前の事務所の名前で仕事が取れるか、取りたいか

ふんどしは置いて出たつもり

ふんどしは置いて出たつもり

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

こう言い続けておよそ一年が経とうとしています。いろんなところでいろんな方にお目にかかることがあって感謝の一年間になろうとしています。

そんな一年でしたがこう聞かれることも時々ありました。「どちらの事務所のご出身ですか?」と。

この言葉はひとつ今年のキーワードになったかなと。少しだけ振り返ってみたいと思います。

 

目次

前の事務所の名前で仕事が取れるか、取りたいか

独立前の税理士事務所の経験は一か所、京都市内でした。

割と京都では有名な事務所で、不動産屋さんや保険屋さんで今年であった人のほとんどから「前の事務所はどちらですか?」という定型文が発せられていたように思います。

 

ぼく自身は自分で言っていなかったのですが一応聞かれるとお伝えするんですね。

すると、「そうなんですか!〇〇先生をご紹介してもらえませんか?」とお願いしてくる方もいらっしゃって。

 

敢えて自分から言う必要もないかなと思っていたのですが、ある知り合いの保険営業マンに言われたのが、「ぼくなら前の事務所の名前で仕事引っ張りますけどね」と。これが意外なことに結構言われることが多くて。

 

ぼく自身は全くその発想がなく(のんきなものです)、独立したら自分の名前で仕事を取る必要がある、営業をしてく必要があると感じていました。

 

営業という意味でいろんなやり方があります。

前の事務所の名前で仕事を取る、と聞いてぼくが最初に思い浮かべたのが「ひとのふんどしで相撲を取る」ということです。

 

確かに、これまでの実績という意味では相続税申告書の作成も多く経験させてもらいましたし、不動産の譲渡所得税の申告も毎年多く担当しました。

前の事務所で経験したことはぼく自身の自信にもなっていますし今の仕事の基礎的な部分にもなっているので感謝はしています。

 

でも、事務所の名前で仕事を取る、というのがどうもしっくりせず。仮に取れたとして、自分が満足できるかは考えておいたほうがいいでしょう。自分の名前で仕事を取れる楽しさというのを感じたいなと。

 

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前の事務所での経験を感謝しつつ、自分で仕事を取る

実務経験という意味で前の事務所で経験したことに感謝しています。感謝しているのと恩返しというのはまた違うのかなと。

 

いわゆるのれん分けがあったり、以前の事務所から外注のような形で仕事の依頼がある場合もあるでしょう。(ぼくの場合は今のところありませんが(笑))

 

税理士として独立する方の多くが営業を経験していない状態です。

経験していない以上、自分の好きなように出来るというのもある意味醍醐味でもあります。(ゼロスタートの意地かもしれませんが(笑))

 

ぼくの場合でいうと、ご紹介があったりブログ・事務所HP経由であったり、比較的ルートとしては混ざっているかなと。

 

事務所HPを運営していると24時間営業してくれいているようなもので、ぼくの場合は夜寝るのも比較的早い(22時には床に入ります)ので朝起きたらセミナーの申し込みがある、みたいなことはしょっちゅうあります。

 

自分がどんなお客さんとどんな仕事をしていきたいか、そういうことは考えすぎて悪いものではありません。

 

いま思うと、そのあたりをカッチリ決めることなく独立したなぁというのが反省点のひとつです。

良く言えば余白があるといえますし、悪く言えばブレているといえなくもない。

 

試行錯誤しつつ自分がどんな風に営業をしていくか、色んな先輩方を見ながらやってみたいなと思うことは取り入れて、新しいことにチャレンジして、という繰り返ししかないよなぁと。

 

前の事務所で経験できたことに感謝しつつ、自分で道を拓き、自分で道を作っていくしかないですし、そういう意味ではゼロスタートは自由です。そこが楽しめるようになったのは今年のぼくの成長のひとつです。

 

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まとめ

営業をどうやって行くか、どんなルートで仕事を取るか、いろんな試行錯誤をしています。

それができるのも独立後の良さのひとつと捉えることができると独立後に感じる不安も少しは和らぐんじゃないでしょうか。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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