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ぼくの仕事はソフトウェアにコントロールされている。

コントローラー

おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。

今時の税理士はソフトウェアでサクサク申告書を作っている、

そんなイメージをお持ちかもしれませんが。

そうでもないよ、ということをお伝えしたいと思います。

 

手書きで紙提出に価値があった時代がある

税理士というと手書きで申告書を作る、そんなイメージをお持ちかもしれません。

かつては、手書きで紙提出する申告書に価値がありました。

 

ある種の儀式のような感じで

申告書を2部、場合によっては3部用意して

報告ののち社長の署名と押印をしてもらって、税務署に持ち込む。

 

この一連の流れに価値というか重きが置かれている時代がありました。

今でもたまに税理士関与で手書きの申告書を見かけることがあります。

たしかに手書きでしか申告書を作れなかった時代も確かにあるでしょう。

 

そんな時代では申告書はもとより、帳簿も手書きでしたから

貸借があう、ということに重きが置かれていたのもわかる気がします。

 

21世紀に入ってすでに17年が経過し、

電子化だ効率化だと言ってはみても、それでも選択肢として紙・手書きが残っています。

 

平成32年4月1日以後に開始する事業年度で

資本金等の額が1億円以上のいわゆる大法人と呼ばれる法人については

電子申告が義務化されました。

このニュースを聞いたぼくの率直な感想は、遅くね?というもの。

 

いまではほとんどの国税で電子申告ができますが

地方税についてはまだまだ便利な域までは進んでいません。

いっそのこと全部電子申告にしてくれたらいいのに、と思う次第です。

 

お使いになったことがなければ伝わりづらいかもしれませんが

この地方税の電子申告システムがとにかく、ユーザー目線が欠如しています。

これぞ、ザ・縦割り行政、という感じで。

 

民間から人材登用してUIを意識したWeb構成にしてほしいものです。

 

一番気に入らないのがキャラクターです。

イータくんはまだわかります。頑張ったんだろうなって感じがするんですが。

可愛げもある。

 

でもeLTAXのキャラクター。なんだコイツ。

エルレンジャーっていうらしんですが。

ハッキリ言って邪魔です(笑)いないほうがシンプルでスッキリするかと。

 

国税も地方税も電子化が推進されていますが、

ユーザーにとってどうか?という視点が

特に地方税の電子申告ポータルサイトにはないので、使いづらい。

電子申告システム、ソフトウェアに税理士はコントロールされています。

ITは進歩したかもしれないが方向性がなんか違う

税理士が使うツールとして会計ソフトがあります。

 

会計ソフトにもイロイロあります。

弥生会計

会計王

ミロク

勘定奉行

JDL

などなど、

これらはインストール型と言って、パソコンにソフトを落とす

そういうタイプの会計ソフトです。

 

マネーフォワードやfreeeに代表されるクラウド型の会計ソフトも

非常に台頭してきています。

 

ソフトウェアの更新や改善という意味では

クラウド型のソフトウェアは迅速な対応がウリな面があります。

問題はインストール型の会計ソフト。

 

更新・バージョンアップが非常に遅い場合があります。

先日も今年の1月1日から財産評価の評価明細が変更になって

奥行価格補正率も変更になっているにもかかわらず、

1月1日以後の評価明細対応が8月中旬という連絡がありました。

 

相続税の申告期限なんかまったく考慮されていないし、

なぜそんなにバージョンアップに時間がかかるのかも不明です。

 

ソフトウェアを使いこなしていると思っているだけで

ソフトウェアにコントロールされています。

 

そしてぼくは雇われの身(囚われの身みたいで語呂が好き)ですから

勝手にソフトウェアを変えるわけにもいかず。

 

また、会計ソフトの販売戦略などには非常に方向性が浮き出ています。

とにかく顧客拡大、雇用拡大の大規模化でしかメリットが得られなさそうな

そういう販売戦略です。

 

専用サーバーとか専用パソコンとか。

少なくともぼくは使いたくないなぁと思うものばかりで。

あちらさんも願い下げかもしれませんが(笑)

 

税理士も意外と?ソフトウェアにコントロールされている場面が多く

コントロールしているのではなくされているのです。

まとめ

ソフトウェアは使いこなしているようで

じつは無意識に自分がコントロールされがちでもあります。

コントロールされる機会をなるべく少なくしたいなと思う今日この頃です。