今年の仕事の振り返り

2019年に独立しましたので今年で7年目。年の瀬ですので今年の仕事の振り返りをしておきます。概ねよかったのですが、解約もちょいちょいありました。

顧問系の仕事

顧問系の仕事だと、年明けすぐに1件解約がありました。コミュニケーションがこれ以上は難しいと判断し、こちらからの申し出です。

決算申告の際でしたので、報酬をもらった・もらっていないのいざこざも特になく、ありがとうございましたで終了です。

独立して2～3年目までのお客様で顧問契約のところは、かなり減ってきた印象です。何でもかんでもお受けしていたというわけではないものの、漫画家・同人作家の方向けの顧問サービスの提供が増えてきたというのも一因としてはあるかなと。

発信内容がそういう方向けの内容が多いので、自然とご依頼もいただけます。

そうすると、解約することに対して報酬面での怖さみたいなのが最近はかなり減ってきたように感じていて、実際そのあとにご依頼をいただいているので、この解約については報酬面ではプラマイゼロでした。

もう一件は夏前に先方からの連絡でしたが、こちらも先方からであれば仕方がないと思っているので、ありがとうございましたで終了しています。

こちらから強く否定することは普段からないのですが、お客様にとって耳の痛い話をする場面は、税理士であればやはりあります。

先方でどう受け取っていたのかは分かりませんが、ダメなものはダメとお伝えすることも、顧問だからこそ必要です。

確定申告のスポット対応を毎年していた先も、とある事情で解約とさせていただきましたが、そちらについては独立当初からの関与で、保険会社の方からの紹介というブレが大きい時期からのお付き合いでした。

紹介でのお仕事の依頼は、基本的に士業の先生からのみになっていて、確定申告時期のスポットも含めて、紹介のお客様がいまはだいぶ減ってきました。

相続関連の仕事

相続関連の仕事は、ありがたいことに定期的にご依頼をいただいている状況です。

申告対応もありましたが、同業の先生からのご相談が今年は多かったように思います。

私でよければということでサポートさせていただいておりますが、相続関連業務は揉めているとやはりそれだけで大変な印象です。

私は弁護士事務所の顧問がありますので、そちらからのご相談等があるのですが、弁護士関与の場合は揉めている可能性が高まります。

実際、今年も揉めている親族関係の申告対応が複数ありました。

揉め事が少ないほうが申告時にもよいと考えているので、相続対策関連の仕事を増やしていきたいなとは思っています。

税理士業以外の仕事

税理士業以外でいうと、今年はセミナーを一回開催して動画販売しています。

発信による営業に関するものだったのですが、いまから発信でやっていきたいという方には良い内容になったように自分では考えています。

セミナーも年に一回ぐらいはやっておいたほうがいいなというのは感じますね。

あとYouTube動画のチャンネル登録者数が1,000アカウントを超えています。かなり亀の歩みというか、ゆっくりしたペースではあるのですが。

YouTube動画で直接収入を得たいわけではなく、そこをきっかけにご依頼があれば良いと考えているので、登録者数は気にしていません。

ただ節目は超えたので少しうれしかったです。今後もそこに関してはコツコツ積み上げていきます。

kindle本に関しては何とか形になって、年内の出版が間に合いました。AquaVoiceとClaudeのおかげというのはかなり大きいと思います。

この勢いを借りて来年もkindle本を出しておきたいと思っているので、年末年始含めて構成を考えています。

まとめ

独立7年目の今年は、顧問契約の解約が数件あったものの、漫画家・同人作家向けのサービスに注力することで新規の依頼も順調にいただけました。解約に対する不安も以前より薄れ、自分の方向性がより明確になってきた実感があります。

相続関連業務は定期的にご依頼をいただいており、同業者からのご相談も増加しています。今後は揉め事を未然に防ぐ相続対策の分野にさらに注力していきたいと考えています。

税理士業以外では、セミナー開催、YouTube登録者1,000人突破、kindle本の出版と着実に実績を積み上げることができました。来年も発信を通じた営業活動を継続していきます。