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それでも営業を続ける理由

こつこつ営業するのみ

今年も独立して7年目が終わろうとしていますが、いまだに営業し続けている日々です。お客様の数がとても少ないというわけではなく、現状自分でしっかりとサポートできる件数の限界に近づきつつあります。それでも営業するのは「お客様の濃度を高める」ためとも言えるかなと思うので、今日はその辺りをお話ししていきます。

目次

お客様の濃度を高める

長くやっていると、自分が最初の頃に契約したお客様や、どうしてもと言われて契約してしまったお客様もいらっしゃると思います。そういったお客様と相性が必ずしも良いかというと、そういうわけではないでしょう。

やはり独立して一番良いのは人間関係に悩まされないということではあるのですが、お客様との関係は継続していきます。自分の考え方と合わない、マッチしないなと思うお客様も中にはいらっしゃるかもしれません。そういうことが顕在化してくると、同じ時間をかけるのであれば相性の良いお客様にかけた方がいいでしょうし、仕事もしやすいと思うはずです。

そういった意味で、相性の良いお客様の濃度を高めていくということは大事かなというふうに私は考えています。なので、何でもかんでも解約ありきというわけではないのですが、「もうこの人のサポートは難しいな」と感じてしまったときには解約するというのも選択肢になってきます。

ご理解いただけないことがあって、説明を尽くしても難しいということは、特に相性の悪さがあると私は思っているので、そういったことが起きたときに「仕方ないな」と思えるように営業しているとも言えます。お客様の濃度が高い状態だと、やはり仕事はしやすいですし、お客様からも信頼を得やすいというのは想像しやすいと思います。

営業はすぐに成果が出にくいと思うから

営業を続ける理由のもう一つは、今仮に全く営業していない状況でいきなり営業を始めて、お客様が増えるかというとなかなか難しいと思うからです。税理士も8万人いることに変わりはないですし、すぐにお客様のニーズやタイミングが合うかというと、そういうわけではないです。

私の実感としては、特に発信で営業している人は、営業をどこかのタイミングで休む、発信を休むとしても、そのあとはどこかで再開していることが多い印象です。それは発信が好きだからということもあると思うのですが、営業は続けてなんぼという部分もあるからで、特に発信についてはそういうふうに感じることが多いです。

お客様の出入りはあると思っているので、もうそれについては説明を尽くしても難しそうということであれば仕方ないかなというふうに考えています。そういったこともあり、いつお客様が減ってもうろたえないようにするために発信の営業を続けていますし、それがまたメンタルの安定にもつながるのかなというふうに感じています。

お客様が減ることに対して、やはり不安があるというのは最初の頃はおそらくそうかと思いますが、私もある程度件数が増えてきて、減ったり増えたりしていますので、そういう意味では日々営業していること、発信していることは、お客様の解約に備えるという意味でもメンタルの安定をもたらしていると思います。

まとめ

独立して長く続けていくためには、単に顧客数を増やすだけでなく、質の高い顧客関係を築き、それを維持するための継続的な営業活動が欠かせません。これらの取り組みが、安定した事業運営と精神的な余裕につながっていると考えています。

独立7年目を迎えても営業を続ける理由は、大きく分けて2つあります。

1. お客様との相性を高めるため

  • 相性の良いお客様との関係を深めることで、より良いサービス提供が可能
  • 必要に応じて相性の合わないお客様との関係を見直すことも重要
  • 結果として仕事のしやすさと顧客満足度の向上を実現

2. 営業活動の継続性を保つため

  • 営業は短期間では成果が出にくく、継続が重要
  • お客様の出入りは自然なことであり、それに備える必要がある
  • 常に営業活動を続けることで、メンタル面での安定も得られる
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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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