良いサービスを受けたハナシ

doctor

rawpixel / Pixabay

昨日、かなり久しぶりに病院に行きました。

そこで出会ったお医者さん、とても良いお医者さんでした。

そこから自分の仕事についても考えさせられました。

受診の経緯

まず違和感を感じたのはおとといの午後でした。

右目がなんだかゴロつくなぁと。

最初はゴミでもはいったのかと思いましたが

眼を動かすと少し痛みが出てきたので、帰りにドラッグストアによって

目薬を買って帰りました、が。

きのう、朝起きてみると右目が結構な感じで腫れていました。

ただ、午前も午後もアポイントがあり、外せませんでしたので、

右眼が腫れたまま仕事をしていました。

フリーランスで仕事をうまく調整できれば

緊急事態でも午前中に受診できたでしょう。

結果、時間が経ったのが悪かったのか

みるみる右目が腫れ、夕方には瞼が半分くらいしか開いていませんでした(笑)

昨日は早めに仕事を切り上げて

事務所の近くのよく混んでいるのを見かける眼科に飛び込みました。

気づきを得る方法

受付では余計なことは一切聞かれず、保険証を出しただけ。

名前の読み方を伝え待合室で待っていると、すぐに呼ばれました。

(たまたま混んでいなかったようです、ラッキー)

初診でしたが問診は書いていません。

検査に呼ばれて症状を軽く伝え、看護師さんがサラッと見ただけで

検査は2種類をしたのみ。

あとは先生に呼ばれるのを待っていてくださいとのこと。

この間わずか20分ほどでした。

このサクッと、した感じ、大好きです。

余計なことをしなくても分かるぐらい

症状が顔に出ていたのもあるのでしょうが(笑)

診察室に呼ばれると、そこにはベテラン感満載のドクターが。

スコッチウィスキーと葉巻が似合いそうなダンディなドクターです。

診察室の椅子に座るなり

Dr:確定申告忙しかったん?

と聞かれました。

もちろん初対面でしたし、病院に入ってから会計事務所勤務であることも

全く伝えていません。

そうドクターは、紙カルテに記載されたわたしの健康保険証の情報を見て、

税理士国保→会計事務所勤務→三月→確定申告→忙しい

を導き出していたのです。

私:おかげさまで。

Dr:いいことやね、お疲れさん。税理士さん?

私:はい。あと週末にマラソンにも行ってきたもんで。

Dr:確定申告後にマラソン行ったら、そら疲れるよ。

お疲れが目にきて、「ものもらい」やね。

私:疲れると「ものもらい」になるんですか?

Dr:そういうこと。

ここまでは私の腫れた目を見ながら流れるように会話をしていきます。

カルテを見て、健康保険証からここまで会話をつなげていく。

ドクターは職業も気にして、私の眼を診ていたことになります。

流行っている理由がよくわかります。

はたしてそこまで、自分がお客様から何かを感じ、気づけているのか。

良いサービスを受けると、自分自身がサービスを提供する身として、

はたして自分はそれができているのか?

帰宅後、改めて考えさせられました。

会話のキャッチボール

Dr:(検査をしながら)まぶためくっても大丈夫?(すでに触っているが(笑))

私:イタイイタイ!

Dr:ほなやめとこ。それにしても眼圧が少し気になるなぁ。

もうちょっと診せてな。

Dr:(眼を診ながら)コンタクトレンズ、長いことつけてるでしょ?

私:はい。

Dr:眼がそう言うてる。どんくらい?

私:朝8時前から夜9時過ぎくらいまで。

Dr:長すぎる!10時間以内に抑えて。

将来、白内障の手術を万が一することになったら、手術しづらくなるよ。

私:気を付けます。

Dr:眼圧の検査を追加でするよ。痛くないから!

(検査を終えて)やっぱり気になるなぁ。

眼圧高いと緑内障の恐れが高くなるから、1週間後に来て頂戴。

そん時に検査しておきましょう。

ここまでドクターの手は止まることはありません。

最後に目薬と飲み薬の説明をして終了。

まとめ

確定申告が終了してから、

ドクターに言われた「お疲れさん」が一番心に沁みました(笑)

職場では確定申告をたくさんして、残業して当たり前。

もちろん、インセンティブは残業代だけで

事務所の人にお疲れ様も言われていなかったことに気が付いた、昨晩でした。

(右眼が痛くて)悲しくもないのに涙がでる(笑)

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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