10連休をどう過ごそうか。通常の税理士事務所ならヒヤヒヤするんじゃないか。

休暇

休暇

おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

3月に入り平成もあと2ヶ月となりましたね。税理士業界的にはGWは10連休だ!っていう事務所は少ないんじゃないかなと。

かく言うぼくは仕事の予定はないけれど、仕事があると嬉しいなと思ってはいます(笑)

連休の過ごし方をどうするか考えていく必要がありそうです。

 

目次

税理士業界的にはあまり嬉しくない10連休かも

今年は元号が変わるタイミングと重なり、超大型連休になるいわゆるゴールデンウィークです。カレンダー上は4月27日(土)から5月6日(月)まで休みになる方も多いかなと。

 

その分、世間がお休みの時に仕事をしなければいけない業種の方もいらっしゃいます。エンターテイメント系の業種の方や、飲食業の方なんかは世間の休み=お仕事が忙しい、というのが考えられます。

 

税理士はどうかというとまたひとつ違った事情がありまして。

 

というのも、日本の中小企業は3月決算の会社が多いです。中小企業で特別な延長措置を受けていない場合、期末から2ヶ月以内に法人税の申告をしなければなりません。

 

すなわち、3月決算5月申告の法人が多いんです。ということは大型連休で休めば休むほど、ただでさえ多い3月決算法人の申告書作成日数がタイトになります。

 

もし10日間あれば相当数の法人の決算を固め、申告書作成までこなせるかな、というのが個人的な印象です。

凄まじい量を担当している場合などは、10以上の法人の決算申告作業というのも耳にしますので、そうなると全然嬉しくない10連休になりかねません。

 

受験生ならその時期に確定申告時期の遅れを取り戻したい、というマインドが働きますが、今年ばかりはそうもいかないかも。

 

自主的な休日出勤で手当もつかず、仕事はかどったぜ、なんて悲しすぎます。

 

自分のことを振り返ってみると、決算の理想は40日決算、つまり期末から40日後に決算申告書が完成している状態を目指す、というのが前事務所での方針でした。

 

でも実際に蓋を開けてみるとそうもいかないことが多く、結局5月末までもつれ込んでしまうケースが大半で。

自分が独立してみて改めて40日決算の大変さを感じるところですし、可能であればぼくもお客さんに推奨したいなという気持ちはあります。

 

ぼく自身は今年は3月決算法人の申告書を作る機会は今のところないですから、もし単発で申告書作成依頼があれば喜んで引き受けて、10連休中に仕上げてしまうことを想定するでしょう。

 

法人税の申告のご依頼も4月中頃までにご依頼いただければ、世間が休み、会社さんが休みの間に仕上げてしまって、連休後に余裕を持って納税に対応できる状態を目指したいなと。

 

今のところスケジュール的にはすっからかんなので、もしご興味があればこちらをどうぞ(笑)

単発決算申告サービス

 

最近は休みの感覚がかなり薄れてきていて、今日が何曜日か本気で忘れていることもあります。また自分だけが仕事をする環境なので、正直休みだからとか平日だから、という認識はなくなってきました。

 

事実、今日も相続税のお客様の土地の現地確認と、確定申告の報告等が業務として入っています。

 

朝早起きで仕事をする時間を世間とズラす、休日でも仕事をするというカレンダーとズラす、というのはひとりならではですが、それと引き換えに休みを自分で設定することのハードルがあります。

 

[box class=”box29″ title=”サービスメニューはこちら”]

[/box]

休みを自分で設定することのハードル

仕事量を今は自分でコントロールできる部分とできない部分があります。

 

正直にいうと、こんなに時間があってだいじょうぶかオレ、という罪悪感というか不安が満載です。

ちょうど昨日、東京の井ノ上さんが休みを取ることの罪悪感についてブログ記事を書いておられましたが、コレはオレのことだ、と食い入るように記事を読んでしまいました。

[sanko href=”https://www.ex-it-blog.com/no-work-Sense-of-guilt” title=”仕事してない日の罪悪感をなくす方法。仕事しすぎをなくすためにも必要” site=”EX-IT AI時代の雇われない雇わない生き方”]

 

独立してちょうど2ヶ月。順調な部分もあればそうでない部分ももちろんあります。

 

仕事の量で考えると今は正直「もっとやれる」と感じてしまっています。仕事の中身もそうで、もっと税務やりたい、というのが本音です。

 

この2ヶ月あまり、確定申告のご依頼はありがたいことにちょこちょこ頂いていて、税務に取り組む時間が2月は多かったといえば多かったですが、雇われ時代と比べると圧倒的に少ないです。

 

代わりにと言っては何ですが、交流会や中小企業の社長さんが集まる会に参加したりという種まき=営業活動の時間は非常に長かったように思います。

 

自分の認識として怖いのが、営業活動=仕事じゃない、税務の仕事=仕事、というのが心のどこかにあったんだと、昨日の井ノ上さんの記事を読んで思ったところです。

 

毎日ブログを書いて、更新して、自分の経理をやり、という毎日の仕事もありますが、ルーティンすぎてこちらについても仕事という認識がかなり薄かったことに気がつきます。

 

結果的に税理士業のど真ん中ストレートである税務だけを自分の仕事としている自分に気がつきました。

 

よくよく考えると「もっとやれる」は主観的な話で、実は「もっと減らせ」なのかもしれませんし、「もっと遊べ」なのかもしれません。

 

仕事のしすぎになっても誰も注意してくれませんし、フリーランスになって体を壊したなんてことになったら目も当てられません。ぼく自身、何が仕事なのか、をもっと考えておく必要があるんでしょうね。

まとめ

世間は10連休でも、ぼく自身はそうならないかなと思ったりしています。

もっと自分自身の仕事の質、量ともに考えていく必要がありそうです。

それもコレもひとりを選んだがゆえの贅沢な悩みなのかもしれませんが。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次