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「自分をコントロールする力」を読んでみて

自分をコントロールする力

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

今日は久しぶりに最近読み終わった本のご紹介をさせてください。「自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学」という新書です。

自分をコントロールしたいと常日頃考えていますがなかなか上手くいかないこともあります。またお子さんがいらっしゃる方にはぜひ読んでいただければと。

 

自分をコントロールする力

何がキッカケだったかハッキリと覚えていない(多分ラジオかな)のですが、本書のことが紹介されていました。

 

まず、良いなと思ったのがタイトルです。「自分をコントロールする力」というぼく自身も欲しいなぁと考えている能力についての本です。タイトルがキャッチ―ですよね。

 

これが本書で解説されている実行機能や非認知スキル、と言われていると手に取ることはなかったと思います。専門用語も分かりやすく丁寧に解説されています。

 

特に実行機能、という心の機能についての説明が例示もあり非常に分かりやすかったです。

少しピックアップすると実行機能には二種類あり感情面を担う実行機能と思考面を担う実行機能というものです。

 

感情の実行機能は目標のために欲求や感情をコントロールする役目を果たしており、クルマでいうところのアクセルとブレーキの役割を担います。

思考の実行機能は目標のためにクセや習慣をコントロールする役目を持ち、クルマでいうところのハンドルの役割を担います。

 

詳しくは章立てを見ていただけると興味が湧くかなと。

章立て

特に幼少期のお子さんがどんな風に実行機能と呼ばれるモノが発達していくかというのがかなり詳細に記載されいています。

筆者の方が研究からどんなこと(習い事や接し方)をすれば自分をコントロールする力を育てていけるかも、語られていますので、そういう意味で小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の親御さんにはとても参考になるじゃないかなと感じました。

 

このブログを読んでいる大人の方は既にその実行機能を獲得していることが多いでしょうし、それを今から鍛えるのは簡単ではないと本書でも述べられています。

むしろ鍛えるよりもどんな状況を自分で作ってコントロールしていくかに注目しておられます。

 

人間の感情や行動、心の中の話をしているのであまり得意でないと感じる方もいらっしゃるでしょうし、本当にこれが絶対的に正解というのも危ういです。

この点については本書の中で著者の方自身が真摯に向き合っておられて、今の時点ではこのデータや研究結果が正しく見えているけれど、10年後にはもっと違う話になっているかもしれない、ときちんと説明されています。

 

税理士のように数字を扱うワケではなく人間の心という目に見えないモノに対するアプローチの仕方についてとても気を付けてらっしゃるなと。その点も非常に好感が持てました、著者の方のお人柄がにじみ出てくる部分じゃないでしょうか。

 

自分のことを振り返ってみると

本書の中で衝撃的だったのは、子ども期における自分をコントロールする力=実行機能が高いと、大人になったときの経済状態や健康状態に影響を与える傾向があり、予測するのに役立つという点。

 

そんなに幼い時から人間は知らず知らずのうちに自分の欲求をコントロールするように徐々に成長しているのだなと。

 

確かに言われてみると自分を抑制する場面というのはあるなぁと、本書の中で説明される実験や研究結果をみていると感じることもあって。

 

みなさんにどう見えているかは分かりませんが、ぼくも思い出したように不安になることがままあります。独立してキラキラしているように見えているかもしれませんが、実際にはそんなことはなくてキラキラしているのはアタマだけです。

 

わりと自分が不安を感じていることや試行錯誤して上手くいかなかったこともオープンにしているつもりです。それは独立している状態が楽(ラク)に感じているわけではないからです。

 

ラクではないですが自分の仕事をunder control する、自分の制御下に置くことができていることについては楽しく感じています。

 

全てのことをコントロールできればそれに越したことはもちろんありませんが、意志の強さや力とは別に状況に大きく左右されることがあるものまた事実かなと。自分の心の状態によっては同じことを見たり聞いたりしても感じ方が異なることもあるでしょう。

 

本書の中でも状況をうまく作るというお話があります。

いくら実行機能が高くても、それを発揮できる状況に無ければ意味がないモノになります。睡眠不足とか体調不良とかもそうですが、精神的な安定というのも意識していきたいなと。

 

独立前の方とお話していると皆さん結構不安な気持ちがあって、独立してもう過ぎ一年が経つぼくも未だに不安な気持ちになることはあります。

でもそれって将来のことを考えたりすれば皆さん一様に感じるものですし、特別なことじゃないとぼくは考えています。

 

自分の気持ちとどう付き合っていくかというのも自分をコントロールする力のひとつとして意識の片隅に置いておきたいなと。

 

まとめ

浮き沈みは人ですからあるものですが、沈みすぎないように心がけています。

チョットできる気分転換も大事ですし、有給などがない分、自分で自分の仕事や休み、自分の時間をうまくコントロールしたいなと常々考えています。

ぼく自身はこの本を読んで改めて自分のことを考える良いキッカケとなりました。