの伸びが止まる瞬間が必ず来ます。

そこに至ったときの状態というのは今はまだ分かりませんが年を追うごとに肉体は衰えていくものですし、減量するにしても限度はあります。

自己ベストが頭打ちに来たときに何を目標にするか、目標がないとダメという訳ではないですが何かないとマラソンを走るモチベーションは維持しづらいです。

そう感じたら別のことをするかもしれませんね。

プロセスを楽しむために必要なのは時間

棋士の羽生善治さんはこんな言葉を述べています。

『勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい』

何事においてもそうかもしれません。

仕事もそうですしプライベートでだとゲームやマラソンはプロセスを楽しむようにしています。

結果だけならやらなくてもいいかもしれません。

プロセスを楽しむためにはどうすればいいか。時間をある程度かけないとプロセスは楽しめないかなと考えています。

マラソンだと結果だけを求めるならぐるぐると同じところを走ったり室内で走る方がコンディション的にはよりタイムを伸ばせるかもしれません。

マラソン練習というのはある程度時間をかけて地道に行うことが多いものです。市民ランナーのわたしでもそうなのですから競技者としてレベルが高い人はなおさらそうでしょう。

次はこうしてみよう、こんなコースをこういう意図で走ってみよう、そういうプロセスを工夫することも楽しさにつながります。

物事を楽しむには時間と心の余裕が必要です。

仕事ばかりで時間に追われる生活を選択したくないと個人的には思っていますが、こういった面からもその選択は間違いではなかったかなと。

まとめ

何かを楽しめるというのは自分の時間と心に余裕がなければできないことだなと、勤めているときの仕事量や独立後を振り返ってみても実感があります。

そのためにできることは、仕事量のコントロールが効く状態にしておく、ということがひとりだとなおさら重要です。

忘れないようにプロセスを楽しめる状態を維持しておきたいです。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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