本を手に取る機会はありますが、電子や紙媒体のモノを用意する必要があり、何かをしながら読むというのは難しいです。
最近は本を耳で読む、Audbleにハマっています。
ランニング中に本を読む
10月末のマラソン大会に向けて長時間走る機会が夏の終わりとともに増えてきました。
具体的には90分から120分ぐらいまでのいわゆるロングスローディスタンス(LSD)というやつです。
以前は走っているときにスマホに入っている音楽を聴いていましたが、ずーっと同じ調子というか曲のルーティンで飽きていました。
そこでYouTubeはプレミアに課金しているのでYouTubeを流していたのですがこれも通信料がめちゃくちゃ上がってしまって、月末に困ることになるのですぐにやめて。
じゃあ今度はとラジオアプリであるradikoを使ってみましたが、予定調和がなくDJが話している部分もあるのでよいと感じる部分もあれば、通信料の問題という悪い部分もあり、さてどうしようかなと。
気がまぎれるので何か耳に入れておきたいという私の希望をかなえてくれたのがAudibleでした。
AudibleはAmazonが提供しているサービスでアプリで登録すると、書籍を音声化したものが聞けます。
なんだそれだけかと思うかもしれません、私も最初はどんなものかと思っていたのですが、Audibleをはじめて結構ハマっています。
流し聞きできる、事前にWi-Fi環境でライブラリに書籍を登録できる、倍速再生できる、といった内容が特に気に入っています。
むかし、税理士試験の受験中に自分で理論を音声化して聞いていたことを思い出しました。
気になるフレーズは結構走っているときでも頭に残っていますし、気になればまた聞くこともできます。
書籍自体はまだまだ多くはない印象ですが、流し読みしたい、サーッと読みたいビジネス関係の書籍は結構ありますので耳で本を読みながら走っている、そんな感覚を持っています。
これまでAudibleで読んだ本は、「バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則」、「ジェイソン流お金の増やし方」、「やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ」の3冊です。
短いものであれば2時間もあれば聞けてしまえます。
それぞれにこれはいいなと思うフレーズや内容があったので十分収穫がありました。
車で移動中の読書
ランニング中に聞くAudibleでしたが最近は車での移動中にも流しています。
移動は基本的に公共機関を使わないことが多く、車か自転車かという生活なのですが、車での移動時は何もできない時間のひとつでした。
何かしながら運転というのはやはり危険ですし、運転自体は嫌いではないのですが時間を要すると暇な時間でもあります。タダの移動になってしまいますので。
Audibleをはじめてすぐに車ではラジオの代わりにAudibleを流しています。半分以上聞き流している状態に近いですがそれでもキーワードは引っかかってきますのでとても良い時間になっています。
ビジネス系の書籍、マーケティングや資産運用など気軽に手に取りたい本のラインナップもありますのでラジオもいいですが、Audibleが最近は一押しです。
特に聞いていてよかったのは口語体で書かれた書籍だと、実際に著者が読んでいる、話しかけているような雰囲気を感じ取れてセミナーを受講しているような感じでよかったです。
車での移動中もよい時間の使い方ができそうでとても気に入っています。
読む本のジャンルで読み方を変える
すべての世に出た本を読むことはできませんので取捨選択が必要になってきます。
それでも読みたい本のための時間は必要ですが、手に取った本が自分が思っていたのとどうやら違う、ということもあるわけです。
手に取った本に書いてあることすべてが自分に参考になるわけではないでしょう。
こう考えると本には自分にとって当たり外れがあると言えます。そう考えることができたときに、読む本を多くしていくのが苦にならなくなりました。
もともと本は読む方ではありますが、Audibleがそこに加わってある意味さらっと流し読みができる、という状態になっています。
一つでも自分に引っ掛かるワード、行動に移すことができればそれで御の字です。
税務に関する難しい専門書や小説はじっくり読むのですが、ビジネスに関することや資産に関すること、マーケティングなどは多くの書籍にあたって自分に参考になることをひとつでも見つけよう、という姿勢になっています。
読む本のジャンルで読み方を変える、バリエーションの増やすというほうがしっくりくるでしょうか。
Audibleは私にとってそのバリエーションを増やすきっかけとなりツールとなっています。
もし興味がでてきたら試してみてください。
まとめ
読む本のジャンルで読み方を変える、という体験を得られたのがAudibleをはじめてからの一番の収穫でした。
本を読めない状況でも耳が自由なら本を読めます。Audibleのある生活を楽しんでいきます。