税理士紹介会社を活用して営業をしてスタートダッシュを切る税理士さんが周りで増えているようです。活用するのも選択肢にはなるでしょうが私は相性で営業を考えるようにしています。
紹介会社経由のお客さんとの相性
税理士紹介会社を活用するとどういう流れになるか。
お客さんになりうる会社などが紹介会社に申し込みをして税理士を紹介してもらいます。
紹介された税理士側は契約したらその顧問料から紹介料を払うというのが流れです。集客をしてもらっているともいえるでしょう。
税理士紹介会社に支払う手数料を加味しても、紹介会社と自前の営業活動でお客さんを増やしていくというのが最近の開業税理士さんのトレンドのようです。
仕事がない状況というのはやはりしんどいのはわかります。
紹介会社経由の契約一年目は紹介手数料がかかりますが、多くの場合はその後は紹介料はかからないようですので、2年目以降で利益を出せればいいということなのかもしれません。
私は自分の考えやスタンスをマッチするかた、相性の良い方とご契約をしたいと考えていたこともあり紹介会社経由だとどうしてもブレが生じると考えたうえでの自前の営業にしました。
とりあえず始めるとあとで軌道修正も大変ですし、紹介会社経由の契約よりは自前で営業して直接ご依頼、ご契約をいただける方が継続率はやはり高いようです。
解約するにもエネルギーが必要です。
紹介会社経由だとどうしてもご指名というよりかは、いくつか応募があった中から選ばれる立場になります。
そうなると相性が良いお客様とのマッチ率は下がっていくことが考えられますし、相性がよくないと解約も増えます。
それでいい、ということなら紹介会社経由もよいでしょうし、それはちょっとなぁと思うのであれば直接契約いただけるような営業をするべきですね。
営業方法との相性
営業そのものにも時間がかかります。直接ご契約をいただけるようになるまで私の場合はとても時間がかかりました。
紹介会社経由だとどう紹介されているかもわからないですし、相手も誰でもいいと思っているかもしれません。
時間をかけても良いということなら自分の事務所ホームページや発信を通じての営業活動は相性が良いです。
じっくり育てていくようなイメージですね、発信による営業は特に。
事務所ホームページもYouTube動画もいきなりそれが仕事につながるというよりかはコンテンツとしての積み重ねでタイミングがあってはじめてご依頼をいただけます。
時間はかかるのですがその分、解約等はかなり少なく相性が良いと思っていただけているお客様が多いのかなというのはひそかな誇りです。
一方でガンガン人と会って話をするのが得意、商談をまとめる、クローズする力もあるというかただと発信による営業は向いていないかなと。
そういう押しが強く出せるタイプの方は人が集まる場所、交流会などのほうが営業の相性がよいです。
自分がやりたい営業方法と自分との相性・タイプは改めて考えておかないとシンドイ営業活動を続けるのは心身ともにハードですし続きません。
もしご自身の営業タイプがいまいちわからないということであれば、こういった書籍も参考にしてみてください。
私は書籍の発売のずいぶん前に独立して営業を開始し、結果的には自分のタイプと同じような営業方法を選択できていました。
ある意味でそれはラッキーともいえるのかなと。
事業を続けていこうとおもうのであれば続けやすい営業、相性のよい営業方法を選択するべきです。それはどんな仕事でも同じことが言えます。
まとめ
営業も即効性があるものもあれば遅効性で時間がかかるものもあります。
どういった営業活動が自分と相性がよいか、そこを考えながら続けられる方法を探っていくのがよいかなと。
もし発信で営業するならマッチングするにはどういう情報が必要か、相手に何を求めるのか、自分はどういう考えやスタンスなのか、そういったことをメインに発信するのがよいです。
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