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「提案する」前にすべきこと

ヒアリング

絶賛、自宅兼事務所を探し中の男、こと京都の所属税理士takasagoです。

自分の希望に合った家探しも大変だなと思う今日この頃。

こんな家を希望しますというのをお伝えしたうえでの不動産屋さんの提案を受けて、自分の仕事も基本はそうしないといけないよな、と身が引き締まったハナシです。

 

提案の前にすることがある

先日から不動産屋さんにて家探しをお手伝いしてもらっていますが、最初にされることはやはり「ヒアリング」です。

 

不動産については「どんな間取り」から始まり、イロイロな条件があります。

ぼくの場合も同じく、自宅兼事務所が可能かどうかは大きなポイントです。

 

賃貸の場合は家主さんの許可があったほうがもちろんですがイイです。

それについて許可もらいましたっていう書類を税理士の登録区分変更の際に提出する必要があります。

もし許可がもらえなかったらどうかって?

 

それについては「家主とトラブルになっても自分の責任において対応します」という一筆をかいて税理士会に提出する必要があります。

 

それを考えると自宅兼事務所について家主さんの理解を得られたほうがイイです。

なんなら家主さんの確定申告ぐらいみてあげる勢いです(笑)

 

で、家探しをお願いしている不動産屋さんの担当の方は、ココの部分を丁寧に聞いてくれました。

そこがおそらくネックになると感じられたのでしょう。

 

なぜ許可がいるのか、人の出入りはあるか、商業登記がいるか、などご自身はおそらく税理士の自宅兼事務所を探すのが初めてだったのだと思いますが、非常に好感が持てる対応でした。

 

内見をする前にも必ず管理会社の方・家主の方に自宅兼事務所が可能かどうかをぼくの代わりに確認していただいたうえで、いくつかご提案をいただきました。

 

いざ「提案する」となると前のめりになりがちです。

そもそも提案しない税理士さんもいるとかいないとか。

 

節税はもちろんですが、業務フローや経理業務効率化など、提案をしない・やらない税理士さんも多いと耳にしている、というか税理士を変える理由がコレのこともあるんでしょうが。

そこをうまく攻めていきたいなと考えています。

ヒアリングを含めて提案と考える

例えばお客様からのご相談や、お客様になりそうな方とのお話で、

会計ソフトはどれがイイですか?

というご質問をいただくことがあります。

 

提案に前のめりだと相談を受けた税理士さんが自分が使っている会計ソフトを勧めるにとどまります。

 

そうではなくて、まずはヒアリングするコトが必要です。

前述の会計ソフトの選定の場合には、

月間の仕訳入力数、何人が会計ソフトを操作するか、ネットバンクが採用されているか、はもちろんですが、会計ソフトを導入したい理由、変更したい理由も伺う必要があります。

 

そのうえでお客様にとって最適解を考え提案することが必要です。

お伺いした限りで例えば会計ソフトを変更する必要はなくて、使い方を少し変えるだけで解決するかもしれませんし、必ずしもソフトを提案する必要もないワケです。

 

会計事務所や会計ソフト会社では、もちろん自社で使っているもの売っているものを勧めたい気持ちも分かりますが、お客様にとってどうかという視点は忘れたくないです。

 

また会計ソフトに限って言えば顧問先に導入してもらったら会計事務所側で手数料を会計ソフト会社からいただく場合も散見されます。

 

ぼく自身はヒアリング能力はどうか?と自問してみると、コレはぼくの強みにできるかなと考えています。

 

というのも相続業務というのは、普段税理士と接するコトがない相続人の方から生前の様子をヒアリングする能力が求められます。

また生前対策について例えば遺言作成サポートについても、遺言は財産を遺す方が自分の思いをカタチにするのが目的ですから、ハッキリ言って正解はありません。

そこをうまく引き出せるかどうかは丁寧なヒアリングにかかっています。

 

これまで相続業務を相当な数を担当出来たおかげで、ヒアリング能力は高まったと感じています。

 

また前職の医療事務でも、患者さん対応したり電話対応したり、時にはクレーム対応もありましたが、医療の現場では「傾聴」することが求められます。

その「傾聴」するスキルの土台の上に「ヒアリング」というスキルを積み重ねてこれたかなと。

 

まとめ

提案というと、どうしても前のめりになりがちで、ぼくにもそのイメージがありました。

でも営業して提案する際には必ずヒアリングが必要ですし、独立した後も人の話をちゃんと聞ける税理士として研鑽していきたいと思います。