会計系の専門学校生が就職する際には就職説明会をうまく活用しよう。

虫眼鏡

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こんにちは、京都の所属税理士takasagoです。

税理士試験が終わると何があるか、ご存知でしょうか?

大手専門学校では税理士受験生のための就職説明会が開催されます。

会計業界への転職をお考えの方はうまく活用しましょう。

就職説明会の活用方法をまとめました。

 

目次

開催の時期と主旨

会計業界で大手専門学校と言えば、大原簿記とTACです。

この2校に多くの受験生が通ったりして受験をしていきます。

良し悪しは置いておきます。

 

で、2018年の税理士試験は、8月7日~8月9日までの3日間。

平日ど真ん中の火曜日から木曜日です。

これも言いたいことがあるひとが多いでしょうが、ひとまず置いておきます(笑)

 

税理士試験が終わると、各会計事務所、税理士事務所は

その週末か週明けぐらいに各地の専門学校の校舎などで

就職説明会なるモノを開催します。

 

ちなみに、税理士事務所への就職活動が活発になるのは

この試験直後の時期と、12月の合格発表後です。

 

夏の時期の説明会は

「試験終わったんだし、

手応え的にも合否がなんとなくわかるだろうから

就職・転職しませんか?」

という主旨です。

合格発表前なので青田買いと言えば青田買いです。

 

会計科目ならいざ知らず、税法科目は合格の手ごたえは感じずらいのですが(笑)

冬の時期は説明会はないことが多いです。

 

ちなみにぼくは法人税法が取れたら会計業界に転職すると決めていたので

12月半ばの合格発表後に転職活動を始めて、

年明けの1月半ばに内定をもらっていました。

実際の就職は4月からです。

 

これを考えると法人税法または所得税法を合格している状態というのは

就職活動ではかなりアドバンテージではあるでしょう。

ぼく自身もそれを狙ってはいましたので。

 

就職説明会自体は、受験生や税理士になりたい人、会計業界に就職したい人と

その受け皿である会計事務所、税理士事務所、税理士法人が

各教室に机を用意して、受験生からハナシを聞くスタイルです。

 

流れとしては

就職説明会参加

一次面接も兼ねて履歴書を渡す

会計事務所の担当の人と話す

次の面接の日程が決まる

スムーズにいけばここまでがセットのことが多いです。

 

活用方法

就職説明会は可能であれば複数参加することをオススメします。

TACさんも大原簿記さんも

就職説明会・就職面談会は基本的にどなたでも参加できます。

 

ただ、税理士受験生向けなので

ぼくのようにすでに税理士の人は参加しないようにしましょう。

ただの荒らしなので(笑)

 

TACさんの就職説明会はこちら

https://tacnavi.com/event.html

 

大原簿記さんの就職面談会はこちら

あわせて読みたい

 

それぞれ参考にしてください。

 

ちなみに大阪で見てみると

TACさんは8月11日(土)14:00~17:00

@梅田クリスタルホール(TAC梅田校が入っているビルです)

(ボートピア梅田のあっちのほうですね、茶屋町のほう)

 

大原簿記さんは8月11日(土)10:30~13:30

@大原簿記専門学校大阪校(新大阪)(阪急電車の西中島南方駅が最寄)

 

なんと同日でなおかつ時間帯がズレている!

いいですね、いいですね。

 

なので作戦としては

新大阪→梅田で回って、試験のお疲れ会を梅田でやって酒を飲む。

これでどうでしょうか?(笑)

 

だれか誘ってくんないかな(笑)

お問い合わせからメールいただいたら飲みに行ってもいいかなと。

Twitter(@co_develop)のDMでもいいですよ。

大原簿記出身の(若手)税理士のハナシを聞けるチャンスかもよ~(笑)

 

そんなことはさておき。

活用方法としてはまず、パンフレットをよく読む、ということを挙げておきます。

 

社会人受験生になるのであれば

自分の家から職場までどれくらいかかるのか

学校に通いたい人は通えそうか

どんな業務を任されることになりそうか

何人ぐらいの規模か

これぐらいのことは流石に資料を見ればなんとなくわかります。

 

そしてパンフレットを事前にゲットしておいて

(学校においてあるので事前にゲットしておこう!)

その興味がある会計事務所のHPを見てみましょう。

 

HPのあるなしは応募するかフィルターになりえます。

新しいことに積極的かどうか、キチンと更新されているか

そのあたりもチェックしましょう。

 

HPぐらい更新できていないと

新しいことに挑戦したり職員にさせる、という気質がない可能性があります。

今はfreeeであったり、マネーフォワードであったり

イロイロなITツールが爆発的に進化し普及しています。

 

会計業界でふるい体質のところは

いまだに神提出紙提出で申告書作ったりしてますので

そういうところにいくとザ・昭和的、

保守的発想に心をむしばまれる可能性があります。

 

たとえ新しいことにチャレンジしていても、そういう可能性はあり得ますが、

特に新しいことにチャレンジしない事務所というのは

組織の体質としてかなり古い可能性が高く、

やりたいことがやれない可能性が非常に高まります。

(あくまで個人的見解です)

 

せっかく今から新しくなりつつある会計業界に飛び込むのなら

そういうことにチャレンジできそうな事務所を選ぶことも必要です。

なんてったって、記帳代行という業務は今後10年でなくなる

とさえ言われているんですから、

いまからそれにあえて取り組む必要はないかなと。

 

ここまでパンフレットを読んでHPに目を通したあなたは

いざ、就職説明会に参加します。

 

すると、各事務所の担当の方が机に並んで座ってらっしゃいます。

大概複数人というか2人です。

 

その時に可能であればその事務所の若いひとがいる事務所の

ハナシを優先的に聞くようにしてみましょう。

 

おじさん2人も別に悪くはないのでしょうが、

若い人がいる事務所、可能であれば同世代で

実際にその事務所で働いている人のハナシを聞くことは

非常に貴重な情報となりえます。

 

担当者2人がおじさんの場合、可能性としては

  1. 事務所に若い人がいない、または少ない
  2. 事務所に若い人が定着しない
  3. 事務所の若い人が余計なことを言うので連れてきていない
  4. 単純に採用担当がおじさん

いずれかです。

 

ちなみにぼくは何故か呼ばれたことがないんですね。

なんででしょう?誰か教えてください(笑)

 

いいなと思えた事務所の担当の人が若い人ならなお良し。

おじさんならば、一通りハナシをしたうえで

若いひとが事務所にいるか、ご自身と同世代がいるか尋ねてみましょう。

 

ここで言いよどむようならば、1または2です。

フィルターがまたひとつできましたね。

 

最後に採用担当者の方から次の面談にいくかどうか

その場で言われる可能性があります。

イイなと思えたら進めばいいですし

事務所の雰囲気を感じるチャンスでもあります。

 

ただ、ここで非常に強引な事務所もあります。

いついつの何時しかダメとか。

ひどいときには他の事務所の面接を受けるな、

などと言われる場合もあるとかないとか(笑)

 

そんなときは縁がなかったと思いましょう。

初対面の受験生に高圧的な時点で、その担当者ヤバいです(笑)

まとめ

最後に事務所に若いひとがいない場合、何が問題かというと

下働きでこき使われまくる、という可能性が高いからです。

そんなんおもんないじゃないですか?

おもんないじゃないですか?(大事なコトなので二度言いました!)

 

会計業界への就職は受験生減少に伴い、かなり売り手市場です。

自分が納得できる事務所をしっかりと見極めましょう。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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