何かを始めると結果がすぐに欲しくなるものです。仕事もダイエットもそう感じる自分がいましたが、独立してからは即効性を求めなくなりました。
独立という仕事
独立の仕方もいろいろとあります。
例えば、試験に合格したらもう来月から来なくていいよ、みたいなことを所長に言われて、ということもあったりするようです。
ほかにも転職したけれど思ったようにいかずやむなく独立した、元から独立したくて計画的にやった、ということも。
計画的であってもそうでなくても、独立するにあたってはいろいろと合意を得る必要があります。
退職するにあたっても引継ぎや今ある仕事を片付けてから、というのは考えるところでしょう。
家族がいてご家庭がある場合には、退職後の見込みについても不安を感じる家族の方は多いです。
独立するにあたっても私の場合は即効性を求めないようにしていました。ある程度準備したいなという気持ちはあったので、こつこつとブログを更新したり、事務所ホームページを作りこんだりと出来ることを独立前からやっています。
それは成果が出るまでに時間がかかるだろうということを考えていたからです。
独立後の営業活動
独立後の営業活動はネットがメインになっています。
このネットで営業活動をすることについて業界としてはまだまだネガティブに捉えられることが多い印象ですが、お客様はどうかというとそれほどでもないかなと。
というのもキチンと更新して開示すべき情報をオープンにしていることが大事で、それができているかどうかでネット営業への感度というか印象が変わります。
私自身はネットで営業活動をすることについてメインに考えていたのですが、すぐに効果が出るとは思っていませんでした。
むしろ時間がかかる営業活動だろうと。
慌てて受注をする、条件にあわなくても、もっというとこちらが損する可能性があっても受注するということが多くないです。
よく独立後の税理士業に限らず士業の営業では、独立したてで仕事がないと安く大量に受けてしまって後で採算が合わず時間も確保できずで大変なことになる、というのが言われたりします。
ネット営業をメインにしていると即効性がそもそもない営業活動ですので、上記のように大量に安く請けることがそもそもありません。
紹介だとどうかというと紹介はこういったことが発生する可能性はあります。
どうやって紹介されているかわかりませんし、こちらのキャパシティを把握しているわけでもないでしょうから。
即効性がないぶん、どこで食いついないで行くか、というのはとても大事になってきます。
ネット営業をしつつ、交流会に行ったり金融機関を回ったりして、いわゆる対面での営業活動も両輪で最初のころはやっていました。
対面での営業活動のメインの成果は相続関連業務で、顧問業務は今はネットからしかご依頼がない状態です。
即効性がある営業活動もあるかもしれませんが、自分がどういう活動をしてみたいか考えた結果の今のスタイルになっています。
ネットでの営業活動は即効性がなくて時間はかかるのですが、その分相性がいいお客様からのご依頼があり、とてもいい環境で仕事ができていると感じています。
独立後の健康
独立後は健康を害してしまう人がいる一方で、健康度が増す人がいます。
独立当初の2019年から2020年の末までは結構健康に気を使うことなく、お酒を飲んだりたくさん食べたりしていました。
想像に難くないですが体重がどんどん増加して、人間ドックを2020年末に受けて脅されて2021年はダイエットに取り組みました。
糖質を緩やかに減らす
お酒を減らす
運動を増やす
この3本柱で取り組みました。
おかげさまで20キロほど痩せたのですがダイエット関係はこれを食べればとかこれを飲めばすぐ痩せるみたいなのがかなり広がっています。
情報としてというか体験として一日にしてならずな部分がダイエットは大きくて、即効性がないもののほうが実は効果が良かったりします。
上記で書いた3本柱は全部初めても一日に数百グラムとかそれぐらいのレベルでしか減りません。
即効性をダイエットに求めてしまうと身体に大きな負担がかかってしまいます。
即効性がないことのほうが効果が高いことはある、ということの良い学びと経験にもなりました。
なので体重の減少が鈍化しても、こんなもんかなと構えていられましたし、いまでも一週間の平均線で体重は管理しているので上下動があっても気になりません。
セミナー情報
6月1日(土)独立5年経ってのぶっちゃけ振り返りセミナー
まとめ
即効性を求めてしまう自分がいましたが特にダイエットを経験してからは即効性を求めなくなりました。
仕事がない状態、体重が減らない状態は焦りを生みますが、焦っても何もいいことはありません。
どう打開していくか、焦らずじっくり取り組む方が効果が高いと自分に言い聞かせて今後もやっていくことになりそうです。