おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
日々仕事をして生活をしていると「ん?」とか「おや?」とか感じることが時々あります。そのたびに自己嫌悪になったりはあまりしないですが、気にしない、スルーする力を持ちたいなとは感じます。
「図太くなれる禅思考」という本を読んでことさら強く感じたので棚卸ししてみます。
人と比べない
人と比べられることが多かった学生時代だなと。よく考えると今でもそうです。
学生時代においては成績から何から基本的にすべて他人と比べられて受験や進学をして来ていますが、目立つことはご法度、みたいな教育内容でした。(今は分かりません)
勉強出来るやつ、スポーツできるやつ、話がうまくて面白いやつがモテるのは学生時代の常ではあります。比べられるということは人がどう見ているかであって自分がどうこうできるものでもないのかなと。
仕事の仕方やお客様との関わり方から、日々の家族との関係までさまざまです。
税理士業もひとりでやっていますというと好意的に捉える方もいれば否定的・ネガティブに考える方もいますが、それは他と比べられているからでもあります。
比べられるのはある意味仕方がないので気にせず、そして最も大事なのは自分が自分で誰かや何かと比べてしまうことを手放したほうがいいなと。
誰々は独立してめちゃくちゃ稼いでいるなとか、自分は顧問の件数がとても少ないなとかと、自分の状況と比べてしまうことが時々あります。
先日も書いたように「ヨソはヨソ、うちはうち」は大事なことだと改めて実感しています。比べられても気にしない、自分自身が比べない、そういうおおらかさをもって日々過ごしたいところです。
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気持ちの切り替えを上手にする
気持ちを切り替えるって書くのは簡単ですし、言うのもひとことで言えますが、じゃあ自分が実際にやれてんのか、という自問自答をしたときに果たしてできてるか?となっています。
人間の感情をなくすというのはかくも難しいもので、本でもその点が語られています。禅僧の考え方やモノの捉え方などが丁寧に語られていて、座禅についても少し説明されています。
座禅を組むとき無になるものだとぼくは勝手に思い込んでいたのですが、どうやらそうではないようです。
本によると思うがままに湧いてくるままにし、消えていくに任せる、それに取り合わないことが無心だとのこと。
どうやっても湧いてくるものがありますがそれを受け止めるのではなく、取り合わないようにする、つまりは受け流すことも大事なようです。
この本で語られていることの根底には、取り合わないことの大切さ、というものがあって、捉われすぎないことというアドバイスが見えてきます。
感情をなくして仕事をしなさいなどとブラックな企業だと言われたりするそうですが、人間ですからそれは無理な話です。でも湧いてくる感情をすべてそのまま受け止めすぎると自分がしんどくなってしまう。程よく流してもいいんだよと。
竹のように風を受けても折れずにしなやかに曲がることでまた元に戻れる、そういうことのようです。
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禅即行動
本ではいいなと思ったら行動に移してください、禅即行動(ぜんそくこうどう)という点も強調されています。
何か思い悩むことがあって本を手に取っているだろうけれど、考えるだけでは何も変わらない、動いてみるといいことがあるよ、と。とても前向きです。
確かに自分に足りないものを求めて本を読んだりセミナーを受けることも多いですが、読んだこと、受けたことで学んだ(つもりで)満足してしまうこともあるなと振り返ってみると感じます。
実践することで得られるであろうモノのヒントがたくさん散りばめられたとてもいい本でした。ひとまず落ち込んだ時は掃除をすることにしてみます。
気になる方は手に取ってもらえれば。宗教観とかそういうものはあまり押し出していないので取り込みやすいです。
まとめ
竹のように、と書きましたがしなやかにまろやかに、そしてのびのびとやっていきたいところです。
いまのところあっちこっち向いていることも時々ありますが上手に受け流していけるようになりたいですね。
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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。