残り時間と可視化の意識づけ

可視化でわかる 残された時間

体調が悪いとかではないのですが時間、特に残り時間を意識するようになった、ということを書いてみます。あとは可視化のことについて。

 

目次

一定年齢まで何日か

これを読んでいる方は自分が〇〇歳まであと何日かパッとわかりますでしょうか?

一日何分とかいろいろと時間についてはよく聞きますが、何歳まであと何日というのを意識することはあまりありませんでした。

 

あまりというのはExcelで計算式を入れて時々眺めていた程度で、毎日みることはなくこの独立後3年を過ごしていたということ。

 

年が明けて2月にタスク管理のセミナーを個別で受講した際にExcelの提供があり、そこに何歳まで何日、というのが計算されるようになっています。

 

タスク管理のExcelは基本的に開きっぱなしですので朝昼晩と毎日目にするわけです、否が応でも目に入ってきます。(これが意図するところなのかもしれませんが)

 

ちなみに今日、2022/3/13時点で生まれてから13,670日が経過し、40歳まで941日、50歳まで4,593日、60歳まで8,246日(60歳の欄はなかったので作りました)、75歳まで13,724日となっています。

 

多いとみるか少ないとみるか。それぞれ感じ方は違うと思います。

 

ぼくは意外と短いなと感じました。

 

75歳まででみるとあと13,724日で今日まで13,670日ですので生まれてから75歳までの期間でみると、もうすぐ半分です。もう半分かと。(いま37歳ですので)

 

37歳までの期間でみると、25歳ぐらいの時から税理士試験の勉強を始めたことを考えると、37歳までのうち1/3ぐらいは税理士にかかわるというイメージ。これがどんどん割合としては増えていくでしょう。

 

お子さんがいらっしゃたりするとこのあたりの時間の感じ方、時間軸はまた違ってくるのかもしれませんね。

 

では75歳までの日数がわかったところでいつまで仕事をしたいか、というのはなんとなく考えているでしょうか?

 

ぼくは75歳までは健康でいたいなとは思いますが、それ以降は年相応になっていくのかな、などと楽観的に捉えています。

 

心身の健康が維持されるという前提ですが、70歳までは仕事をしたいとぼんやり考えています。

そのあとは静かに税理士業からはフェードアウトしていくこともいいんじゃないかなと。

 

日数を具体的に目に見えるようにしたことでより意識することが多くなりました。

 

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時間は無限にあるという妄想とパーキンソンの法則

仕事や働き方について、いろんな方のブログを読んだり記事を手に取る機会があると目にするのが「パーキンソンの法則」です。

 

「仕事の量はあたえられた時間をすべて満たすまで膨張する」

これは時間があればあるほど仕事は増えていく、ということでもともとは公務員の方を対象とした仕事、生産性の研究による法則だそうです。

 

仕事をする時間が一日に8時間あるとします。

この時間めいっぱい仕事をしていて、仮に一日10時間まで仕事をしてよいとすると、8時間で終わっていた仕事が10時間かかるようになる、みたいなことが言われています。

 

仕事時間が長くなれば成果が上がるかというとそういうわけではないでしょう。残業時間も含めて仕事の時間に対してどれくらい成果が出たか、そういう見方が必要だということ。

 

勤めているときもこの辺りはよく疑問に感じた部分です。

生産性というのは働き方改革がキーワードとして流行ったときにはよく見かけました。生産性を改善しましょう、生産性を上げましょうという言葉。

 

ある仕事に対してかかる時間をプロセスや期限設定などを見直して短くなれば生産性は改善したと言えます。

 

勤めているとこの辺りは取り組んでいる職場もあるでしょうが、自営業者となった今は意識ししていないと仕事の時間をさも無限であるように過ごしている自分がいました。

 

タスク管理では仕事にかかる時間の見積もりをして実際の時間を計測するので、タスクを管理すると同時に時間を管理し、ひいては生産性を管理するということにつながっています。

 

また時間を意識することで締め切り効果も得られて仕事がはかどることが増えていますので良い効果を自分自身は感じています。

 

kindleで電子書籍を出しました。

可視化するのは大事

時間のことを意識するようになって毎日のタスクを終えたら仕事は終わりにして、趣味の時間や家族との時間を積極的に持てるようになりつつあります。

 

それがどれほど大変かというのは人によってまちまちですが、ぼく自身はダラダラと仕事をしてしまっていました。改めて振り返ってみると。

 

繁忙期であってもそれは同じで仕事も自分の時間も大切にしようと思うと、時間は有限で限られたものであることを可視化するのがよいでしょう。

 

可視化することでいうと自分の体重の推移も去年からずっと記録を付けています。食べたものはめんどくさいので付けていませんが、それでも体重と体脂肪率は記録を続けています。

 

これも一つの可視化です。

自分の事業の帳簿付けも数字という意味で可視化していると言えます。

 

帳簿付けをしていないと自分の事業が果たして利益がでているのかいないのかわからないでしょう。

 

現預金が増えていたら利益が出ているように見えますが、個人事業主で通帳を事業主勘定で処理をしている場合はどうでしょうか?

 

確定申告が終わると「利益やおカネが増えた実感がないのに税金が増えた」と言われることがあります。

 

家事費、いわゆるプライベートの費用も増えていないか可視化してみるのがいいかもしれません。

 

このままで大丈夫なのか、経費は抑えるのか、投資を検討してもよいのか。可視化を通して方向性も見えてきます。

 

意思決定のために可視化というフィルターを活用していきたいところです。

 



まとめ

可視化しようと思うといろんなプロセスがあります。

体重の記録一つとっても、体重を図るタイミング、記録をどこまでするか、データの取り方にも個性がでてくるでしょう。

でも一時的なもの例えば一週間だけだとデータとしては足りないように思います。

コツコツ続けられる取り組み方も可視化には必要です。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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